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化粧品のバイヤーってどんな仕事?仕事内容や必要なスキル、将来性などを徹底解説

化粧品のバイヤーの仕事というと、あまりイメージがわかない人が多いかもしれません。化粧品のバイヤーというのは、新しい化粧品の買い付けや仕入れ先の開拓を行う仕事です。

化粧品メーカーは自社で商品開発を行うことが多いため、化粧品のバイヤーは主に商社や小売店で働く職種となります。国内外の最新の美容や化粧品の動向を押さえ、消費者行動を分析し、次のトレンドの波を作り出すバイヤーの仕事には、高い能力が求められます。

化粧品のバイヤーというのは実際にはどのような仕事をしているのか、必要なスキル、具体的な仕事の流れ、さらには待遇や将来性などについてご説明します。

化粧品のバイヤーの仕事内容

化粧品のバイヤーの仕事内容というと、様々な化粧品に関わる情報を集め、その中でこれだと感じた商品を買い付ける仕事だと考えている人がいるかもしれません。しかし、実際は直観に頼ることは決してなく、緻密な分析と戦略がバイヤーの仕事にとって非常に重要なポイントです。具体的な仕事の中身について詳しくご紹介していきます。

化粧品のバイヤーが果たすべき役割とは

化粧品のバイヤーの仕事は、今後売れそうな化粧品を見つけだし、買い付けを行うことです。企業によっては、国内商品だけではなく、アジアやヨーロッパなど海外商品の買い付けを行うこともあります。特に最近は、アジアで化粧品への意識が高まり、低価格で良質なブランドが生まれているため注目されています。

ただ、海外で売れている商品が日本で売れるかというと、そういう訳では決してありません。日本の消費者が今何を求め、化粧品のどういう点を重視しているのかなど、消費者動向の詳細な分析が必要不可欠です。

世の中のトレンドや消費者意識を踏まえたうえで、次にどのような商品が売れるのかを考え、商品を選んでいかなければなりません。さらに、仕入れる数量をどうするのか、価格はどうするのかなどの交渉もバイヤーの重要な役割です。

化粧品のバイヤーの仕事の流れとは

化粧品のバイヤーの具体的な仕事の流れはどのようになっているのでしょうか。一般的な流れについてご説明をしていきます。

まず、化粧品マーケット全体でどのような商品の売れ行きが良いのか、トレンドがどうなっているのかなどマクロな視点から情報収集や、分析を行います。そして、自社において、売れ筋や過去の実績などについて、ミクロな分析を進めていきます。さらに、競合店の店舗に実際にリサーチに出向くこともあります。

そして、調査や分析に基づいて、新しい商品の買い付けについての戦略を立てていきます。やみくもに新規の商品を探すのではなく、明確な意図をもって検討していくことが重要です。戦略に合致する商品やメーカーが見つかれば、買い付けの交渉を行っていきます。買い付けの際は、仕入れ数量と価格設定が非常に重要なポイントです。これまでの売り上げデータなど数字に基づいて判断をしていきます。

このように、バイヤーというのは単に商品を買えばいいという訳ではなく、調査や分析、戦略の立案、買い付け交渉まで様々な仕事を行っています。

化粧品のバイヤーとなるため経験やスキルについて


化粧品のバイヤーになるためには、化粧品業界に関する何らかの経験や知識があると有利となります。また、化粧品業界が未経験の場合も、バイヤーとして商品の買い付けや交渉の経験があれば、それを活かして活躍することが可能です。

化粧品のバイヤーに必ず必要なスキルは、情報を収集して分析する力です。勘に頼るのではなく、データに基づいた商品の選定や買い付けができなければなりません。また、取引先との関係構築力も必要です。新しいメーカーの開拓や継続的な仕入れのためには、良好な関係性を築くことができるスキルが求められます。

こんな人は化粧品のバイヤーに向いないので注意

  • 売り上げ目標のプレッシャーを感じやすい人
  • データの分析を行うことが苦手

化粧品のバイヤーに向いていないのはどのような人でしょうか。まず、売り上げ目標のプレッシャーを感じやすい人には、向いていないかもしれません。バイヤーは商品の買い付けを一手に引き受けるため、やりがいも大きいですが、その分結果が数字となってはっきりと表れます。数値目標に恐れを感じる人は、合わないのでやめておきましょう。

また、データの分析を行うことが苦手だという人も避けたほうがいい仕事です。バイヤーにとってデータ分析は、様々な判断を行う上で必要不可欠なものです。数字に基づいて物事を考えることができない人には、難しい仕事です。

化粧品のバイヤーの待遇や将来性について

化粧品のバイヤーは、一般的に、その企業の中である程度の報酬や待遇を得ることができるといえます。結果を残すことができれば、ステップアップしていくことも期待できます。また、商品の買い付けのために、海外出張に行くチャンスもあります。

これまで、日本の化粧品メーカーは、大手ブランドが強い力を持っていました。しかし、現在は化粧品の好みも多様化しており、様々な中堅メーカーや海外メーカーが存在感を高めてきています。このような状況の中で、世の中のトレンドを見極め、次に売れる商品を見つけだすバイヤーの役割は、今後大きくなっていくと考えられます。


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