医療機器の設計開発エンジニアの仕事内容・将来性を解説

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医療機器エンジニアと言えば、医療機器を作るスペシャリストですよね。医療機器メーカーで最も重要なポジションと言っても過言ではありません。
そんなものづくりのスペシャリストである医療機器エンジニアについて、仕事内容や収入、なるための経験や資格について紹介していきます。興味のある人は参考にしてみてください。
目まぐるしい進化を遂げる医療機器エンジニアの仕事とは?
医療機器は時代と共に、かなりの進化を遂げています。少し前までは不可能だった治療法が可能になるなど劇的な進化を遂げ、そのすばらしい進化を担っているのが医療機器エンジニアです。
医療機器エンジニアがどのような仕事をして、すばらしい医療機器を作り出しているのか見てみましょう。
医療機器エンジニアの具体的な仕事内容
医療機器エンジニアは、手術や検査で使う医療精密機械を開発、製作する人のことです。精密機械ですので、確かな実力が要求される難しい仕事とも言えます。最先端医療の機器製作に携わるのは、人間の命に携わるのと同じことです。
それだけ重要な責務を負った仕事と言えるでしょう。誰にも教われない、どこにも答えはない状態で、新しい技術を生み出していく、とても大変だけれどもすばらしい仕事です。
医療機器エンジニアが医療業界で担う役割
各家電メーカーでも率先して医療機器開発に参入しているなか、今まで治らないとされてきたガンを始め、さまざまな厚生労働省指定難病を治そうとするために、今現在も先端医療のための医療機器が開発されています。
既存の機器を作るのは誰にでもできますが、最先端医療のための新しい機器を生み出すのは容易なことではありません。医療機器エンジニアは、とても難しい新しい技術を生み出すために存在しています。
医療機器エンジニアが必死に努力することで、今まで助からなかった生命を助けられるかもしれないと考えると、医療機器エンジニアが医療業界で担う役割は相当大きなものと考えて良いのではないでしょうか。
医療機器製作の流れ
まずは現場に立ち会うところからスタートします。現状の医療はどうなっているのか、医師や患者はどのような問題にあるのかをよく把握するところから始まり、開発のベースとなる計画書を作成していきます。
医療機器の開発には、既存の医療機器の問題点などを見つけることも大切なので、臨床や手術に立ち会い、新しいアイデアを生み出すための参考にすることが多いです。新しいアイデアが生まれたあとは、試作品を幾度となく作り、最終的な形までもっていきます。
医療機器エンジニアにはどんなスキルや経験が必要か?
ものづくりの高い技術が必要で、自分には不可能かと思われがちな医療機器エンジニアですが、実際にはどうすればなることができるのか解説していきます。
医療機器エンジニアになるために必要な経験
- ものづくりの経験
- SEやプログラマー、データベース開発経験
- 統計解析の経験
当然、ものづくりの経験がない状態で医療機器エンジニアになるのは難しいです。ただし、医療機器を製作するのに必要な分析や計測、表示や接続などのコアテクノロジーなどの分野で活躍をした経験のある人なら、医療業界未経験でも望みはあります。
SE、プログラマー、データベース開発、統計解析などの経験がある人なら、医療機器の分析に役立つので、経験として役立つでしょう。
医療機器エンジニアとして求められるスキル・資格
医療機器エンジニアとして、最低でもハードウェアとソフトウェアの両方のスキルが必要ですが、アイデアを生み出す力、創造力の高さが求められるので、必須と言うほどではありません。中途採用で求めているのは、向学心、向上心などで、最初から高いスキルは求めていないようです。
あとは資格ですが、すべてに当てはまるわけではないのですが、英語必須となっているメーカーもあり、英検を取っておくのも良いかもしれません。
医療機器エンジニアに向いていない人の特徴
- 率先して考えることができない人
- 勉強嫌いな人
- コミュニケーションが苦手な人
自分で考えることがとても重要なので、率先して考えることができない人には向いていません。あとは日々勉強しなければならないことがたくさんあるので、勉強嫌いな人もやめておいた方がいいです。
それからディスカッションをしながらアイデアを生み出すことも大切なので、コミュニケーションが苦手な人も不向きと言えます。
医療機器エンジニアの年収はいくら?将来性はあるのか?
高い技術が必要となる医療機器エンジニアなら、相当な収入が見込めるのではないかと考えてしまいますが、実際にはいくらなのか、平均的な年収を見てみましょう。さらに、将来性についても説明していきますね。
医療機器エンジニアの年収
年齢問わず、最初はだいたい平均して566万円からスタートです。実績があがっていくにつれ、年収も高くなっていきます。
※平均年収ランキング2017
「研究開発×メディカル×30代」
参考URL
https://doda.jp/guide/heikin/search/
医療機器エンジニアの将来性について
今後も最先端医療で使用する医療機器の開発ができる医療機器エンジニアの存在は、とても重要なポジションと言っていいでしょう。そのため、一度身に付けたスキルは消えることなく、生涯役立つものになりますし、今後も需要が高いままと言えます。広い意味で、将来的に安泰と言える職業です。

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