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メーカーや家電販売店で働く「家電製品エンジニア」の仕事内容とは?

メーカーや家電販売店で働く「家電製品エンジニア」の仕事内容とは?

家電のエキスパートと呼ばれる家電製品エンジニアとはどのような仕事なのでしょうか?あまり聞きなれない職業だという人もいるかとは思いますが、家電製品を購入するときに必要なアドバイスや、修理・メンテナンスに関して相談に乗る頼もしい存在です。

家電製品についての詳しい知識があり、適切なアドバイザーとして販売店と購入者の間に存在する家電製品エンジニアの仕事について詳しく見ていきましょう。また、家電製品エンジニアになるための方法や収入、将来性についても解説していきます。

家電製品エンジニアは実際にどのような仕事をしているのか?

家電製品エンジニアと言ってもさまざまな仕事内容があり、作業する場所や環境によって多少異なります。どのような作業をしているのか、大まかに分けて見てみましょう。

家電製品エンジニアの仕事内容

家電メーカーの家電製品エンジニア
「SONY」や「Panasonic」、「HITACHI」、「SHARP」などの家電メーカーに入社して仕事をする家電製品エンジニアを説明します。メインは自社製品の修理やメンテナンスで、主に個人宅を訪問して作業を行います

ほとんどの場合その場で直せますが、持ち帰ってメンテナンスをする場合もあります。同時に、誤った操作方法を防ぐ目的で家電製品の使用方法についてのアドバイスを行ったりと、自社製品のアフターケアも実施しています。

家電販売店の家電製品エンジニア
「ヨドバシカメラ」や「ヤマダ電機」などの家電販売店へ入社し、家電製品エンジニアとして働く場合を見てみましょう。家電製品で購入前に悩むのは、それがどういう製品なのかと、ある程度の商品知識を得たいからなのではないでしょうか。そこで家電製品エンジニアの出番です。

知りたい情報や商品知識を詳しくわかりやすいように説明してくれます。それから、不具合や故障などの相談も受け付けているので、修理に出すべきか、修理に出さなくても相談することで解決できたりと、家電製品エンジニアは頼もしい存在です。

家電業界における家電製品エンジニアの役割

  • 商品の良さの説明
  • 製品を長持ちさせる方法の説明

『新商品』や『魅力的なのにユーザーに良さが伝わらないために、売上が伸びない家電製品』を売るためにも、家電製品エンジニアの存在はとても重要です。何より家電製品を購入する人へのサービスを充実させることで、家電業界全体の利益向上に貢献する狙いがあります。

また、家電製品につきものの不具合や故障は、購入者の信頼を損ねる原因です。そこで、正しい使い方や自分でメンテナンス可能な方法をアドバイスすることで、不要な修理やメンテナンスを減らす目的もあります。

家電製品エンジニアの地道な努力で、家電製品の信頼度を高めているというわけです。

家電製品エンジニアの業務フロー

訪問する場合は1日にだいたい5~6件をこなします。1件に付き、1~2時間を掛けて、メンテナンス&修理やアドバイスなどの作業です。

家電販売店に勤務の場合は、訪問客を接客し、購入時の相談に乗ったり、修理やメンテナンスを受け付けます。

家電製品エンジニアになる方法とは?難易度は高い?

家電製品エンジニアの仕事をしてみたいけれど、誰にでも可能な仕事なのか、未経験でも大丈夫なのか、とても気になりますよね。そこで、家電製品エンジニアになるための方法について解説していきますので、興味のある人は参考にしてみてください。

家電製品エンジニアになるために必要な経験

    有利となる経験

  • 接客サービス業の実務経験
  • 家電販売店の勤務経験

とくに必須とされる経験はなく、未経験可としている求人が多いです。接客サービス業の実務経験がある人や、家電販売店勤務がある人については、かなり有利となりますが、熱意とやる気さえあれば未経験でも問題ありません。

家電製品エンジニアに求められるスキルや資格

    有利なスキル・資格

  • 英語での接客スキル
  • 家電製品エンジニアの資格

外国人観光客に対する接客で英語スキルがあると重宝されますが、必須ではありません。入社してから習得するのも遅くはないでしょう。資格は必須ではありませんが、「一般財団法人家電製品協会」が管轄している家電製品エンジニアの資格があります。

試験の種類は2つで、『AV情報家電』と『生活家電』があり、両方の試験に合格すると『家電製品総合エンジニア』の資格が取得できます。試験の点数結果で、通常・ゴールドグレード・プラチナグレードの3種類に分かれ、試験は何度でも受験可能です。

家電製品エンジニア 試験案内
参考URL
https://www.aeha.or.jp/nintei-center/examination/

家電製品エンジニアに不向きな人の特徴

  • 人との会話が苦手な人
  • マニュアル通りにしか動けない人

接客業がメインのため、人との会話が苦手な人には向いていない仕事です。臨機応変な対応が求められるため、マニュアル通りにしか動けない人も向いていません。

家電製品エンジニアは高収入?将来性のある安定した仕事なのか?

家電製品エンジニアの気になる収入や将来性について見ていきましょう。

家電製品エンジニアの平均年収

20代 376万円
30代 499万円
40代 580万円
50代 666万円

家電製品エンジニアの平均年収は、20代376万円、30代499万円、40代580万円、50代666万円となっています。経験を積むことで給与額が右肩上がりになっていることが分かります。

平均年収ランキング2017「技術系(電気/電子/機械)-サービスエンジニアxメーカーx20~50代」
参考URL
https://doda.jp/guide/heikin/search/
(家電製品エンジニアに最も近いとされる検索結果を参照)

家電製品エンジニアの将来性について

家電を販売する人ではなく、あくまでもアドバイザーという立ち位置なので、必要がなくなるということはないでしょう。今後も需要の高い安定した職業と言えます


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