【第二新卒】好印象を与える履歴書の書き方とは?転職を成功させるコツ
「履歴書ってどんな内容を書けば良いんだろう?」
「第二新卒だからこそ注意するべきことはあるのかな?」
「企業は履歴書からどんなことを分析してるんだろう?」
慣れない転職活動に頭を悩ませている第二新卒は少なくありません。
しかし、複数の応募者から集まった履歴書を見る採用担当は、数秒〜数分で採用を決めているのです。
たった数秒で選考突破が決まるなら、細心の注意を払って履歴書を書きたいですよね。
そこで今回は、第二新卒の転職活動の肝となる履歴書の書き方を紹介します。
転職活動の基礎を覚えて、採用担当に好印象を与えられるようにしましょう。
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第二新卒の転職で意識するべき履歴書の大前提
履歴書の書き方をお伝えする前に、まずは大前提として忘れてはいけないポイントを紹介します。
第二新卒の履歴書で意識するべき大前提は次の通りです。
- 履歴書は自分に合ったフォーマットを選ぶ
- 履歴書の写真はプロに依頼する
- 採用担当の読みやすさに配慮する
詳しく見ていきましょう。
履歴書は自分に合ったフォーマットを選ぶ
あなたは「履歴書はコンビニに売ってる一般的なものを選べばOKでしょ」と思っていませんか?実はここに大きな落とし穴があります。
履歴書には意外にも様々なフォーマットがあり、各欄のスペースや内容に違いがあるのです。ではなぜ、履歴書のフォーマットに違いがあるかと言えば、次のような理由があるからと言えます。
- アピールしたいポイントを的確に伝えるため
- 採用担当の読みやすさ
- 空白を避けるため
例えば、あなたが志望動機を充実させたいと思った時、一般的なフォーマットではスペースが小さすぎるかもしれません。小さなスペースに小さな文字を詰め込めば、採用担当は読みづらいと感じ目を通さずにスルーしてしまう原因になります。
反対に例えば、学歴欄にそこまで書くことがない人が一般的なフォーマットで記入すると空欄が目立ちます。履歴書の空欄は、採用担当に悪い印象を与えると言われており、社会人マナーとして望ましくありません。
上記のような問題を解決するには、あなたにちょうど良いフォーマットの履歴書を選ぶことが重要になります。履歴書の選定は第二新卒にとって非常に重要なので、どんなことを書きたいのか明確にして最適なものを選ぶようにしましょう。
履歴書の写真はプロに依頼する
履歴書の写真は、採用担当が最初に見る重要なポイントなので、必ずプロに依頼するようにしてください。写真の質はあなた自身の印象を左右します。ライバルの転職者がプロの写真を使っている中、あなただけスピード写真で撮影したものを使っていれば、差は歴然と表れてしまうでしょう。
プロに写真を依頼すると次のようなメリットも得られます。
- 姿勢や視線のアドバイスが受けられる
- 髪型や服装について指摘してもらえる
- ベストな表情の1枚を選べる
- 適度に補正してもらえる
- 写真のデータがもらえる
スピード写真では、自分1人で全ての工程をチェックしなければいけません。また、照明や画素数などの質そのものも違います。カメラ専門店などで撮影した場合、証明写真4枚で2,000円ほどです。
第二新卒のフレッシュな一面をアピールするためにも、証明写真はこだわるようにしてくださいね。
採用担当の読みやすさに配慮する
履歴書の読みやすさは、採用担当が読みすすめるかどうかを決める第一歩になります。
- 丸文字・汚い文字→社会人マナーがないと思われる
- 小さすぎる文字→読まれない原因になる
- 大きすぎる文字→かさ増ししてると思われる
- 改行・空白がない→読みたくなくなる
上記のように履歴書が読まれない原因はいくつかあります。採用担当によっては、読みづらい文章を書いているだけで、履歴書に目を通さずに即却下されてしまうこともあるのです。
時間をかけて書いた履歴書を読まれないのは誰しも避けたいことですよね。だからこそ、読みやすい文字や文章を作るようにしてください。まずは一度、下書きを行い友人や家族などに読みやすいか聞いてみるのがおすすめです。客観的なアドバイスから修正点を見つけて改善していきましょう。
履歴書は手書き or パソコン?
履歴書を作る際、手書きかパソコンで作成するかという疑問もあるかと思います。結論としては「応募する企業によって変える」が最適解です。
IT系の企業であれば、パソコンで履歴書を作ることで書類作成能力をアピールできます。人間味を大事にしている企業であれば、手書きで手作り感をアピールできるでしょう。どちらが正解という決まりはないので、企業の業態や色に合わせて変えてみてくださいね。
第二新卒の履歴書で企業が見ているポイントは?
ここでは、第二新卒の履歴書から企業がチェックしているポイントを紹介します。
- 社会人マナーができているか
- 自社とマッチする人材か
- 自社を深く研究しているか
社会人マナーができているか
企業が第二新卒に求めることの1つに「社会人マナーがあるか」があります。社会人経験がある第二新卒は、新卒を採用するよりも教育コストが抑えられるメリットがあるからです。
- 履歴書のフォーマット通りに記入できているか
- 文章が綺麗に書けているか
- 正しい文体を使っているか
上記のような基本的なマナーは最低限分析されるポイントと思っていてください。
自社とマッチする人材か
履歴書の志望動機や職歴などから「うちの会社にマッチする人材か」もチェックされます。企業の方針とあまりにもかけ離れた内容を書くと、面接選考に進むことは難しいです。
履歴書は面接選考の突破口になる重要な書類でもあるので、企業が求める人材像をイメージして書くことも大切になります。
自社を深く研究しているか
「この人はうちの会社のことを理解しているか」も採用担当のチェックポイントになります。当たり障りのない内容では「この文章はいろんな企業に使いまわしてるんだろうな」と思われる原因です。
採用担当の目を引くには、企業が持つユニークなポイントに具体的な単語を含めて記載する必要があるでしょう。「これくらいで大丈夫だろう」という適当な内容は、採用担当からしても「よくある履歴書」にしかなりません。
志望動機などを書く際は「あなたのために書きました」と分かるような具体性のある内容を意識することが大切です。
第二新卒の転職成功率を上げる履歴書の書き方
履歴書の基本を学んだところで、ここからは第二新卒の転職成功率を上げる履歴書の書き方を見ていきましょう。
日付:基本「西暦」で書く
履歴書の最上段にある日付は、指示がない限り「西暦」で書きましょう。記載する日付は、履歴書の提出日です。記入した日付ではないので注意してください。
写真:裏に名前を書くこと
履歴書の写真は、万が一剥がれた際、誰のものか分かるように裏面に油性のマジックで名前を書いておきましょう。
- 直近3ヶ月以内に撮影したもの
- スーツ着用・清潔感のある髪型
上記の原則も忘れないようにしてくださいね。
年齢は履歴書提出時の年齢を書く
ほとんどの履歴書が「満〇〇歳」という形式になっています。履歴書を提出する時点の年齢を記入してください。
電話番号:確実に連絡が取れる番号を書く
第二新卒は固定電話番号を記載する方もいますが、採用に関する大事な連絡が来ることもあるため、常に連絡が取れる電話番号(スマホなど)を記載するようにしてください。
メールアドレス:いつも利用しているものを書く
第二新卒の中には、メール自体を利用していない方もいるでしょう。そんな方はGmailやYahoo!メールなど、無料で取得できるメールアドレスを転職活動用に作ることをおすすめします。在職中の会社のメールアドレスはマナー違反なので、記載しないようにしてください。
住所は省略しないで全て書く
郵便番号、都道府県はもちろん、アパートの名前や室番号まで略さずに記載します。
学歴:略さずに正式名称を書く
最上段にはセンター寄せで「学歴」と記載します。
- 記載内容が多い人は高校卒業から
- 記載内容が少ない人は中学卒業から
- 〇〇中学ではなく〇〇中学校と正式名称を記載
上記の原則に則って書いてください。ちなみに、応募企業と関連性の高い学部に通っていた場合は、学部名や専攻まで記載することでアピールすることも可能です。
職歴:仕事内容の記載も忘れずに
どんなに勤務日数が短くても正確に記載してください。
- 会社名は略さない
- 業務内容・配属部署も書く
- 成果・昇進なども詳細に記載
- 空欄が多い場合はより詳細な仕事内容も書く
- 正社員でない場合は雇用形態も記載する
第二新卒はどうしても空欄になりがちなので、企業規模や仕事内容を詳細に記載して埋めるように心がけましょう。
資格:アピールにならない資格は書かない
普通自動車免許は基本なので記載しましょう。ただし「英検3級」や「TOEIC400点」などはアピール要素にならないので、控えることをおすすめします。企業にとってプラスになりそうな資格は積極的に記載してください。
また「〇〇を取得するために勉強中」などと書くことはアピールに繋がるので、空欄が目立つ際に利用できます。
趣味・特技:遊び重視と思われないように注意
趣味や特技は面接で話題のネタになりますが、書きすぎると「この人は仕事中心じゃないんだな」と悪い印象を与えかねません。沢山趣味があることは素晴らしいですが、履歴書に記載する時は絞り込んで書くようにしましょう。
また、賭け事に関する趣味は人間性を疑われるリスクがあるので書かないようにしてください。
志望動機:具体性のある単語を散りばめる
志望動機は採用担当がじっくり読む箇所でもあるので、入念に作り込んでください。
- なぜこの企業を選んだのか
- どんなところに感銘を受けたのか
- この企業でどうなりたいのか
- 企業に貢献できるポイントは何か
上記の内容を企業が持つ独自性に絡めて記載します。
貴社の経営方針に感銘を受けました。前職で培ってきた忍耐力を活かして、売上アップに貢献したいと思い志望しました。
全て手作業で製品を作り、製品チェックまで一貫して同じ人物が担当する貴社の物作りに対する姿勢に感動しました。前職で培った1つの仕事にとことんこだわる姿勢を、貴社の物作りで活かしていきたいと思い志望しました。
本人希望記入欄:「貴社規定に従います。」が基本
基本は「貴社規定に従います。」と記載してください。企業がいくつかの部署で募集をかけている場合は、あなたが希望する部署や職種を記載します。年収、残業時間、勤務地、待遇面などを記載するのは悪印象を与える原因になるので控えてください。
まとめ
第二新卒と企業がはじめて顔を合わせる履歴書では、内容はもちろん書き方の作法を大切にしなければ専攻突破は難しいです。採用担当は限られた時間で人材を選定するため、いわば流し読みに近い状態で判断していきます。
「この人は字が汚いからアウト」
「写真が適当すぎるからアウト」
「スカスカだからアウト」
時間をかけて作った履歴書が、上記のようにスパッと却下されたとしたらショックですよね。第二新卒は企業にとっても採用するメリットがあります。だからこそ、履歴書というはじめの一歩で躓くのは非常にもったいないことです。
ぜひ、今回紹介した基礎を忠実に守って、採用担当の目に止まる履歴書を完成させてみてくださいね。
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