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自己肯定感が低い原因は何?自己肯定感が高まる具体的なテクニックを解説

自己肯定感が低い原因と高める方法とは?具体的なテクニックを紹介

自己肯定感とは一言でいうと「自分の存在を肯定できる感覚」です。

この感覚が高いとありのままの自分を認められますが、逆に低いと自分を認められなかったり、好きになれなかったりするでしょう。

そして、私たち日本人は諸外国と比べて自己肯定感が低い傾向にあるため、もしかしたらあなたも自己肯定感が低いと悩んでいるかもしれません。

本記事では、自己肯定感の定義や自己肯定感が下がる原因、上げる方法などを解説。

自己肯定感を高め、ありのままの自分で生きてみたい方はぜひこのまま読み進めて下さい。

今日はアタシが「自己肯定感」について解説するわ☆ありのままの自分を好きになりたい子はついてきなさい!

そもそも自己肯定感って何?

自己肯定感とは、ありのままの自分を認め、受け入れ、尊重し、自分自身に価値を感じて自らの全存在を肯定する感覚です。

ポイントは『ありのままの自分』を肯定する点で、〇〇ができる自分、〇〇と比べて優れている自分などの条件付きの肯定ではありません

〇〇ができてもできなくても、〇〇と比べて優れていても劣っていても、どんな状態であっても自分はかけがえのない存在だと思える心の状態が、自己肯定感が高い状態と言えます。

ねぇレディ。どんな自分も肯定するなんて周りから見たら自分勝手と受け取られないのかしら?

良い質問ね☆でも本当に自己肯定感が高い子は自分と同じように周りも尊重できるものなの♪自分は尊重できるけど周りを尊重できないのは、まだ心のどこかで自分を優位に立たせたい気持ちがあるってことよ♡

自己肯定感が低いとどうなる?

自己肯定感が高い状態についてご説明しましたが、逆に低い場合はどうなるのでしょう?次は自己肯定感が低い状態についてご説明します。

いつも自分を批判してしまう

自己肯定感が低いと、他人よりも優れていないと自分には価値がないと考えてしまいます。

そのため、いつも自分と他人を比較し、少しでも劣っている部分があればそこばかりに注目して良い部分に目がいきません。

また、周りの人よりも明らかに優れている結果を出せた時でも、完璧な状態と比較して足りない部分に目がいく場合もあるでしょう。

そうして、どんな状態であっても自分の悪い所ばかりに目がいき、その結果いつも自分を批判する状態になってしまうのです。

私もつい誰かと比べたり、完璧じゃない自分を責めたりしてるわ…

いざという時に力を発揮できない

自己肯定感が低いと失敗する自分には価値がないと考えてしまうため、失敗に対する恐れが強くなります。

失敗に対する恐れが強まると、自分への信頼や期待をしづらくなり、「失敗したらどうしよう」「自分なんかにできるはずがない」などのマイナス思考に。

その結果、いざという時に本来の力が発揮できず、更に失敗に対する恐れが強まる負のループに陥ってしまうのです。

ああああ…まさにいつもの僕だ…

褒められるのが苦手

自己肯定感が低い人は褒められるのが苦手で、褒められると以下のように考えてしまいます。

  • プレッシャーに感じる
  • 何か裏があるのではと不安になる
  • どう反応して良いかわからない

これは自分自身に対する低い評価と、周りからの高い評価が一致しないために、居心地の悪さを感じるからです。

自分自身の評価は「セルフイメージ」なんて言ったりもするわ☆良いイメージでも悪いイメージでも、人はそのイメージから外れると居心地が悪くなるのよ♪

実は自己肯定感が低い人の特徴

他にも以下のようなタイプの人は一見自信があるように見えても、実は自己肯定感が低いかもしれません。

  • 自慢話ばかりする人
    自分をより良く見せたい、スゴいと思われたい
  • アドバイスが多い人
    相手に認められたい、役に立つ人と思われたい
  • すぐ誰かを批判する人
    他人を批判して自分が上だと感じたい
  • とても怒りっぽい人
    怒りで相手をコントロールしたい、相手より上に立ちたい

こういったタイプの子たちは、一見強気で仕事もできるかもしれないけれど、実は自分を認めて欲しくて苦しんでるのよ…

自己肯定感が低い原因は親の接し方にある

では自己肯定感が低い原因は何でしょう?

自己肯定感の高さに大きく影響するのは、遺伝的な要因と子供の頃の育てられ方です。

特に、子供の頃に親から無条件の愛をどれだけ注がれたかが最も自己肯定感に影響すると言われています。

しかし親も人間です。無条件の愛を注ぐのは簡単ではない上、気づかないうちに子供の自己肯定感を下げてしまう接し方も多々あります。

そこで、ここからは自己肯定感が低い原因となる親の接し方をいくつかご紹介します。ご自身の子供の頃を振り返ったり、今後あなたが同じ接し方をしないよう参考にしてみて下さい。

    <自己肯定感を低くする親の接し方>

  1. 愛情に条件を付けてしまう
  2. 誰かと比較する
  3. 子供の選択肢を奪う
  4. 行動ではなく人格を叱る

愛情に条件を付けてしまう

「いつもお手伝いしてくれるから大好き」
「頑張り屋さんなところが好き」

一見、何の問題もない褒め言葉のようですが、実はこういった褒め方を続けていると子供の自己肯定感を低くしてしまう可能性があります。

なぜなら、「お手伝いをするから」「頑張り屋さんだから」のように、「好き」に条件を付けた褒め方だからです。

すると、次第に子供は無意識に条件を満たそうとしてしまい、この条件を満たさないと自分は愛されないと考えるようになるのです。

子供を褒める時は「お手伝いしてくれてありがとう」「いつも頑張り屋さんね」「大好きだよ」のように一つ一つ伝えてあげればいいのよ☆

誰かと比較する

「お姉ちゃんはすぐできたのに…」
「お友達の〇〇はもっと勉強してるわよ!」

このように、きょうだいや友達と比較されると、子供は劣等感を感じてしまい自己肯定感が低くなります。

そして次第に、誰かと比較して優れていないと自分は愛されないと考えるようになるのです。

これは親もよくないとわかってるんでしょうけど…ついついやってしまいがちなのよね。

子供の選択肢を奪う

子供が自らやりたいと思ったことに対して「それはやっちゃダメ」「こっちをやりなさい」など、親が良いと思う方に子供をコントロールしてしまうと、子供は自ら考えて行動する力が下がります。

これが何度も続くと、次第に子供は何を言ってもムダだと考えるようになり、自分の本当の気持ちにフタをして親が良いと言う選択肢を選ぶようになるのです。

そういや小さい頃は、何をやってもダメだって怒られてた気がする…

行動ではなく人格を叱る

子供を叱る時に、言い方一つで子供に与える影響は大きく変わります。

例えば、子供の喧嘩を注意する場合、以下の2つの言い方を比べてみて下さい。

喧嘩は悪い事だからしてはいけません!」
「喧嘩をするなんてあなたは悪い子ね!」

恐らくこうして見てみると、その違いは一目瞭然ではないでしょうか。前者は「喧嘩」そのものが悪いと叱り、後者は喧嘩をした「子供」が悪いと叱っています。

こうした叱られ方が何度も続くと、子供の自己肯定感は下がってしまうのです。

わずかな違いだけど、言われた方からすれば人格を否定されたみたいに感じるわね…私も将来気をつけないと。

自己肯定感を高める具体的な3つの方法

自己肯定感の高い低いは、ほとんど子供の頃に決まるとお伝えしましたが、だからといって大人になればもう自己肯定感は変わらないわけではありません

ここからは、自己肯定感を高める具体的な方法をご紹介します。いずれも「ありのままの自分を認める」のが目的です。

長年ついてしまった考え方のクセを変えるにはどうしても時間がかかりますが、諦めず地道に続けてみて下さい。

    <自己肯定感を高める方法3つ>

  1. 小さなことでも自分を褒める
  2. 他人との比較を辞める
  3. 自分にも強みがあると知る

小さなことでも自分を褒める

自己肯定感を高めるには、人から褒めてもらう経験が非常に効果的です。

そして文部科学省が公開している資料(※)によると、厳密には褒めてもらった結果得られる「達成感」が自己肯定感にいい影響を与えているようです。

つまり、達成感を得られるのであれば褒めるのが自分でも問題ないのです。

しかし、自己肯定感が低い人はいつも自分を批判してしまうため、自分を褒める経験はほとんどないでしょう。

そこでやってみてほしいのが「小さなことから自分を褒めてみる」です。

※参考:「日本の子供たちの自己肯定感が低い現状について」
| 文部科学省

おすすめ①:できたことノート

自分を褒めると言ってもどうしたらいいかわからない方におすすめなのが「できたことノート」です。

できたことノートとは、「その日できたこと」をノートに記録する方法で、自分のポジティブな側面を発見したり、自分の本当の望みや価値観を明確にするのにも役立ちます。

記録する内容・手順は以下の4STEPです。

  1. 詳しい事実
    ⇒その日「できたこと」を具体的に書く
  2. 原因の分析
    ⇒なぜ「できた」のかを分析する
  3. 本音の感情
    ⇒「できた」時の感情を率直に書く
  4. 次の行動
    ⇒次の行動への意気込み・反省点を書く

これなら僕でも自分を褒めれるかも…!

出典:「できたことノート」| 株式会社ネットマン

他人との比較を辞める

自己肯定感が低い人は他人と比較して自分を批判するので、どんどん自己肯定感が下がっていきます。

そのため「他人との比較を辞める」のは、自己肯定感を高めるよりも下げないために非常に重要なのです。

とはいえ、急に辞めろと言われて辞めれるのなら苦労はしません。そこで、比較を辞めるのではなく比較する対象を「他人」から「過去の自分」に変えてみましょう

そうすれば、他人との比較を辞められるだけでなく、自分の成長に気付いて達成感を得られるので、まさに一石二鳥です。

自分ではなく周りから比較されるような時は「別居する」「実家を出る」「会社を辞める」など、思い切って環境を変えるのも一つの手よ☆覚悟がいる分、効果は絶大だわ♡

自分にも強みがあると知る

自己肯定感が低い人は自分の価値をなかなか感じられません。しかし、どんな人にでもその人ならではの『強み』が必ずあります。

そして、自分の強みとその活かし方さえわかれば、徐々に自分にも価値を感じられるようになるでしょう。

しかし、自分で自分の強みに気付くのは実は困難です。なぜなら強みとは『その人にとってできて当たり前のこと』だからです。

なぜか周りから褒められるけど自分ではピンとこないような経験があれば、そこにあなたの強みのヒントがあるかもしれません。

そういったヒントを頼りに人に聞いたり自己分析を行い、自分の強みを探してみて下さい。

おすすめ②:グッドポイント診断

人に聞いたり自己分析しなくても自分の強みを簡単に知りたい方には、グッドポイント診断がおすすめです。

診断の流れ

このような質問に答えていくだけで、誰でも簡単に「5つの強み」が20分程で分かります。

グッドポイント診断

強みの詳しい解説や活かすためのアドバイス、さらには適した職種もわかるため、診断結果を参考に日々の生活の中で自分の強みを発揮できるよう意識して過ごしてみて下さい

そんな生活を続けていれば、次第に自分の価値を感じられるようになってくるでしょう。

業界最大手の「リクルート」が開発しているため、診断結果の精度も信頼性も抜群です。

利用するには転職サイトのリクナビNEXTへの登録が必要ですが、誰でも無料で登録可能ですでの、ぜひ一度診断を受けてみて下さい。

あなたにも他の人にはマネできない強みが必ずあるわ☆だからまずは診断を受けてみなさい♡

まとめ

自己肯定感とは『ありのままの自分を肯定する感覚』です。

この感覚が低いと、いつも自分を批判してしまったり、いざという時に力を発揮できなかったり、周りの評価がないと自分を肯定するのが難しくなります

そして、自己肯定感が低くなる主な原因は、子供の頃についてしまった、ありのままの自分では愛されないといった「思考のクセ」。

大人になってからこのクセを変えていくには、

  1. 小さなことでも自分を褒める
  2. 他人との比較を辞める
  3. 自分にも強みがあると知る

の3つのSTEPが効果的でしょう。

特に効果的なのは、揺るがない自分軸を支える『あなただけの強み』です。そんな強みをいますぐ知りたいなら、まずはグッドポイント診断を受けてみましょう。

あなただけの強みを確かな軸として、良い所も悪い所も全部まるごと愛せるようになってくださいね。

仕事はできないけど、人の気遣いはできる。そんな僕にも立派な価値があるんだよね。

私もこれから「自分らしく」生きるわよー!

あなたと同じ人間は世の中に2人といないわ☆世界でたった1人のあなただけの強みをしっかり理解しなさい♡

矢印

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