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保育補助は無資格でも就業可能?資格不要で保育業界に転職する手段とは

保育補助の仕事とは?保育士資格がなくても保育の仕事をする方法

「子どもと関わる仕事がしたいけど、保育士資格がないとできない」

国家資格である保育士資格がないと保育士にはなれないため、資格を取るべきか悩んでいる方は少なくありません。

資格がない状態で保育の仕事に携わりたい場合、「保育補助」が選択肢に入るでしょう。

本記事では保育補助と保育士の違いや保育補助で働くメリット・デメリットを解説します。

保育業界で働きたいと考えている方はこの記事を参考にしてみて下さい。

保育士資格がなくても保育補助にはなれる

保育士は0歳児~就学前の子どもを対象に保育に関係する業務全般を行ないます。

それに対して、保育補助は、保育士の手が回らない業務を担うための職業です。

もちろん資格・経験がある方が優遇されますが、全ての求人で資格が必須にはなりません

認可・認可外を問わず、様々な保育施設で働ける可能性があるため、保育業界に入りたい方にはおすすめです。

保育士資格を取得する場合、大学・短期大学を卒業済みor児童福祉施設での実務経験2年以上が必要になります。

保育補助は近年注目されている職業

働く女性の勤務スタイルの多様化から保育施設の需要が高まっている反面、長期的に保育士が不足しています。

既存の施設でも少人数で回さざるを得なくなれば、保育士に大きな負担がかかるのは避けられません。

新しく保育施設を作っても人手不足は解消されないため、国は保育施設における保育補助の雇用要件を大幅に緩和しました。

2015年より導入された「子育て支援員制度」により、保育士資格がなくても研修(20時間程度)を受けると保育補助の業務が可能です。

賃金についても国や自治体が補助金を出しているため、昔に比べると資格がなくても働きやすい状況にはなっています。

保育補助と保育士の仕事内容

保育士の仕事内容

  • クラス担任を受け持ち、保育計画を作成する
  • 行事の企画や準備を手動する
  • 保護者とコミュニケーションを取る

基本的に上記のような保育業務は、保育士資格を保有する職員が主導します。

保育士だけでは対応が難しい仕事を代わりに行ない、環境を整えるのが保育補助の仕事です。

勤務先に保育士が多く在籍している場合、保育補助は準備や電話対応、掃除などの裏方作業が多くなるでしょう。

逆に、保育士の数が少ない施設では食事補助や保護者対応など、保育士と同等の仕事を求められるケースもあります。

保育補助になるメリット

  • 資格や実務経験がなくても働ける
  • 子どもと接する機会が多い
  • 保育士より勤務時間に融通が利く

保育士になるには、大学・短大・専門学校などで所定の課程を修了する、もしくは保育士試験に合格する必要があります。

保育補助として働く場合、通信講座で保育士資格を取得すれば正規の保育士として勤務できる可能もあるでしょう。

将来的に保育士として働く可能性があるなら、保育補助の経歴もアピール材料になります。

保育業界で働きたい方にとっては、子どもと接し、先輩の保育士から助言を受けられる点も大きなメリットですね。

保育施設によっては働く時間や曜日を選べ、特定の曜日のみ・短時間など勤務に融通が利く可能性も高いです。

保育補助になるデメリット

  • やりたい仕事ができない可能性がある
  • 賃金が保育士より安い

保育補助は仕事内容が職場によって異なるため、希望する仕事を担当できないケースもあります。

子どもとあまり関わらない作業や準備、清掃などが主な業務になったり、想定外に多く仕事を頼まれたりする可能性はあるでしょう。

もう一つのデメリットは、正規の保育士に比べると保育補助の賃金が安い点です。

保育補助の時給は保育士(アルバイト・パート)より100~200円ほど安い傾向にあります。

勤務地域や経験・スキルによって変動しますが、保育補助の時給相場は1000~1200円程度。

応募する際に、勤務条件や仕事内容を確認しておくとミスマッチを防ぎやすくなるでしょう。

資格がなくても保育補助の仕事に採用されるコツ

保育施設で働く際、単に「子どもが好き」と伝えるだけでは志望動機として不十分です。

保育補助として働きながら保育士を目指しているなら、将来保育士になりたい意欲を積極的に伝えましょう。

保育の仕事への目標や熱意、責任感を持って取り組めそうな印象を与える理由付けをしてください。

その他、ピアノ・歌・工作・スポーツなど保育に関連付けられる特技があるとアピールポイントになるでしょう。

ピアノを弾けたほうがいい?

保育補助に必須となる経験・資格は特になく、楽器が弾けるかどうかも問われません。

ピアノの演奏ができなくても、保育補助としては問題なく就業可能です。

後々保育士になりたいと考えている方は、ピアノの練習をしておいて損はないでしょう。

保育施設によっては保育士もピアノを弾かなくて良い場合があるので、関心がある方はチェックしてみましょう。

保育補助になりたいなら転職サイトを活用しよう

保育補助の多くはパート・アルバイトでの求人によって採用されています。

そのため、求人を探す際はパート・アルバイトに対応した転職サイトを利用しましょう。

保育補助の求人があるおすすめの転職サイト

リクナビ
NEXT
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転職サイト リクナビNEXT とらばーゆ
年齢層
年齢制限なし
特徴 国内最大級の求人数を保有 女性の転職に特化したサイト
主な
業種・職種
IT/通信・サービス系
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正社員を目指すなら保育補助以外の選択肢もあり

保育補助の仕事は非正規雇用の場合が多く、正社員での求人が出るのはごくまれです。

そして、正社員で保育の仕事をしたい場合は実務経験不問でも保育士資格や幼稚園教諭の資格が求められるケースが多いでしょう。

保育補助の求人数もそれほど多くないため、資格のない方にとっては狭き門となります。

保育士資格を取る予定がない方は、保育補助以外の選択肢を検討してみてもよいでしょう。

遊園地や子ども服売り場、ゲームセンター、幼児向け教室など、子どもに関わる機会が多く資格が必要ない職業は多く存在します。

おすすめの転職エージェント

下記で紹介している大手転職エージェントは保有する求人数が多く、さまざまな業界・地域に対応しているのが強みです。

保育関連の仕事もある程度取り扱っているので、ニーズに合わせた求人紹介を受けやすいでしょう。

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保育補助は学生や主婦などにおすすめの職業

保育士の仕事をサポートする保育補助のメリットは、将来的に保育士資格を取る際に役立つ点と勤務時間をコントロールしやすい点です。

保育士資格の取得を目指している方や、残業を避けて保育の仕事に携わりたい方にはおすすめの職業です。

保育士に比べると賃金が安かったり、保育施設によって業務内容が大きく変わる点には注意してください。

もちろん「無資格でできる、子どもに関わる仕事」の選択肢は保育補助だけではありません

アミューズメント施設や子ども服売り場、幼児向け教室など、子どもに関連する職業は数多くあります。

その上で保育業界に興味のある方は、保育補助のメリット・デメリットを理解した上でチャレンジしてみましょう。

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