webコンサルティングってどんな仕事?仕事内容・年収・スキルについて紹介

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webコンサルティングはIT業界の仕事の一つですが、エンジニアやプログラマーの仕事とは少し業界が異なります。このページでは、webコンサルティングとは何か、仕事内容・年収・スキルはどうなっているのか、といったことを解説していきます。
目次
webコンサルティングの仕事内容
webコンサルティングとは、webサービスの構築~改善までのコンサルティングを行う仕事です。コンサルティングをもう少しわかりやすく噛み砕くと、助言したり実作業を手伝ったりするということです。
今の時代のwebサービスの多くはwebサイトなので、webコンサルティングは実質webサイトの構築や改善に関するコンサルティングを行います。
ちなみに、一応念のためwebコンサルティングとwebコンサルとの違いを説明しておきますが、以下のようになります。
- webコンサルティング
- →webサイトに関するアドバイス等を行う仕事
- webコンサルタント
- →webコンサルティングを行う人
つまり、webコンサルティングは仕事を指し、webコンサルタントは人を指します。
webコンサルティングの役割・フロー
webコンサルティングの役割は、webサイトの構築~改善ですが、今の時代非常に重要な役割を担います。世の中の多くのサービスはwebサイトを中心に集客を行っており、消費者が最終的に商品を購入するかどうか等もwebサイトを元に判断されるケースが多々あります。
webサイトは現代社会でビジネスを行うための必須ツールと言えるでしょう。そして、webサイトの作り方や内容次第で収益が大きく変わってきます。せっかく良いサービスを提供していても、webサイトの作り込みが甘いがために競合他社に負けてしまうようなケースは多々あります。
そこで、webコンサルタントはwebサイトに関するアドバイス等を行い、webサイトを改善し、収益拡大につなげていきます。作業フローとしては、webサイト構築から行うと改善から行うかで変わってきますが、だいたい以下のようなことを行います。
- クライアントの要望の汲み取り
- サイトの現状分析
- 改善策の策定
- 改善策の実施
要するに、クライアントとまずは話し合い、現状を確認し、改善策を考えて実行していくということです。
webコンサルティングの1日の仕事の流れ
上記でwebコンサルタントが行う業務をざっくり紹介しましたが、具体的なスケジュール感は以下になります。
- ◆1日の仕事の流れの一例
-
09:00 1日のスケジュール確認
09:30 社内ミーティング
10:00 クライアントへの電話確認や提案
10:30 ツールによるサイト解析、経験とノウハウに基づくサイト分析
12:00 ランチタイム
13:00 サイト構成、コンテンツの問題点をエクセルやマインドマップに洗い出す
15:00 洗い出した情報の整理
17:00 改善点の策定
19:00 帰宅
かなりざっくりですが、上記のようなイメージになります。もちろんサイトのアクセス解析や分析だけで1日費やすこともあれば、コンテンツ制作で1日が終わることもあるでしょう。
なるべく網羅するようにいろいろ詰め込んだスケジュールを紹介しましたが、実際はこれほど詰め込まないでしょう。そして、webコンサルタントがどこまで業務を担うのかは契約によって変わってきます。
サイト構成まで作り込む場合もあれば、コンテンツも作る場合もあります。なかにはアクセス解析の結果と改善策だけ提示して終わるケースもあるので、その辺はwebコンサルタントによります。
webコンサルティングに必要な経験
webコンサルティングに必要な経験は、主にwebサイト制作やSEO(検索エンジン最適化)に携わった経験です。
未経験でも相性の良い業界・職種
未経験でもwebコンサルタントになるのに相性の良い業界・職種は、webエンジニア、webライター、アフィリエイト会社の営業職、などでしょう。何かしらの形でwebサイト作りに関わった経験があり、なおかつサイトを利用しての集客等に取り組んだ経験があると良いです。
- webエンジニア
- webライター
- アフィリエイト会社の営業職
webコンサルティングに必要なスキル・資格
webコンサルティングに必要なスキル・資格に関しては、明確な定義は存在しません。また、web業界はIT業界のなかでも特に状況の変化が激しい業界なので、数年後には変わっている可能性もあるでしょう。
常に必要スキルをリサーチし、自分自身をカスタマイズしていくことが重要な職種です。
求められるスキル
webコンサルタントに必要なスキルは状況によって変わってきますが、現状は以下のようなスキルが重要です。
- コミュニケーション能力
- 文書作成能力
- SEO等のwebサイトを活用した集客に関する知識
- HTML,CSS,JavaScriptなどのサイトを構成するプログラミング言語知識
上記のようなスキルが重要になります。まずコミュニケーション能力に関しては、クライアントとやり取りする上で必須です。コミュニケーションを取らないとコンサルティングにならないので当然です。
次に文書作成能力に関してですが、これは二種類の用途で重要になります。まず、クライアントとの細かいやり取りは文書を用いることが多いです。口頭で伝えても確実にお互い覚えていられるわけではないので、要点を文書でわかりやすくまとめるスキルが重要になります。
また、webサイト内のコンテンツをwebコンサルタントが作成するケースもあるので、その場合webサイト内のコンテンツ作成のための文書作成能力が必要です。webコンサルタント自身が作らないにしても、アドバイスは必要なので、集客のためのコンテンツ作りに関するノウハウは必須と言えます。
SEOに関しては、Googleの検索エンジンに関する知識と、ユーザーにニーズのあるサイト作りの知識が重要です。検索エンジンでサイトを上位表示するためにはGoogleとユーザーの両方に評価される必要があるので、そのための施策を考案していく必要があるのです。
現状は「Googleに評価されるサイト=ユーザーに評価されるサイト」と言えますが、それぞれの評価ポイントを理解し、システムの目にも人間の目にも優良なサイトを作り込んでいきます。
資格について
webコンサルタントに必要な資格は特にありません。ただし、上記の通りGoogleとユーザーの両方に評価されるサイト作りが重要で、そのための基本を学べる資格があります。この資格を持っているからと言って必ずしも優秀なwebコンサルタントとは言えませんが、実務に役立つ、クライアントの信頼につながる、といったメリットがあります。
具体的には、以下の資格です。
- Googleアナリティクス個人認定資格
- AdWord認定資格
- Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定試験
- ウェブ解析士
基本的には、ツールを用いて検索エンジンからのサイトの評価を探り、解析していくための資格になります。これらの知識、テクニックはwebコンサルタントにとって重要です。ただし、Googleがサイトを評価するためのアルゴリズムは日々変化しており、ユーザーのニーズを満たす方向で改良されます。
つまり、上記の資格などで検索エンジンからの評価を知ることは重要ですが、それ以上にユーザーのニーズを探り、それを満たすためのサイト作りが重要ということです。
webコンサルティングの注意点
webコンサルティングを目指す前に、自分に向いているか一般的な基準を確認してから判断すると良いでしょう。
webコンサルタントに不向きな人の特徴
webコンサルタントに不向きな人の特徴は以下です。
- コミュニケーションが苦手・嫌い
- 分析したり改善策を考えることが好きではない
- ルーティンワークをやりたい
まずコミュニケーションは、クライアントにアドバイスする以上必須です。次に、サイト分析やその結果から改善策を考えていくことになり、その際にはGoogleのこと、ユーザーのニーズ探り、といったことに頭を使う必要があります。
この作業が苦痛になると厳しいです。同様に、Googleやユーザーのことを毎日考えるのは嫌だ、ルーティンワークがいい、といった方にはwebコンサルタントはおすすめできません。
webという常に変化する媒体を相手取って戦略を立てていく必要があるので、自分自身も常にカスタマイズし、その結果業務内容も日々進化していきます。これを楽しめるかどうかは重要でしょう。
webコンサルタントの給与・待遇・将来性
webコンサルタントの業務の幅は広く、人によって業態が大きく異なります。たとえば、自身でサイト運営をしながらコンサルティングを手掛けるような人も多いのでので、平均年収をはっきりさせるのは難しい状況です。
しかし、年収1000万円越えや、人によっては億単位の収入を稼いでいるような業界ではあります。一概には言えませんが、大きなお金が動く業界なので待遇は良いと言えます。将来性に関してですが、webコンサルタントは時代の中心とも言えるweb業界の要を担っています。
つまり、webコンサルタントには自身の将来性を心配したり憂いたりする人は少なく、むしろ時代を作っていく意識を持つ人が多いです。社会の枠組みに沿って動くというよりは、その枠組みを作り替える立ち位置の仕事なので、将来性に関しても無限の可能性があると言えるでしょう。

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