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みんなの転職のきっかけは?アンケート・口コミをもとに探る2018年の転職

みんなの転職のきっかけは?アンケート・口コミをもとに探る2018年の転職

「転職を考えるけれど、ちょっと不安。」
「他の人はどんなふうに考えて、転職をするのだろう。きっかけが知りたいな」

そんなふうに思っていませんか?
転職を経験した人がどんなきっかけで転職したのか、その選択で間違いなかったのか、とても気になりますね。
人間関係なのか、待遇なのか、それとも仕事の内容なのか。
いずれにせよ、向上心を持たない人は転職に成功しませんから、転職を無事にちゃんと済ませた人の転職のきっかけを知れば、自分自身のヒントになるはずです。

判断材料に、使ってみてください。『自分は果たして今、転職すべきなのか』そう思っている方の背中を押せれば幸いです。

年齢ごとに転職をしたきっかけは何?



出典:年代別・転職を考えるきっかけ/パソナキャリア

20代は自己実現

  1. 仕事の幅を広げたかったから
  2. 年収・待遇面を向上させたかったから
  3. 会社の将来性に不安を感じたから
  4. 残業時間が多いから

20代の転職きっかけ。それは「できる仕事の幅を広げたい」というものが半数を超えています。これは今の若い人らしく、自己実現やなりたい自分をよく捉えていますね。

「今後のキャリアを考え、これまで経験してきた事に幅を持たせたいと思いました。」(29歳男性)
参考:ミドルの転職

20代はまだまだこれから先が長いですし、今あるスキルを最大限活かせる仕事に就きたいと考える人も多いようです。

「年功序列制で評価体制がハッキリしておらず手当も手薄なので、給与面で将来の不安を感じた」(29歳女性)
参考:キャリコネニュース

「30歳を前に、どんな事ができる人間になりたいかを再考。今の仕事はゴールへの最短ルートではないと考え、転職を決意しました。」(29歳男性)
参考:ミドルの転職

「年収・待遇面を向上させたかったから」という今の会社では年収や待遇に不満がある。このままの年収では将来が不安など3位の「会社の将来性に不安を感じたから」という理由とも被ってくる部分ですね。

「始発で出社、終電で帰宅。こんな生活で家事をこなすことに限界を感じ、転職活動を始めました。」(25歳女性)
参考:ミドルの転職

「昇格しても給与面で変化はほぼなく、仕事量が増えたため」(27歳女性)
参考:キャリコネニュース

他にも、「残業が多いので転職したい」というものも、ブラック企業を敬遠する今どきの若い人の価値観です。

30代は評価を上げたいという思いから

  1. 仕事の幅を広げたかったから
  2. 会社の将来性に不安を感じたから
  3. 年収・待遇面を向上させたかったから
  4. 評価への不満を感じたから

30代の転職は何をきっかけにするのでしょうか。20代でも出ていた「会社の将来性に不安を感じたから」が30代では2位となっているのが特徴ですね。

「現在の会社の将来に不安を感じ、力試しとも考え転職活動を始めました。」(36歳男性)
参考:ミドルの転職

「会社の経営悪化をきっかけに転職を決意。待遇に不満はなかったため、同水準で探していくのか否か迷いました。」(38歳男性)
参考:ミドルの転職

「会社の経営者が交代し経営方針が非常に不安定になったことから、部署の退職者が続出。業績も不振が続き、部員が自分1人になった時に、転職を決意しました。
部署の解体、会社の閉鎖などからいくつか転職が続いてしまったため、好きで勤め続けてきた出版業界ながら、40歳を前にして今後同業界で長く勤めていくことに限界を感じ、業界を変えることを希望しました。」(39歳女性)
参考:ミドルの転職

30代ともなると家族を養わなければならない人も増えてきます。会社の将来性に不安を感じた時、今の会社を立て直そうとするのか、将来性のある職場、安定している職場に転職するのか、などの選択肢がとれます。

「今回転職を検討する大きなきっかけとなったのは、子供が産まれたことでした。将来的なことを考えると、規模的にも安定した企業でキャリアを再スタートした方がいいのではないかと考えるようになり、転職活動を始めました。」(36歳男性)
参考:ミドルの転職

転職失敗すると家族ごと路頭に迷う事にもなりかねず、悩みながらもなかなか行動には移しづらいですね。ただし結果としては、1位に僅差の2位として出ているで、30代転職者の多くは行動を起こしたようです。

「度重ねる給与改定により、入社直後と8年後の今の給与が変わらず。ボーナスも8年間で4回出たのみ。人事評価制度も凍結されたままで評価がされない。今まで頑張ってきたが、仕事へのモチベーションを保てない。」(36歳男性)
参考:ミドルの転職

また、「仕事の評価に不満を持った」というものが、目立って高くなっています。これはすなわち、まだベテランにもなっていない、そのかわり若手でもないという絶妙な30代という年代から、自分自身の自己評価と、他人からの評価に乖離があるということです。

「前職では、希望の業務内容を出しても時期的なものであったり、営業側の都合で振り回されることが多かったです。エンジニアと営業との連絡は蜜であったかもしれませんが、壁は厚かったと感じました。また、自分の将来にこのままで良いのか不安を感じたためです。」(36歳男性)
参考:ミドルの転職

まだまだポテンシャルを買ってもらえる若いうちに、もっと自分を評価してもらえるところに移りたいというのが、本音ではないでしょうか。

40代は会社の将来を案じて

  1. 会社の将来性に不安を感じたから
  2. 仕事の幅を広げたかったから
  3. 年収・待遇面を向上させたかったから

40代は飛びぬけて1位の理由が高くなっています。40代は、自分自身とその周辺のことだけでなく、「会社の将来が不安」という、そこそこ仕事ができるようになってきたからこその悩みが見てとれます。

つまり、仕事で重要なポジションを任されるからこそ、自分自身だけではどうしようもない、業界全体の動向や、会社の行く末というものが気になってくるのです。

「専門職のため会社の方針で自分が今後活躍する機会が減少するということで、転職をすることにしました。今後数年の会社の方向性と景況感を見定めての判断でした。50歳近いので、最後の転職になるだろう、出来れば最後の転職にしたいという思いでした。」(48歳男性)
参考:ミドルの転職

「20年やってきて骨をうずめるつもりで働いていた会社ですが、顧客志向の変化とカジュアル化、低価格化の流れで、会社の業績悪化が止まらず、希望退職制度があるうちにと思い、やむなく退職を決めました」(42歳)
参考:NIKKEI STYLE

職種ごとに転職をしたきっかけは何?

エンジニアは「やりたい仕事」が1位


出典:転職理由ランキング2018<職種別>/doda

エンジニア職は、やりたい仕事があったため転職した人が1番になっています。スキルアップが必要になってくるエンジニア職では、業務内容と目指したい部分との相違があれば死活問題です。やりたい仕事ができる環境に身をおくため転職する形が一般的なのではないでしょうか。

「折衝、設計、開発、運用までの全部をやりたかったが、現在の会社ではそれが できないと思ったため」(システム開発/27歳)
参考:転職エンジニア386人に聞いた「僕らはなぜ転職したか?/リクナビNEXT」

「作成していたソフトが試作品ばかりで、商用に使われず不満があった。そもそもやりたかった仕事ではなかった」(パッケージソフト開発/32歳)
参考:転職エンジニア386人に聞いた「僕らはなぜ転職したか?/リクナビNEXT」

企画・営業職は「やりたい仕事」が1位


出典:転職理由ランキング2018<職種別>/doda

「勤務先にも企画開発部門はあるが、開発予算がないのでほとんど機能しておらず、新製品はここ数年発売されていない。信頼関係でどうにか売り上げを確保しているが、限界を感じ始めており、以前から憧れていた商品企画・マーケティングに転身したいと考えている。」(29歳女性)
参考:営業から商品企画やマーケに転身したいが、面接で落ちる/リクナビNEXT

「情報収集、市場分析、消費行動分析等を行うマーケティングは、商品開発の時点で必要とされる業務でもあります。奥が深く面白い仕事ですが、私の場合、まず商品ありきでその作業をしていくことに疑問を持つようになりました。そこで、経験を活かして、より細かいマーケティングに立脚した商品を開発・構築していく仕事をしたいと考えるようになりました。」(27歳女性)
参考:食品メーカー営業企画職からの転職/パソナキャリア

会社でできることの限界を感じた場合、30歳前にやりたい仕事に転職する人が多いことが読み取れます。また、今の仕事を突き詰めていた結果、やりたい仕事が新たにでてきたパターンもあります。いずれにせよ、どちらも前向きな理由での転職のきっかけですね。

女性が転職をしたきっかけは何?


出典:女性に聞く「転職のきっかけ」発表!トップ3は「給与・待遇への不満」「将来への不安」「仕事内容への不満」ー『 エンウィメンズワーク 』ユーザーアンケート集計結果ー/エン・ジャパン

女性と一口にいっても、いろいろな女性がいます。
新卒から総合職に入社し、バリバリと成果をあげて活躍し続けている人もいれば、仕事はまったりでプライベートに重きをおいているタイプの方もいらっしゃいます。そして、出産で仕事をはなれて、時短で子供を育てながら、キャリアを積み重ねている人もいます。他にも、なんとなく離職して、転職をしたいと考えていて、とりあえずは何か職があればいいなという価値観の人も。

いろいろな価値観があり、ひとくちで「女性」ということはできません。しかし、アンケートや口コミからは、一般的な傾向がみられますので、それをベースに転職のきっかけをみていきましょう。

1位は「待遇の不満」

女性の転職を考える場合、きっかけとなったものは1位が「現状への不満・待遇の不満」となりました。これは50%を超えており、給与が低いことが、転職のきっかけになったことがわかります。

  • もっと自分を評価してくれる会社があるはず
  • 今の職場では、満足行く生活ができない。レベルを上げたい

という向上心から来ているケースが多くなっています。

なぜ待遇面をきっかけとする人がこんなに多いのでしょうか。日本の会社はまだまだ男社会なので、女性は給与を低く抑えられがちです。そうした状況も、女性が声を挙げていくことで変わっていくとは思いますが、今はまだまだ女性の給与は低く抑えられてしまっているのです。

2位「将来への不安」が後押し

また、将来への不安を転職のきっかけとする人もいます。

  • 子供がある程度、手がかからなくなってきたので、本格的に仕事をしたい。いまの時短では不安だ
  • 現在は派遣なので、年齢を考えるとそろそろ正規雇用に移りたい。派遣では時給が上がらない

こんな意見もありました。いずれにせよ、現状に危機感を抱いてのことです。

女性のキャリアを考えるとき、前述のとおり、なかなか今の世の中は、主体的にキャリアを積み重ねないと、よい待遇、のぞむ待遇を手に入れることはできなくなっています。なぜなら、出産はさておき、結婚して家事をするのも、子育てをメインに行うのも、女性の役割だというジェンダーロールがまだまだ強いからです。

そうした性的役割は、最近の20代では薄れつつあります。共働きが当たり前となり、バリバリ働いてバリバリ子育て・家事を行う、といった男女が多くなっているのです。しかし、30代、40代以上では、家事も育児も女性が担当するという価値観が主流で、そうなると仕事との両立は極めて困難となります。

そのため、30代以上の女性はキャリア構築がとても大変で、仕事と家庭の両立に疲れて、一旦退職すると、今度はもとの待遇と同じかそれ以上の仕事に復帰するのが困難という日本型雇用の限界が立ちはだかるのです。

そのため、この「将来への不安」を転職の理由とする女性が引き続き5割近くなるのは理解できますね。とくに30代女性でこの傾向は強くなります。結婚して子供を産むべきか、それとも今のまま直線上のキャリアを積むべきか。そうした葛藤にさいなまれるのが30代女性ということです。これは日本固有の問題ではなく、ある程度経済発展があった国では、ヨーロッパでもアメリカでもアジアでも同種の傾向があるようです。

3位「仕事内容に不満がある」も依然根強い

  • 仕事内容に納得がいかない
  • もっとやりがいのある仕事がしたい

という意見もでています。

そして、女性が転職したいと考えるきっかけとして、「仕事内容の不満」が挙げられます。これは待遇への不満や将来への不安とは違って、もっともっと、やりがいのある仕事をしたいという純粋な気持ちが大きいのではないでしょうか。

こちらも、女性ならではのキャリア構築の悩みがみえかくれします。なぜなら、一般的な企業において、20代では下積みや雑用が多くなります。本格的にキャリアを積めるのは、20代後半から30代にかけてが多くなっているのです。そこで、会社選択を間違えると、30代になっても、あまりやりがいがあるとはいえない仕事に従事することがあり、そこで仕事がつまらないという悩みを抱くこととなります。

データによると、30代女性でこの不満が4割以上になることがわかっており、20代と比べて、仕事内容でやりたいことを選びたいという思いが強くなることが明らかとなっています。現状の仕事は、自分のポテンシャルとはあっていない、そう考える意欲的な女性が多いのではないでしょうか。

4位「人間関係」は25%程度

  • 嫌な先輩や気の合わない上司がいる
  • 今の会社のギスギスした雰囲気が嫌だ

という口コミも。

そして、ここへきて「人間関係」をきっかけとして転職にふみきる女性も25%程度いることがわかりました。人間関係が悪化したため、新しい職場をもとめて転職するというものです。

人間関係はとても難しいものです。これは女性だから、というわけではなく、男性であっても人間関係は難しく、いちどこじれるとなかなかやり直しが難しいものです。そこで、いっそのこと心機一転、新天地を求めるという人が25%程度いるということになります。

つまり、多くの人が人間関係を我慢しているのです。職場での人間関係は、基本的に自分の職務をしっかり守り、相手を尊重しながら、自分自身のことも認めていく。決して無理に、嘘をついてまで相手を褒めない。そして、善意を与えても返ってこない人は、ばっさりと関係を断つ、これでトラブルは多くの場合防げます。

しかし、世の中100%の人から好かれることはできませんから、誰かから嫌われてしまうのは仕方のないことです。それでも、どうしても人間関係に限界がきたら、転職もひとつの手ではないでしょうか。

男性が転職をしたきっかけは何?


出典:転職理由ランキング2018<職種別>/doda

基本的に、いまや男性だから、女性だからといって、転職の理由が異なってくるとは考えづらくなっています。しかし、データによると、男女で傾向がわかれますので、男性の転職のきっかけもチェックしていきましょう。

1位は「転職先ならやりたいことができる」

  • やりたいことができる職場に移りたい
  • 熱心に誘われ、転職先でなら自己実現できる

といった口コミも。

男性の転職理由として挙げられるのが「転職先なら、やりたいことができる」というものが1位になりました。今の仕事も充実しているけれど、もっとやりたいことがあると考える人が多いのではないでしょうか。しかし男性の場合は、割合がばらけており、このやりたいことを目的とする人は14.7%になっています。

女性に偏りがあるのと比べて、男性はさまざまな理由で転職するようです。
男性の転職理由で「やりたい仕事が転職先なら叶えられる」というものは、やりがい重視の時代になってきていることを思わせます。

ひと昔前までは、会社には滅私奉公で使えるのが当たり前でした。なぜなら、終身雇用がメインとなっており、年齢順に給与が上がっていく年功序列制度も機能していたからです。そのため、多少、やりがいがなくとも、転職先がないのと、我慢を重ねて年齢を積み重ねれば自動的に昇給していたのとで、やりたいことはあまり重視されなかったのです。

しかし、終身雇用が崩れ、転職が当たり前になってきた昨今では、やりたいことや待遇を重視して転職する人が増えてきました。やりたいことが、会社をやめなくとも、仕事のなかで実現する時代になったことは非常にいいことですね。

2位「将来性に不安がある」

  • だんだん会社の先行きが見えてきた
  • 今の会社では将来の限界がある

最初の就職先はなんとなく選んだ、知名度で選んだ、という方も多いのではないでしょうか。

しかし、大手企業を選んだとしても、あまりいい選択とはいえない時代です。なぜなら、変化の激しい時代において、大手企業ほど小回りがきかず、柔軟な対応ができないからです。たとえば三菱、シャープ、パナソニック…すべて10年前は超人気の企業でした。しかし、現在ではなかなか厳しい状況になってしまっています。

このように、10年前は考えられなかったような変化が起きつつあるのです。いまの勤め先では、仕事に不安がある、そんな人は、将来性のある会社というよりは、仕事そのものがマーケットから求められていて、市場価値が高いスキルを身につけることができる仕事に移りたいと考えるのではないでしょうか。

3位「給与の不満」も転職理由に

  • 子供のためもっといい生活がしたい
  • 現状の給与からもうちょっとあげたい

という口コミも。

共働きが当たり前になった時代でも、女性は出産があり、育休を取る可能性も高いため、男性が稼ぎ手のメインになるパターンは多くなっています。よって、もっと稼がなければ、いまの不景気時代を生き抜いていくことはできないと考える人は多いのではないでしょうか。

そこで、給与を上げる手っ取り早い方法が転職です。
なぜなら、給与とは、業界の動向×ポジションで決まる傾向があり、あまり個人のスキルは関係ないからです。関係ないというと語弊がありますが、それよりは、どこの業界のどのポジションにいるかで、大きく変わってくるのです。

よって、今の会社でスキルアップして、1万円程度の昇給をめざすなら、横スライドしてでも年収100万円アップを目指したほうが合理的なのではないでしょうか。給与を不満として転職をしたいと考える男性の割合は11.4%となっています。

まとめ 男女とも雇用の流動性が増えてきた

アンケート・口コミをベースとしながら、転職理由のきっかけを探っていきました。いずれにせよ、転職が当たり前になりつつあり、同時に、『現状よりよりよい暮らしをしたい』『ストレスのないやりがいのある職業生活を送りたい』という向上心が、その原動力となっているようです。

転職するべきかどうかは他の人とあなたでは状況も違いますし、一概に決めることは出来ないと思います。
ただ、転職を考える際の何か参考の1つになれば幸いです。

↓↓ 他の転職者の転職したきっかけが分かったら、次は失敗しないために転職成功した人の体験を読んでみましょう。 ↓↓



■参考URL
https://www.pasonacareer.jp/column/cat8/170816/
https://doda.jp/guide/reason/
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2017/12157.html


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