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フリーランスエンジニアの保険はどうなる?安心して働くのに必要な準備

フリーランスエンジニアの保険はどうなる?安心して働くのに必要なものとは

「フリーランスエンジニアが加入できる保険は?」「どんな手続きが必要になるの?」

自由なワークスタイルが魅力のフリーランスエンジニアですが、仕事探しから保険や税金の手続まで全て自分でこなさなければなりません

本記事では、フリーランスエンジニアの保険事情や加入できる社会保険、あれば嬉しい民間の保険など解説していきましょう。

将来に備え、フリーランスとして長く安心して働き続けたいエンジニアは必見です!

保険制度が充実しているエージェント

レバテックフリーランス Midworks(ミッドワークス)
フリーランスエージェント
主な年齢層 20代~40代 20代~40代
主なサポート対象者 実務経験1年以上のITエンジニア・Webデザイナー ITエンジニア(実務経験目安:3年以上)
支援実績 フリーランスエージェント登録者数・業界認知度No.1 IT系フリーランス専門エージェントサービス3部門で第1位
対応地域 東京/神奈川/埼玉/千葉/大阪/兵庫/京都/愛知/福岡 東京/神奈川/埼玉/千葉/大阪/京都/兵庫/滋賀
特徴 業界最大級の案件数。最短1週間で参画 正社員並みの保障付き。給与保障あり
簡単登録
(無料)
テックビズフリーランス テクフリ
フリーランスエージェント
主な年齢層 20代半ば~40代前半 20代後半~40代
主なサポート対象者 1年以上の開発経験・類する実績のあるITエンジニア 年収700万円以上のエンジニア・Webデザイナー
支援実績 福利厚生が充実。案件決定率・継続率90%超。 平均単価81.2万円。3人に1人が収入120%アップ
対応地域 全国対応 東京/神奈川/埼玉/千葉
特徴 案件登録数3万件超。抜群のバックアップ体制 90%以上の人が希望単価を下げずに参画。参画まで最短2日
簡単登録
(無料)


フリーランスが誤解しやすい「社会保険」

「社会保険」は各種保険の総称を指す

よくフリーランスには社会保険はないって言われるけど、それは誤解なの。

会社で入る健康保険を一般的に「社会保険」と呼ばれますが、正式名称は「被用者保険」

正式な意味での「社会保険」とは、国民の生活を保障するための公的な保険制度の総称で具体的には以下の5つを指します。

  1. 健康保険
  2. 年金保険
  3. 介護保険
  4. 雇用保険
  5. 労災保険

「被用者保険」や「国民健康保険」も社会保険の1部なんだね!

フリーランスが加入できる社会保険

「社会保険」は公的な保険制度なので、フリーランスでも加入できます。

ただ、会社員と比べるとフリーランスが加入できる社会保険の種類は少ないです。

保険の種類 会社員 フリーランス
健康保険
年金保険
介護保険
雇用保険 ×
労災保険 ×

フリーランスは加入できる保険の種類が少ないだけでなく、加入手続きから支払いまで全て自分でしなければいけません

フリーランスエンジニアが入れる健康保険

フリーランスエンジニア‗健康保険

日本では全ての国民が健康保険に加入できる「国民皆保険制度」があり、フリーランスでも必ず何らかの健康保険に加入できます

フリーランスエンジニアが加入できる健康保険は以下の通り。

    ■ フリーランスの健康保険

  1. 国民健康保険
  2. 社員時代の健康保険を任意継続
  3. 国民健康保険組合

国民健康保険

「国民健康保険」は「被用者保険」に入っていない人全員が加入できる健康保険です。

全国の都道府県が運営している健康保険で、加入すると医療費の自己負担が3割で済むようになります。(70歳以上の高齢者は2~1割

【保険料について】

国民健康保険の保険料は「所得割」「平均割」「均等割」の3つの要素で決定されます。

所得割 前年度の所得に応じた金額
平均割 加入者全体で平等に負担する金額
均等割 世帯人数に応じて均等に負担する金額

それぞれの算出方法は自治体によって異なるから、具体的な金額は住んでる自治体で確認しましょ♥

会社員時代の健康保険を任意継続

会社員からフリーランスエンジニアに独立した場合、下記条件を満たすと会社員時代に加入していた「被用者保険」を2年間継続できます。

任意継続するための条件
●退職の前日までに2ヶ月以上「被用者保険」の加入期間があること
●退職から20日以内に任意継続の手続を行うこと

【保険料について】

保険料の算出方法は会社員時代と変わりませんが、退職後は会社の半額負担がなくなるので実質保険料は2倍に。

保険料は退職前の月収で決まりますが、金額に上限があるため月収30万円以上の場合は国民健康保険よりも保険料が安くなります

国民健康保険組合

「国民健康保険組合」とは、「医師業界」「建設業界」「文芸業界」などの業種別に結成された保険組合で、フリーランスの人は同業種の組合に加入できます。

エンジニアの保険組合はありませんが、クリエイティブ業務に該当する人は「文芸美術国民健康保険組合」に加入できるケースもあるので確認してみましょう。

国民健康保険組合の一覧はコチラ⇒http://www.kokuhokyo.or.jp/page8-01.html

フリーランスエンジニアが入れる年金保険

フリーランスエンジニア_年金

「国民年金」は20歳以上~60歳未満の日本国民は加入必須です。

ただ、令和3年度の国民年金受給額は「月額約65,000円」なので、これだけではとても老後の生活は成り立ちません

会社員は「国民年金」に上乗せして「厚生年金」を支払っていますが、フリーランスにはないので将来受給できる金額が会社員よりも少なくなってしまいます

将来に備えたいフリーランスエンジニアは下記のような追加加入できる年金制度を利用しましょ☆

    ■ 追加加入しておきたい年金制度

  1. 付加年金
  2. 国民年金基金

付加年金

「付加年金」とは、毎月の年金保険料に400円をプラスして支払い、将来受給できる金額に上乗せできる制度です。

具体的な受給金額は「200円×納付月数」で、毎年の年金受給額に上乗せされます。

(例)付加年金を10年間納付した場合
支払額:400円×12ヶ月×10年=48,000円
受給額:200円×12ヶ月×10年=24,000円

10年間納付し続けても年額で24,000円ですが、支払い額も少ないので少しでも納付額を抑えたいなら検討しましょう。

国民年金基金

「国民年金基金」は、フリーランスが国民年金に上乗せして加入できる公的な年金制度です。

上記図のように会社員における「厚生年金」の代わりとして加入すれば、老後の不安を大きく軽減できます

一生涯にわたって年金を受給できる「終身年金」2種類と、加入者の生死に関わらず決まった金額を受け取れる「確定年金」5種類計7種類の中から自分に合ったプランを選択可能。

(例)2021年7月にで35歳の人がA型に加入した場合
〇支払額
 ・月額:11,790円
 ・年額:141,480円
 ・60歳までの総額:3,501,630円
〇受給額
 ・月額:15,600円
 ・年額:186,700円

(※参考:年金額シミュレーション|全国国民年金基金

細かい金額は加入時期、年齢、加入したプランによって変わりますが、フリーランスにとっては非常に有益な制度でしょう。

「付加年金」と「国民年金基金」はどちらか一方にしか加入できないので注意して下さい。

フリーランスにあると嬉しいその他の保険

フリーランスエンジニア_保険

フリーランスエンジニアは会社員と違って後ろ盾がありません

万が一、フリーランスエンジニアが勤務先の備品を誤って壊してしまうと、個人に対して損害賠償を請求される危険も

取引先とのトラブルを避けるため、可能であれば加入しておきたい保険は以下の通りです。

    ■ あると嬉しいその他の保険

  1. 賠償責任保障
  2. 所得補償保険
  3. 傷害補償保険

賠償責任保障

賠償責任は人・物の破損だけに留まりません。

フリーランスエンジニアは情報漏洩、著作権の侵害、納期遅延や納品物の瑕疵など、業務を遂行する上で様々なリスクを抱えています。

特に情報漏洩などは1つのうっかりミスで大損害に繋がりかねないため、万が一の時に備えて賠償責任保障はあると嬉しい保険でしょう。

所得補償保険

フリーランスエンジニアは会社員と違って、給料が保証されてるわけではありません

なかなか案件を受注できなかったり、仕事を受注できていてもクライアントの状況次第でいきなり契約を切られてしまうケースも。

収入が途絶えてしまった時のために、所得補償保険に加入しておけば、安心して次の仕事を探せるので精神的な負担も軽減できます。

傷害補償保険

安定的に仕事を獲得できていても、不慮の病気や怪我などで長期間就業できなくなるケースも少なくありません。

フリーランスエンジニアは治療費や入院費を支払わなければいけないだけでなく、収入も途絶えてしまいます。

万が一に備えたいフリーランスエンジニアは、病気や怪我などの際に入院費を保証してくれる傷害補償保険に加入しておきましょう。

フリーランス協会

フリーランス協会」とは、独立、開業、副業などで仕事をする人のためのコミュニティ。

協会のベネフィットプランに加入すれば「賠償責任保障」が自動付帯、「所得補償保険」や「傷害補償保険」も割引料金で加入できます。

年会費が1万円かかりますが、他にもフリーランスに嬉しい様々なサービスがあるので余裕があれば加入してみるのもいいでしょう。

保険比較・見積もりができるサービス

自分に合った保険が分からない人は、オンラインで保険の見積もり・比較ができるサービスの利用もおすすめです。

コのほけん!では、最大45社を一括で比較できる保険料シミュレーションだけでなく、保険のプロにも無料で相談できます。

コのほけん!公式※1

フリーランスがあると嬉しい「収入保障保険」や「就業不能保険」も比較できるので、ぜひコのほけん!を保険選びの参考にしてください。

保険制度が充実しているエージェント

フリーランスエンジニア向けのエージェントの中にはフリーランス協会のベネフィットプランに無償加入できるサービスも。

エージェントの福利厚生サービスも一緒に受けられるので、個人でフリーランス協会に加入するならエージェントに登録するのが得策です。

フリーランスエンジニア向けのエージェントによって案件の質やサポート内容が異なるため、自分に合ったサービスを利用しましょう。

エージェントは2~3社併用すると選択肢が広がります。
【フリーランスエンジニア向けエージェント】
サービス名 特徴
レバテックフリーランス 登録者数・業界認知度No.1。最短1週間で参画
Midworks(ミッドワークス) 正社員並みの手厚い保証制度。常駐・リモート案件多数。
テックビズフリーランス 案件決定率・継続率90%超。案件登録数3万件超。全国対応。
フォスターフリーランス 20年の実績・登録者1万7000人。非公開案件多数。

フリーランスこそ保険制度を活用しよう

近年ではフリーランスエンジニアでも「国民年金基金」などの公的制度や「フリーランス協会」などの民間団体も充実してきました。

フリーランスエンジニア向けのエージェントをうまく活用すれば、フリーランスでも正社員並みの補償を受けられます

自分が必要とする保険を活用して、フリーランスエンジニアとして長く安心して働ける環境を整えましょう。

\福利厚生サービスも充実!/

(※1 参考:コのほけん! – 保険の診断・比較・見積もり / オンライン相談可)

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