20代で許される転職回数は何回?転職回数が多いと不利になるのかを徹底検証!
転職をするときに、過去の転職回数が気になるものですが、とくに20代という若さで転職をした経験があっても大丈夫なのか、何回までなら問題ないのかは、とても気になるところです。20代のうちに転職回数が多いと、今後の転職活動にどう影響するのか、デメリットはどのような点にあるのかを徹底検証していきます。
20代で転職を考え始めている人は、あとあと後悔しないように、じっくり検討したうえで冷静に判断してください。
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20代で転職回数の多さがデメリットになる理由とは?
大学や高校を卒業し、就職活動でようやく入社した会社で長く続けずに転職してしまうのは、かなりのデメリットがあります。なぜかというと、社会に出たばかりで右も左もわからない状態なので、仕事の経験が身に付くのに時間が掛かるからです。
社会人として経験を積んで来たベテランと新人とでは、覚える速さや能力に違いがあります。新社会人として社会に出て、たった数年で転職をした場合、最初に入社した会社で、内容の濃い充実した仕事ができたでしょうか?身に付いたスキルはあるのでしょうか?
結局、中途半端な仕事しかできずに辞めて、何のスキルもない状態で次の会社へ移ることになります。
この繰り返しで転職回数が増えると、転職先の面接官に「うちへ入社しても、長続きするかどうか心配だ」と不安な印象を与えるはずです。もしくは、「長く続けられないのはこの人自身に何か問題があるのでは?」とマイナスのイメージしか与えません。
20代の転職回数平均は何回?
ここで転職回数がデメリットになるなら、転職を一切してはいけないのか、何回までなら大丈夫なのかが気になります。一般的な20代の転職回数の平均はどのくらいなのかを見てみましょう。
- 「リクナビNEXT 年代別転職回数」では2017年上半期に
-
- 20代で転職0回の人は、全体の76%
- 20代で転職1回は16%、転職2回は6%
と、かなり低い数値です。
それから興味深いデータがあります。転職をしたときの年収アップをしている人のアンケートで、転職未経験で転職をしている人は年収アップ率が高いです。長年勤めてきた会社での経験が、十分なスキルを身に付けられているという証明になり、年収アップ率につながるのではないでしょうか。
参照:リクナビNEXT 年代別転職回数
https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/5883/
このように20代で転職をしている人は、希少だと言っても過言ではありません。それぞれの事情などもあるかもしれませんが、会社側としてはよほどの理由があるときに限り、1回なら許容範囲であると見てくれることもありますが、20代で2回以上の転職歴はデメリットとなります。
転職回数よりも働いていた期間の長さや目標意識がポイント?
デメリットである20代での2回以上の転職歴がある場合、よほどのことがない限り、年収が大幅に下がる条件での転職か、もしくは転職をしたくてもできない可能性があります。
20代前半で2回以上の転職は論外ですが、20代後半で2回以上の転職回数がある場合に、どのようなケースなら、転職が成功する可能性が高いのか考えてみましょう。
- 1.転職をすることで十分スキルが身に付いているかどうか
- 2.業務に役立つための専門的な資格を有しているかどうか
この2つについて、詳しく解説していきます。
充実した仕事経験で資格取得や身に付いたスキルはあるか?
1つ目のポイントは、転職によって十分なスキルアップができているかどうかということです。同じ業種での経験ではスキルアップが難しい場合などが当てはまります。
どういうことかというと、女性に人気の高い事務職系の仕事ですが、人気が高いということは、それだけレベルの高い人が求められるということです。普通のパソコンスキルがあって、ミスもなくテキパキと雑用をこなせる人というだけでは、もう通用しません。
一般事務職系でもITスキルが必要な時代になってきています。オフィスが使えるだけではなく、クラウド型データーベースの運用や事業計画のシステム導入化で、さまざまなIT技術が必要です。高いIT技術を身に付けるために、ある程度の長い期間に、しっかりと職務経験を積める職場が必要だったということなら、2回以上の転職でも納得いきますね。
2つ目は資格ですが、資格とは言っても商業簿記やMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)資格のことではなく、薬剤師のような条件が必要な資格のことです。
大手の製薬会社でも、普通に入社する分には薬剤師の資格は必要ありませんが、研究所や開発での責任者となると、薬剤師の資格が必要です。
普通の社会人が薬剤師になるためには、社会人編入学試験を突破し、薬学科で2年間勉強をすれば薬剤師になる試験を受験できます。どうしても上を目指したいという強い希望があり、薬剤師の資格が取りたい場合は次の手順が必要です。
まずは4年制大学を卒業していて、どこかの企業へ入社したあと、社会人編入学試験を受けてから薬学科で2年勉強し、薬剤師の資格を取得してから、改めて製薬会社に転職をします。このケースでの転職なら、しっかりとした目的と目標が見えるので、問題ないと言えるでしょう。
充実したスキルが身に付くための転職とは何か?
漠然とパソコンやリーダーシップのスキルを身に付けただけでは、あまり意味がありません。転職をするためには、将来的にどのような仕事をしていきたいか、それにはどのスキルが必要なのかをきちんと把握したうえで、転職先を選ぶ必要があります。
むやみに転職回数を増やすのではなく、未来のビジョンがきちんとあり、そのための転職であることを明確にしておかなければなりません。
転職段階で安易に給与や休日などの条件だけで選んでいないか?
転職先を探すときに、まずはその会社で何をしたいのか、自分には何ができるのかを考えます。しっかりとしたビジョンが見えてきたら、今度は転職先を探しますが、そのときに大切なのは、企業の事業計画や業務内容をしっかりと把握することです。
そのときに、給与や休日などの待遇面で選ばないようにしましょう。最も優先したい条件は、自分が求めている働き方ができる会社なのかどうかです。自分が無理のない範囲で、スキルアップできる会社を選ぶことがポイントです。
じっくりと検討をしてから転職をすることで、むやみに転職回数を増やすこともなくなります。転職回数は少なければ少ないほど良いのは間違いありません。転職を考えるときは、しっかりとした目的と目標を決めてからにしてください。
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