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パワハラが退職理由だと転職に不利?パワハラのない企業への転職成功法

「パワハラで退職したい」
「パワハラで退職すると転職に不利?」
「パワハラがない企業への転職成功法は?」

パワハラで転職を検討していても、パワハラだけが原因では退職しづらいと迷っている人は少なくありません。

転職理由をポジティブに変換すればパワハラが原因でも不利にならず、転職エージェントを活用すればパワハラのない企業への転職が成功します

今回はパワハラの現状とパワハラのない企業の選び方、パワハラでの転職理由の上手な伝え方、辞められない状況での確実な転職成功法を解説していきましょう。

パワハラに悩む人向けの転職サービス

まずはパワハラに悩んでる子向けの転職サービスをご紹介☆自分に最適なサービスを選べば、パワハラのない企業に転職できるわ♪

ハイキャリアの25歳~50代向け

リクルートダイレクトスカウト doda X
ハイクラス転職サービス
主な年齢層 20~50代 25歳~50代
主なサポート対象者
ハイキャリア
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現年収600万円以上の転職者
入会審査 なし なし
利用料金 完全無料 完全無料
支援実績 転職決定年収の平均925万円以上 業界大手パーソルキャリア運営
特徴 年収800万~2千万の求人多数
一流ヘッドハンター指名可能
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高内定率ダイヤモンドスカウト
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経験がある20~30代向け

リクルートエージェント マイナビエージェント
転職エージェント
主な年齢層 20~40代 20代~35歳
主なサポート対象者 全転職者に対応 20代、第二新卒、1~3回目の転職者
支援実績 採用成功実績は54万人超 20代の満足度
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特徴 業界最大手
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面接対策が充実
サポートが◎
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経験が浅い20~30代向け

DYM就職 就職カレッジ
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主な年齢層 18~35歳 18~35歳
主なサポート対象者 第二新卒、既卒、女性もOK 中退者、フリーター、ニート
支援実績 経験が浅い若年層を積極支援 入社後の定着率91.5%
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正社員求人のみ
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経験が浅い20代向け

マイナビジョブ20’s 就職Shop
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主な年齢層 24~29歳、24歳未満の既卒 20代
主なサポート対象者 東名阪の既卒、第二新卒 学歴・職歴・社会人経験不問
支援実績 利用者数累計
41万人突破
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パワハラの現状

パワハラされた経験がある人は3割

厚生労働省の令和2年度の調査によると、「過去3年間にパワハラを受けた経験がある」と回答した人は全体の31.4%でした。

パワハラからの転職成功法

過去の調査では、前回(平成28年)が32.5%、前々回(平成24年)が25.3%となっています。

部下や後輩への指導の名目で、パワハラを我慢する風潮は遥か昔の考え方でしょう。

理不尽な行為をパワハラと認識する人が増えた背景から、毎年一定数の人がパワハラを受けたと感じているようです。

参考:職場のハラスメントに関する実態調査/厚生労働省

30代が最もパワハラを受けやすい

年代 経験あり 経験無し
20代 23.3% 76.7%
30代 27.2% 72.8%
40代 25.7% 74.3%
50代 24.8% 75.2%

厚生労働省の調査によると、最近3年間にパワハラを受けた経験がある年代別の割合は30代が27.2%と最も高く、次いで40代、50代、20代となっています。

パワハラ経験の有無 性別・職種別

性別×職種 経験あり 経験無し
管理職 31.1% 68.9%
男性正社員 26.8% 73.2%
女性正社員 29.0% 71.0%
男性正社員以外 20.9% 79.1%
女性正社員以外 19.3% 80.7%

性別・職種別にみると、管理職(男女合計)が31.1%と最も高く、正社員なら女性の方が、正社員以外なら男性の方がややパワハラを受けやすい傾向にあるようです。

参考:職場のハラスメントに関する実態調査/厚生労働省

20代の方が上司や先輩も多いからパワハラを受けそうだけど、なんで30代が一番多いんだろう?

中間管理職がパワハラに合う確率が高いのよ。30代で課長や係長の人って多いでしょ?役職に就いてはいるけど会社ではまだ若いから立場や年齢が上の人からしたら攻めやすいのね。

部下を抱える責任ある立場の人が上司からパワハラを受けやすいのか…。なんだか悔しいよ。

パワハラのない企業に転職する方法

パワハラの解消には人事に相談して部署移動や配置転換をしてもらうのも一つの方法ですが、トラブルなしで平穏無事にパワハラから抜け出せる望みは薄いでしょう。

何かしらパワハラをしている側に伝わり逆に状況が悪化しないとも限りません。

パワハラ脱出の手段に転職を選ぶなら、仕事だけでなく家族や将来を見据えて慎重に。

どれだけ優良企業に転職できたとしてもパワハラは起こり得ますが、パワハラの可能性が低い企業は見極められます

パワハラが発生している企業の特徴を理解し、パワハラ対策に熱心な会社に絞れば、転職先でのパワハラは回避可能です。

パワハラが起こりやすい会社を避けて転職

パワハラが発生している職場の特徴

パワハラが発生している職場の特徴

出典:明るい職場応援団/厚生労働省

厚生労働省の企業調査によると、パワハラに関連する相談がある職場の共通点として「上司と部下のコミュニケーションが少ない職場」が45.8%と最も高い割合でした。

次いで「失敗が許されない/失敗への許容範囲が低い職場」、「残業が多い/休みが取り難い職場」となっています。

企業選びの際には、口コミやSNSなども駆使してしっかりとコミュニケーションがとれる環境かを確認しましょう。

上司だけでなく部下や後輩との関係も重要。失敗に厳しい環境は成果主義などノルマのある職場に多い。残業が多く有給取得率が低い企業もパワハラの可能性大。

パワハラ予防に取り組む会社を選んで転職

パワハラの予防・解決に向けた取組をしている企業は全体で52.2%。従業員1000人以上の企業では88.4%と高い割合です。

その反面、従業員99人以下の企業では26%にとどまっていることから、従業員数が多い大企業の方がよりパワハラ対策への意識が高いと言えます。

パワハラ対策に高い関心を持っているかどうかが企業を選ぶポイント。

「どこに行っても同じ」「ここで頑張れないなら他でも無理」はパワハラの常套句よ。この言葉が足枷になって転職できない子もいるわ。パワハラ対策に前向きな企業も多いから、改善する気がない会社は間違ってる!

転職理由はパワハラをポジティブに変換

企業としてパワハラ対策は取り組むべき社会問題ですが、転職理由をパワハラとありのまま伝えるのは得策ではありません。

面接でネガティブな理由を伝えるとマイナス評価に繋がりやすいです。

パワハラ×貢献度のアピール◎

例え転職した主な理由がパワハラだったとしても、転職理由をポジティブに変換してアピールしましょう。

「スキルアップのため」「新たな仕事への挑戦」「〇〇の事業に将来性を感じた」等、やる気や熱意、今後のキャリアビジョンが明確に伝わると好印象。

なぜ退職したかよりも、転職して何ができるかを企業は重要視します。

転職理由よりも貢献度のアピールに重きをおいて、これまでのスキルや経験を活かして如何に企業に貢献できるかを具体的に示しましょう。

パワハラが原因で退職しても、面接官は現場を見てないから判断できないよね。「当人にも落ち度があったのでは」「本当にパワハラだったのか」って思われたら損するだけだよ。

パワハラが証明できても、その話で“入社後も会社に不満を言いそうな人”ってレッテルを貼られちゃうかも。過去のパワハラより、あなたがどんな人間かを売り込むために時間を使う方が建設的でしょ☆

パワハラで辞められなくても退職・転職する方法

パワハラがあるような会社はすぐに辞めさせてくれません。

実際に執拗な引きとめに合うケースは多いので、退職希望者が無事に辞めるための方法もしっかりと確認しておきましょう。

パワハラ上司の悪質な引きとめは多い

[悪質な引きとめに遭遇した割合]

[悪質な引き止めの内容]

出典:転職コンサルタント100人に聞いた/エン・ジャパン

エン・ジャパンのアンケート(2018年調査)によると、コンサルタントの5割が「2人に1人が退職時に引きとめにあう」、4割が「悪質な引きとめに遭遇したことがある」と回答。

実際にあった悪質な引きとめは「退職届を受け取らないなど手続きを進めない」「退職時期を度々延長させられる」「上司や上位役職者による恫喝」がTOP3でした。

少子高齢化による人手不足で企業の倒産も懸念される今の時代、円滑に退職する術は知っておくに越したことはありません。

パワハラでも辞めるための手段がある

辞める権利を行使する

穏便に退職を目指すなら、1ヶ月前に退職の意思を伝えたいところですが、法律上は申し入れから2週間で辞めていいとされています。

経営者に直接伝えるか「退職届」を経営者に送ってから、2週間経過すると雇用は終了です。

パワハラを公共機関に相談する

都道府県労働局には「総合労働相談コーナー」があり、「自己都合退職」の相談窓口となっています。

パワハラなど自己都合での退職では、専門の相談員による電話相談が可能です。

参考:都道府県労働局所在地一覧/厚生労働省

パワハラで辞められないなら退職代行

パワハラだけが理由では退職しづらいなら、退職のやり取りをすべて代行してくれる退職代行サービスを利用しましょう。

相談だけなら無料で、数万円の依頼費を払えば明日から会社に行かずに今すぐパワハラの苦痛から逃れられます

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転職サービスでパワハラ回避

そもそもパワハラが起こりにくい会社は、パワハラに関する制度がしっかりと整っています。

  1. パワハラ研修の定期的な実施
  2. 社内に専用の相談窓口がある
  3. 就業規則にパワハラ定義が含まれている

今の会社がパワハラの解決に消極的なら転職するべきですが、企業の内情を知れなければまたパワハラが起こる会社に転職しかねません。

企業の人事と関係が深くパワハラの内部事情に詳しい転職支援サービスを活用すると、パワハラがない会社に転職できます

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パワハラから自分を守るために転職を選択する

近年パワハラによる精神的・肉体的苦痛を訴える人も多いです。

パワハラを何度も繰り返し受けると心身へもたらす悪影響は積み重なっていきます。

心の病が長期休業につながるケースもあり、家族にも負担がかかりかねません。

パワハラを受けているなら我慢せず早めの解決に向けて行動しましょう。

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