証券会社のディーラーってどんな仕事?仕事内容や必要なスキル、将来性などを徹底解説

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証券会社のディーラーというのは、あまり仕事のイメージがわかない人も多いかもしれません。お客様に金融商品を勧める仕事ではなく、証券会社の資金を利用し、株式トレードや為替のトレードを行う仕事です。多額のお金を動かし、一瞬で何千万もの利益を稼ぐこともあれば、逆に暴落によって損失を生み出すこともある緊張感のある世界です。
証券会社のディーラーというのは実際にはどのような仕事をしているのか、必要なスキル、具体的な仕事の流れ、さらには待遇や将来性などについてご説明します。
目次
証券会社のディーラーの仕事内容
証券会社のディーラーの仕事内容は、証券会社の資金を金融市場での取引によって増やすことです。日々刻々と変化していく相場を読み、利益を上げ続けることが求められます。
証券会社のディーラーの仕事の具体的な中身について詳しくご紹介していきます。
証券会社のディーラーが果たすべき役割とは
証券会社のディーラーは、会社の資金を実際のトレードによって運用し、利益を上げることが仕事です。株式や債券、先物取引など様々なマーケットでトレードを行います。大量のパソコン画面を追いながら、取引を行っていきます。ディーラーにとっては、数字での結果が全てです。その日どれだけ収益を上げることができたのか、継続的に収益を上げ続けることができているのかということが、問われ続ける厳しい仕事です。
ただ、その反面、結果を残せば年齢も入社年次も関係ありません。すべてのディーラーが対等な立場で、自分の判断で仕事を行うことができます。巨額の利益を生み出すディーラーの仕事は、証券会社にとって、非常に重要な役割を担っているといえます。
証券会社のディーラーの1日の仕事の流れとは
証券会社のディーラーの具体的な1日の仕事の流れはどのようになっているのでしょうか。日本の株式市場でのトレードを行う場合の、一般的な流れについてご説明をしていきます。
- 毎朝
株価に影響があると思われるあらゆるニュースのチェック - 出社
各銘柄のチェック・その日に売買をする銘柄のリストアップ - 9:00(前場)
株の売り買いを繰り返し - 11:30(終了)
休憩 - 12:30(後場)
株の売買 - 市場終了
その日の取引を集計
まず毎朝必ず、世界経済・日本経済の動向や、政治、地政学的リスクなど株価に影響があると思われるあらゆるニュースをチェックします。トレードは情報戦です。日ごろから情報収集をしておくことは欠かせません。
出社したら、各銘柄のチェックやその日に売買をする銘柄のリストアップを行います。
9:00になると、前場が開きます。値動きを確認しながら、株の売り買いを繰り返し行います。多くのパソコンモニターで様々な情報をチェックしながら進めていくため、気を抜くことはできません。
11:30に前場が閉じ少し休憩をとった後に、12:30からの後場での売買を行っていきます。市場が閉じれば、その日の取引を集計し、業務は完了となります。
証券会社のディーラーとなるために必要な経験やスキルについて
証券会社のディーラーは、専門性の高い特殊な職種です。完全な未経験者は難しいといえます。ただ、個人での投資で実績を残した経験があると有利な場合があります。また、証券会社の営業から転身するという道もあります。
証券会社のディーラーには、金融市場に対する興味関心の高さが必要不可欠です。常に変化し続ける金融市場について学び続け、自らを高めていくことが求められます。
また、巨額のお金を動かす精神的なタフさも求められます。損失を出す取引をしてしまう場面が必ず出てきますが、そこで崩れず、淡々とトレードを続けられなければディーラーは務まりません。
こんな人は証券会社のディーラーに向いていないので注意
- 安定志向の人
- 一歩ずつ積み重ねて仕事をしていきたいという人
- 人の下で仕事をしたいという人
証券会社のディーラーに向いていないのはどのような人でしょうか。まず、安定志向の人には向いていない仕事です。ディーラーは結果を残せなければ、その会社にはいられません。常に浮き沈みのある中で、仕事をし続けることが求められます。一歩ずつ積み重ねて仕事をしていきたいという人は避けましょう。
また、人の指示に従って仕事をしたいという人もやめておいた方がいいかもしれません。ディーラーの仕事はすべて自己責任です。どのような取引を行うのか、常に自らで情報を仕入れ、戦略を立て実行していかなければなりません。
証券会社のディーラーの待遇や将来性について
証券会社のディーラーは、歩合制の要素が高い仕事です。結果を残せば、非常に高額な報酬を受け取ることも十分に可能です。半面、結果を出すことができなければ会社で働き続けることが難しくなるなど、厳しい側面もあります。実力主義の世界といえます。
ディーラーは証券会社にとって、利益を生み出す生命線のような存在です。金融市場という仕組みがなくなることは考えづらいため、この先も十分に活躍の場はあると考えられます。また、ディーラーとして実力をつけていくことができれば、より条件の良い会社に移ったり、専業のトレーダーとして独立したりすることも可能です。

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