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プラント配管工の仕事内容とは?将来性や役立つ資格も解説

プラント配管工の仕事内容とは?将来性や役立つ資格も解説

プラントといえば工場内にさまざまな配管が通っています。ですが、たかが配管と思ったら大間違いです。工場内の配管は、雨どいのような雨水を流すだけの単純な仕組みではありません。

配管ひとつにも役割があり、そこで働いている人たちのための配管だったり、商品を製造するための配管だったりします。それらを支えているのが、プラント配管工というわけです。

そこで、プラント配管工がどのような仕事をしているのか、工場系の仕事であればやる気があれば誰でもなれそうなイメージがあるけれど、実際はどうなのかを見ていきましょう。

プラント配管工はどんな仕事をする職業なのか?

プラント配管工って何をしているの?

プラントと聞くと、非常に難しく思えてしまいますが、配管と聞くとだれでもイメージしやすいのではないでしょうか。

プラントに関していえば、配管という言葉でひとくくりにはできませんが、化学工場や製鉄所、食品工場などで主に使われています。

配管はなんのために利用されるのでしょうか。工場内をイメージするとよく分かると思います。

何かを製造するためには、水や熱湯、酸素、ガスなどさまざまなものが必要不可欠ですが、それらを適切な場所に流すための通り道、すなわち配管が必要です。その配管の設置や修理、メンテナンスを行うのが、プラント配管工の仕事です。工場内がすべて水だけで動いていれば誰でもできそうですが、そうもいきません。

とくに高熱作業だったり、高所作業になったりすることも多々あるため、誰でもプラント配管工になれるというわけではありません。

さらには、配管と配管をつなげるための溶接も行うため専門知識が必要な職種といえるでしょう。

プラントエンジニアの社会における役割

プラントでは高圧ガスや薬品などの命の危険が伴う物質を扱ったりしますが、製造の過程で出てくるものです。これら危険な物質を適切に処理することでスムーズに製品を作ることができます。

配管の設置や修理、メンテナンスを仕事内容としているプラント配管工は工場で危険が漏れないようにするための縁の下の力持ちとしての役割があります。

プラント配管工になるためにはどうしたらいいのか?

プラント配管工になるための方法などについてご紹介します。

プラント配管工に必要な資格やスキルとは

プラント配管工になるための資格は、絶対に必要というわけではありませんが、危険な作業をともなうこともあるため、持っておくべきです。

とくに、国家資格でもある配管技能士は最低限取得しておきましょう。この資格は3級から1級まであり、2級からは学歴や実務経験が問われます。

試験は、学科と実技の2つがあり学科はその名の通り筆記試験で、実技は図面を見ながら配管を設計します。

プラント配管工は手に職をもつという意味でも、配管技能士の2級は取得しておきたいところです。

ちなみに配管技能士の2級の合格率は30%~50%程度ですから、ある程度努力すれば合格するラインといえるでしょう。1級でも合格率は30%~50%であることから、いっきに2級、1級を受験してみるのもありです。

配管技能士 受験案内
参考URL
http://www.newtongym8.com/G-HaikanG.html

独学でも勉強はできますが、確実に合格されたいのであれば、学校や通信講座なども考えておきましょう。

プラント配管工に向いていない人の特徴

  • 高所恐怖症の人
  • 責任を持って行動できない人

プラント配管工に向いていない人の特徴は、基本高所作業も予測しておかなければならないため、高所恐怖症の人は難しいといえます。

そして、配管工とはいえ国家資格も存在していることから、生半可な知識で配管工を選択するのも危険です。工場内は無数に配管が張り巡らされており、設置の方法や溶接の仕方を間違えてしまうと、工場内の機能が停止してしまう場合も考えられます。

そうなってしまうと、責任はミスをした配管工となり、損害賠償がおきるほどのクレームが発生することも考えなければなりません。

ですから、最後まで責任をもって行動できる人でないと、この仕事はつとまりません。

プラント配管工の年収や将来性について

プラント配管工の年収や将来性についても見てみましょう。

プラント配管工の年収

年代 平均年収
20代 307万円
30代 344万円
40代 409万円
50代 387万円
平均 約361万円

プラント配管工の全体的な平均年収は約361万円となっています。年代別で見ると、20代は307万円、30代は344万円、40代は409万円、50代は387万円となっています。

経験を積めば年収は上がっていきます

50代になると40代よりも低い年収となり得るため、注意が必要です。

doda平均年収ランキング2017 技術系(建築/土木)×(大工・とび・左官・設備など)×(建設/プラント/不動産)
参考URL
https://doda.jp/guide/heikin/search/

プラント配管工の将来性について

工場という建物がある限り、今後もプラント配管工の需要はなくならないといっても過言ではありません。モノづくりが盛んな日本においていえば、なおさらそれが当てはまります。

そして、最初はプラント配管工で下積みや見習いからはじめ、経験を積んでいくことでキャリアアップをすることができます。見習い期間は、やはり危険な作業を任せることはできません。高所作業や高熱作業をすることはできず、安全に作業ができる仕事を中心に動きます。

そして長い時を経て職人と認められるようになれば、ご指名で仕事がいただけるようになりますし、モチベーションにもつながってきます。

また、職人の経験をさらに積むことで、後輩や部下へのマネジメントをすることも可能です。将来的には独立することもできるため、手に職をつけて一人でやっていきたいと考えているのであれば、プラント配管工はおすすめできる仕事です。


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