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アパレルの営業職ってどんな仕事?仕事内容や勤務体系、将来性などを徹底解説

アパレル会社の営業職といわれると、どのようなイメージを持っているでしょうか。

アパレル会社でモノを売る仕事といえば、真っ先に販売職が思い浮かぶかもしれません。しかし営業職は、アパレル商品の販路を広げるために仕事を行っています。販売職のように一人一人のお客様と向き合うのではなく、より戦略的に売り上げを伸ばすための施策を考えるため、やりがいも大きい仕事です。

アパレル会社の営業職というのは具体的にどのような仕事をしているのか、必要なスキル、有利な経験、さらには待遇や将来性などについてご説明します。

アパレルの営業職が果たすべき役割とは

アパレル会社の営業の仕事は、百貨店やセレクトショップなどアパレル商品の取扱店に対して、自社製品をより多く取り扱ってもらうための営業を行う仕事です。

また、取扱店と一緒にどうすれば売り上げが伸びるのか施策を考えたり、販売員への指導を行ったりする役割もあります。お客様は一般の消費者やエンドユーザーではなく、企業の担当者である点が、販売職とは大きく異なる点です。

営業職が販路を拡大し販売促進の施策を打つことによって、売り上げに大きなインパクトを与えることができます。アパレル会社の中でも、営業職というのは重要な役割を果たしている存在といえます。

アパレルの営業職のシーズンごとの仕事の流れとは

一般的にアパレル業界は、春夏秋冬のシーズンが立ち上がる時期に商品の入れ替えなどで忙しくなります。また、夏と冬のバーゲン時期は、非常に業務が繁忙になります。営業職の場合は、実際に店頭で商品を販売する訳ではありませんが、この繁忙期に忙しさが大きな影響を受けることになります。

商品の入れ替え時期を狙って取扱アイテム数を増加するように交渉を行ったり、セール時期は販売の応援に駆り出されたりする場合もあります。また、閑散期だからということで、新しい店頭での販促の施策検討することもあります。

営業職は常に一歩先を見据えて、売り上げを立てることを考える仕事です。繁忙期はあっても、店舗のようないわゆる閑散期はないと考えておいた方がいいでしょう。

アパレルの営業職の1日の仕事の流れとは

アパレルの営業職は、お客様先訪問や施策の検討など、その日によって全く違う仕事の流れになることが多いです。

  • メールチェック
  • お客様訪問
  • 新規営業
  • 事務処理

一般的には、出社したらまずメールをチェックし、お客様からの受注が入っていないかを確認します。日中はお客様のもとを訪問し、新規営業やフォローアップを行うため、ほとんどデスクにいない日というのも珍しくありません。そして営業先から帰社後、事務処理を進めるという流れとなります。

他の業界の営業職と同じく、お客様のもとを訪ねることが仕事という側面があります。また、会社によっては地域の大きなエリアを一人の営業が担当する場合もあり、出張で飛び回っていることもあります。

アパレルの営業職の年収や待遇はどうなっているのか

年収や福利厚生については、実際に働く企業によって大きなばらつきはあります。規模が大きな企業ほど手厚くなっています。ただ、販売職と比較すると高めの給与設定となっている場合が多いといえます。

また、営業職といっても、アパレルの場合、成果報酬や歩合の要素はあまりありません。個人営業のように、自分だけの成果を求めるという考えではないからです。自社のスタッフや取引先と協力関係を構築しながら、全体として売り上げを増やしていくという視点で働くことが求められます。

勤務体系は、内勤と同じように平日の日中に働く形となります。販売職のようにシフト制ということはなく、プライベートの予定も組み立てやすい仕事です。ただ、イベントや繁忙期などは土日の勤務を行わなければならない場合もあります。お客様の都合によって仕事が左右されやすい面があります。

異業種や他の職種から挑戦する場合、どの程度の年代までであれば挑戦可能か

アパレル会社の営業職に転職したいと考える場合、営業職の経験を持っている場合は30代でも十分に挑戦が可能です。営業職で求められる、コミュニケーション能力や提案力、相手の意向をくみ取る力などは、業界に関係なく応用して活かすことができるからです。これまで、アパレルとは異なる業界であったとしても心配する必要はありません

もし、全く営業の経験がない場合でも、30代前半までであれば採用される可能性は十分にあります。アパレル業界は慢性的に人不足といわれています。仕事への意欲をしっかりとアピールできれば、転職は可能です。

未経験でも相性の良い業界や職種というのはなにかあるか

アパレル会社の営業職に転職するうえで、営業職以外では、どのような経験が役立つのでしょうか。例えば、アパレルの販売職から営業職にステップアップすることもできます。これまで販売員として働いていた経験があれば、実際にエンドユーザーのことがよく分かっています。

また、そもそもアパレルについて興味が強いはずです。どのような販促施策を打てば効果があうのかなど、実際の経験を通して、営業の仕事ができます。販売職を通じて身につけたコミュニケーション能力も営業職として生かすことができます。

また、繊維系の商社やメーカー、百貨店など、アパレル会社にとっての取引先で働いていた経験も役立ちやすいです。

アパレルの営業職に必要なスキルや資格はどんなものがあるか

アパレルの営業職に必ず必要なスキルは、ヒューマンスキルです。相手の意向をくみ取った対応ができるか、常に先回りして動くことができるか、気持ちの良いコミュニケーションがとれるかなど、非常に重要な要素です。

また、新しい企画を立てる力や数字の分析力、事務処理能力も求められます。お客様先へ訪問することが多いため、自動車運転免許が必要とされる場合もあります。さらに、場合によっては、商品を直接納入するなど力仕事を求められる場合があるため、体力にも自信があればさらによいといえます。

こんな人はアパレル会社の営業職に向いないので注意

アパレル会社の営業職に向いていないのはどのような人でしょうか。まず、柔軟性や臨機応変さに欠ける人は向いていません。仕事をしていく中で、お客様から急な変更を頼まれることや、キャンセルは頻繁に起こります。そのような状況で焦って慌ててしまう人は、営業の仕事は非常にストレスフルになるので注意しましょう。

また、そもそも人と関わることが好きではないという方は、絶対に営業の仕事はやめておきましょう。常に人の間に立って調整していかなければなりません。さらにルーティーンワークが好きという方も、営業の仕事には向いていません。

アパレル業界は現在様々な変化が激しくなっています。営業の仕事も業界の動きに応じて柔軟に対応していく必要があります。

アパレル会社の営業職の今後はどうなっていくのか

百貨店や実店舗など、これまでアパレル業界が主力としてきた販売チャネルは、インターネットの流れに押され、現在苦戦している状況です。アパレルの営業が行ってきた、百貨店のバイヤーと関係を築くことや、取扱店へのサポート業務というのは今後減っていく可能性があります。

しかし、アパレルの営業の仕事がなくなるという訳ではありません。営業先が実店舗からウェブサービスに変わるだけです。多くのアパレル会社は、ECサイトなどウェブへのシフトを進めています。どのようにウェブサービスの中で、販路を広げ販売を促進していくのかを考えることができる営業が今後生き残っていきます。柔軟な思考をもって、仕事に取り組んでいくことが求められています。

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