飛行の安全を守る仕事!航空機エンジニアとは?

※内容に広告・プロモーションを含みます
どんな遠くの場所でも短時間で行ける飛行機。大きな鉄の塊が空を羽ばたく姿はいつ見ても驚きを隠せませんよね。とても便利な飛行機ですが、安全に目的地に着くまで、航空機の構造設計はとても重要です。
そんな大切な役目をしているのが、航空機の構造設計を担当し、飛行の安全を守る、航空機エンジニアという仕事です。縁の下の力持ちである存在で、重要な役割を担っている航空機エンジニアがどんな仕事をしているのか、なるためにはどうすれば良いのかについて解説していきます。
航空機エンジニアが実際に行っている仕事内容とは?
主に航空機を作るための構造設計を担当します。構造設計がしっかりしていないと、実際に航空機を作るときに、不具合が生じてしまいます。航空機を作るために、緻密な設計図を作り上げる航空機エンジニアの仕事について見ていきましょう。
航空機エンジニアの仕事内容
航空機の構造設計をするのに、具体的には「CAD」か、もしくは「CATIA」を使用して設計図を作っていきます。「CATIA」は、「ダッソー・システムズ株式会社」が開発した「3D CADソフト」のことです。
「CATIA」では、より立体的に設計図を作成できるので、航空機を設計するのに欠かせないソフトとなってきています。飛行機をより安全に、よりスピードが出やすいように考えながら設計し、何度もテストを繰り返していって、ようやく完成です。
少しでも不具合が見つかれば、何回でも作り直しをしていきます。根気のいる作業であることは間違いありませんが、やりがいのある仕事です。
航空業界における航空機エンジニアの役割
航空業界において、飛行中の事故は起きてはならないことですが、事故は起きないとしても、少しの不具合でも許されません。乗客を不安にさせるようなことがあってはいけないので、そのためにも設計段階での航空機エンジニアの役割はとても大きいものです。
航空機エンジニアの業務フロー
- チームに分かれパソコンでの設計作業
- 会議・ミーティング
- 設計完成後は工場担当者との打ち合わせ
「CAD」か、もしくは「CATIA」を使っての作業が大半になるので、ほとんどがパソコンでの作業となります。大きな機体を作るため、いくつかのチームで作業をすることが多く、会議やミーティングを繰り返しながら、進行していくことが多いです。
実際の作成段階では、工場の担当者と打合せ・チェックを行いながら、不具合や問題点があれば即座に対応していきます。
航空機エンジニアになりたい人必見!航空機エンジニアになる方法は?
航空機エンジニアは魅力的な仕事ということはわかってもらえたかと思いますが、では、いったいどうすれば航空機エンジニアになれるのかというのが、とても気になるところですよね。そこで、航空機エンジニアになる方法を解説していきます。
航空機エンジニアに必要な経験
経験に関しては、必要な経験というのはありません。なぜなら、1人でやる仕事ではなく、大勢でチームを組んでの作業となるため、経験を積みながら仕事を覚えていけるからです。
もちろん、前職が違う業界であったとしても、エンジニアとしてものづくりに携わっていたなどの経験があれば、優遇されることはあります。
ただし、必須ではありませんので、まずはやる気と熱意が重要であることは間違いありません。
航空機エンジニアに求められるスキルや資格
スキルや資格はとくに必要ありませんが、何の知識や技術もない状態で、航空機エンジニアになるのは無謀とも言えます。最も確実な方法は大学でしっかりと航空機の仕組みや、パーツの特徴などをしっかりと学ぶことです。
航空機の設計や開発など、専門的な分野が勉強できる大学を選び、しっかりと勉強をしてから、ANAなどの航空機会社へ就職するというのが一般的です。求人のなかには高校卒業でも、意欲があればということで、応募している企業も稀にありますが、現実的ではありません。
航空機エンジニアに向いていない人の特徴
- マイペースに1人で作業をするのが好きな人
- 考えるのが苦手という人
大人数によるチームで力を合わせて仕事をしていくため、ある程度の協調性は必要です。マイペースに1人で作業をするのが好きな人は向いていないでしょう。
緻密さと考察力、独創性が必要なので、考えるのが苦手という人は止めておいた方が無難です。
航空機エンジニアは高給与?将来性はある仕事なのか?
難しい仕事のため、かなりの高い給与が期待される航空機エンジニアですが、平均年収はどうなっているのでしょうか。気になる将来性についても、合わせて解説していきます。
航空機エンジニアの平均年収
職種で技術系(電気/電子/機械)中にある、回路/システム設計の平均年収は、554万円となっています。ただ作るだけというより、設計する能力が必要とされているため、高めに設定されているようです。
2017年平均年収ランキング「技術系(電気/電子/機械)職種の回路/システム設計」
参考URL
https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/
航空機エンジニアの将来性について
航空業界がなくなる、もしくは縮小になる可能性は低く、長く安定していく業界です。さらに、業界に限らずものづくりに関する技術は、どこの企業でも重宝されます。長い目で見て安定した職業であることには間違いないです。

リバティーワークスは、仕事のすべての悩みに本気で向き合うWebメディアです。働く悩みを“ゼロ”にして、仕事も人生も楽しむための情報を日々発信しています。
リバティーワークス編集部の最新記事
- JAC Recruitmnentで門前払いされる?門前払いされやすい人と好条件転職成功のコツ 2023/9/27
- entpの適職は?entpの特徴と適職・向いてない仕事を知って転職成功! 2023/9/27
- dodaから連絡が来ない原因は?連絡が来ない時の対処法を知り転職成功へ 2023/9/26
今よりいい会社に転職しませんか?
転職活動は転職エージェントを活用した方が効率的です。
複数の転職支援サービスを併用すると希望通りの転職が実現しやすくなります。
リバティワークスのおすすめは、実績No.1の『リクルートエージェント』と、20~30代向けの『マイナビエージェント』です。
自分の市場価値がわかる『ミイダス』も利用すれば転職成功率はさらに上がります。
登録はスマホ一つで簡単!最短3分で完了!
転職エージェントのサポートは無料なので、まずは気軽に相談してみましょう。

転職成功実績No.1!非公開求人多数
幅広い業界・職種から希望条件にマッチする求人を紹介可能。
年代問わず転職決定者が多く、キャリアアップ・キャリアチェンジに強い。充実の面接対策も人気!

20代に信頼されている転職エージェントNo.1!各職種の転職事情を熟知した手厚いサポートに定評アリ。
主に中小企業で独占求人が多く、IT系にも強い。転職回数が少ない求職者は転職活動が有利に進む。

求人の3割以上が年収1,000万円超。登録者のレジュメを見た企業やヘッドハンターから直接スカウトされるため採用率が高い。
必ず面談or面接できる「プラチナスカウト」では役員や社長面接確約も。キャリアアップを目指す人は外せないサービス。