【仕事できない】新卒の悩みの原因は?できないと感じる理由と解決法
「何度も同じミスをしてしまう…」
「同期と比べて遅れを取っている気がする…」
上記のように悩みながら、日々の業務についていくのが精一杯になっている新卒者は少なくありません。
結論から言えば、仕事ができない新卒者はスキルの向上より考え方や姿勢の改善が大切です。
本記事では、仕事ができないと悩む新卒者が陥りがちな悪循環、仕事ができない新卒の特徴や原因、即効性のある改善策について解説。
「仕事ができない」「どうしたら改善できる?」と悩んでいる新卒の方は要チェックの一記事です!
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目次
仕事ができない新卒が陥りがちな負のスパイラル
今年入ってきた新人が「仕事ができない」と悩んでるんだけど…、どんなアドバイスをすればいいんだろう…?
そんな時は、なぜそう思うのか…「仕事ができない理由を整理」するのよ☆
- 「自分は仕事ができない」と思う
- 「新卒だから仕事ができなくて当然」と考える
- スキルのない自分が嫌い
ミスばかりしてしまう自分に対して、上記のような思考になっている方は注意が必要です。
「自分は仕事ができない」と思う
度重なるミスが原因で「自分は仕事ができない人間だ」と思っている方も多いはず。
そんな気持ちがずっと続いてしまうと、次第にそれは「暗示」になっていきます。
- ミスをするたびに落ち込む
- できない自分が嫌いになる
- 自分が嫌い→毎日がつらい
上記のような悪循環を重ねると、ミスをした自分を責め続けるようになってしまいます。
「できない自分が嫌い」「ミスして怒られたくない…」と思っていると、自己嫌悪に陥り行動が出来なくなっていきます。
自分は仕事ができないと暗示をかけ、さらにできない自分を作り上げてしまう新卒は少なくありません。
「新卒だから仕事ができなくて当然」と考える
ネガティブな人と対照的に「新卒なんだから仕事ができなくて当然」と開き直る方も珍しくありません。
一見ポジティブ思考に見えますが、本質を突けば「成長する機会を逃している」と言えます。
- 同じミスを繰り返していると気づけない
- 丁寧に教えていない上司が悪い
- 指示にない仕事はしない
意地や甘えが邪魔をして成長を怠ると、会社からの評価は受けられないでしょう。
仕事ができない自分を正当化してチャンスを逃す新卒者は多いです。
スキルのない自分が嫌い
新卒者の中には、スキルのない自分が嫌いでネガティブになってしまう人も。
- 同期に能力の高い人がいる
- スキル不足で分からない仕事が多い
- 誰かに質問するのが恥ずかしくてつらい
専門的な知識やスキルは、仕事をしていく上で少しずつ習得できるはずです。
しかし、悪いところにしか目を向けられない悪循環に陥ると、スキル不足以外の小さなミスが多発してしまいます。
「できない」と思い込む呪いは強力よ。少しでも当てはまってる子は、客観的に自分を見るよう心掛けましょ!
仕事ができない新卒の特徴:原因を知ろう
仕事ができないと悩む新卒の特徴
- 分からない点を放置する
- ミスした原因を他者のせいにする
- メモを取らない or 活用できていない
分からない点を放置する
- 上司に質問しづらい
- 分からない自分が恥ずかしい
- 分かった気になっている
新卒入社した企業では、分からない仕事が多くあるのが当然です。
しかし、仕事ができないと悩む新卒の中には、分からない部分を分からないままにする方も少なくありません。
本来は、以下の流れで疑問を解消するのが理想的でしょう。
- 分からない→疑問を持つ
- 何が分からないのか明確にする
- 疑問点を上司や先輩に質問する
日々任される仕事が増えていく中で疑問点をそのままにしていれば、疑問は増え続けてしまいます。
「質問する」のは新卒者にとって重要な仕事の1つと考えましょう。
ミスした原因を他者のせいにする
仕事のミスを他者や環境のせいにしてしまう人は、同じ失敗を繰り返す傾向にあります。
- 上司の説明不足のせい
- 会社の方針自体が間違っている
- 良質なマニュアルがあればミスなんてしない
同じ失敗をしているにも関わらず「〇〇さんのやり方に問題がある」と他人任せにすれば、周りが変わらない限りミスが発生するでしょう。
当然ながら、周りが自分のために大きく変わってくれる可能性はほとんどありません。
できない自分を正当化すると、新卒にとって重要な「成長」ができなくなってしまいます。
メモを取らない or 活用できていない
メモの力を甘く見ている新卒は、仕事を覚えられず苦労するはずです。
- メモなんて取るだけ無駄
- メモしたけど覚えられなかった
- メモしてる自分がかっこ悪いから嫌
仕事ができない新卒は、メモを取っても有効活用できない人も少なくありません。
メモを取る本質は「仕事を覚える・理解する」ためです。
- 教えられた内容をメモ
- メモを読み返して疑問を解消
- 反復して仕事の流れを頭に入れる
上記の流れを意識して、こまめにメモを活用してみましょう。
仕事ができる新卒になる!5つの改善策
- 相手思いの上手な質問方法を身につける
- 新卒だからこそ「質より量」をこなす
- メモを活用して独自のマニュアルを作る
- 優先順位をつけて1つに集中する
- 当事者意識を持ち主体性を発揮する
相手思いの上手な質問方法を身につける
「相手思いの質問」とは、「はい」か「いいえ」で答えられる具体性のある質問です。
以下で良い例と悪い例を見ていきましょう。
「〇〇について分からないんですけど教えてもらえますか?」
※分からないから教えて → 抽象的
「〇〇についてなんですが、〇〇を〇〇にすればよろしかったでしょうか?」
※合ってますか? → 具体的である
悪い例は相手が「で、どこが分からないの?」と付け足さなければなりません。
良い例では相手が「はい」か「いいえ」で答えられますよね。
疑問を迅速に解消するためにも、相手思いの質問の仕方をマスターしておきましょう。
上手な質問をすれば時間の節約になるだけじゃなく、「この人は考えてから質問しているな」といった好印象を相手に与えられるわよ♡
新卒だからこそ「質より量」をこなす
新卒は質よりも量を重視した行動を心がけましょう。
ミスを恐れて完璧を目指しても、経験値の未熟な新卒は仕事が完了するまでに時間がかかってしまいます。
まずは行動して、その結果を他者に評価してもらうのが重要です。
- 依頼された仕事に道筋を立てる
- 計画を信じて速やかに行動
- 成果に対してアドバイスをもらう
「失敗を恐れて行動しない」考え方は、責任の重いプロジェクトを任されるようになってからでも遅くありません。
若い新卒のうちに苦い経験を積むのをポジティブにとらえ、行動するべきと言えるしょう。
失敗しても可愛いから許しちゃう♪ってくらい若い新卒のうちにドンドン行動しておきなさい♡
メモを活用して独自のマニュアルを作る
メモは仕事内容を自分なりに消化させるためのツールです。
今までメモを取っても読み返していなかった方は、以下の手順で独自のマニュアルを作ってみてください。
- 上司や先輩から言われた内容をメモ
- 帰宅後メモを見返しながら概要を把握
- 誰にでも分かるようなマニュアルを作成
「誰にでも分かるようなマニュアル」を作り、あなたが人に教えられるレベルまで内容を理解しましょう。
頭で考えても、経験のない物事を整理するのは簡単ではありません。
覚える仕事の多い新卒だからこそ、1つ1つの仕事を丁寧に理解し、分からない時はマニュアルを確認しましょう。
レオナルド・ダ・ヴィンチ、エジソン、アインシュタイン…過去の偉人達はみんなメモ魔だったの☆メモの力、侮っちゃいけないわよ♡
優先順位をつけて1つに集中する
仕事に取り組む際は、タスクに優先順位をつけて1つに集中できる環境を作りましょう。
新卒は全ての作業を同時並行するマルチタスクになりがちです。
マルチタスクは各仕事が完成しない根本的な原因になってしまいます。
- 頼まれた資料を作成
- 別の先輩からアポの確認依頼→実行
- メールが届いたので確認
上記のようなマルチタスクをすれば、どんなに優秀でも仕事の生産性は下がり「できない人」になりかねません。
優先順位をつけて行うシングルタスクは集中力を上げて凡ミスを防ぐ効果もあるのです。
仕事ができる子は一見マルチタスクだけど、実はシングルタスクを次から次に切り替えているの☆まずは集中力を身に付ける所から始めなさい♡
当事者意識を持ち主体性を発揮する
他者や環境のせいにしていた方は、当事者であると認識しましょう。
「全ては自分が選択している」と考えて行動すれば責任感が生まれ、仕事のミスも次第に減っていくはず。
- 上司の説明不足→自分の質問不足
- 会社の方針が悪い→自分のエゴに固執している
- 良質なマニュアルがない→自分で作れば良い
他者を変えるのは難しいですが、自分の考え方は自分次第でいくらでも変えられます。
選択肢は常に、アナタの中にあるの。自ら行動する人間を目指しましょ♪
仕事ができないのではなく合ってない場合
自分で色々な改善策を試してみてもなかなか仕事がうまくいかない場合、それは仕事ができないのではなく合ってない可能性もあります。
新卒ですぐに会社を辞めるのに抵抗がある方もいるでしょう。
しかし、数年頑張って「合わなかった」と思うくらいなら、見切りをつけて自分に合った仕事を始める方がいいでしょう。
ここでは新卒の方が自分に合った仕事を見つけるための以下の方法を2つご紹介します。
-
■ 自分に合った仕事を見つける方法
- 自分の強みを把握する
- 転職エージェントを利用する
それぞれ詳しく解説していきます。
自分の強みを把握する
自分に合う仕事を見つけるにはまず自分の強みは何なのかを知る必要があります。
自分の強みは「自分にとってできて当たり前」なので、自力で見つけるのは困難でしょう。
そんな時は、「グッドポイント診断」など、無料の診断ツールを使って客観的に自分の強みを知るのが手軽でおすすめです。
簡単な質問に答えていけば15分程度で以下の18種類の中から自分が持つ5つの強みが分かります。
例えば「社交性」や「親密性」があると診断された人に向いている仕事は、コミュニケーション能力が重視される営業職や接客業です。
「独創性」や「柔軟性」があると診断された人は、新しいものを創り出すクリエイティブな仕事や新たなアイディアを出す企画職に向いていると言えます。
たった数分で適性が見えてくるので、自分にどんな仕事が向いているか知りたい人はさっそくチェックしてみましょう。
※グッドポイント診断を利用するにはリクナビNEXTへの登録が必要ですが、無料で登録できるので安心して下さい。
転職エージェントを利用する
転職の決意ができたとしても、新卒入社したばかりではどう転職活動を進めればいいか不安になる人も多いです。
そんな時は、第二新卒(※)向けの転職エージェントを利用するのがいいでしょう。
※就職して3年以内の求職者を「第二新卒」と言います。
第二新卒ならではの悩み相談や、面接でのアピール方法など、転職活動を進める上でのあらゆるサポートを無料で受けられます。
ここではおすすめの転職エージェントを4社ご紹介しますので、気になった所にまずは登録してみましょう。
第二新卒向け転職エージェント
DYM就職 | 就職カレッジ | |
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転職エージェント | ||
主な年齢層 | 18~35歳 | 18~35歳 |
主なサポート対象 | 第二新卒、既卒、女性もOK | 第二新卒、既卒、中退者、フリーター |
支援実績 | 経験が浅い若年層を積極支援 | 入社後の定着率92.2% |
特徴 | 優良企業を厳選 人物重視の採用 親身なサポート |
正社員求人のみ 研修が無料 就職成功率8割 |
簡単登録 (無料) |
キャリアスタート | |
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転職エージェント | |
主な年齢層 | 20代 |
主なサポート対象 | 第二新卒・既卒・フリーター |
支援実績 | 20代がおすすめする 転職支援会社No.1 |
特徴 | マンツーマンのサポート コロナの影響で内定取消にあった人への特別支援あり |
簡単登録 (無料) |
新卒で仕事ができなくても焦らず自分の将来を考えよう
凡ミスを減らし「できる新卒」になるには「どうしたら今の現状を少しでも改善できるだろう?」と主体的に考えるのが大切です。
仕事ができる新卒になるポイント
- 相手思いの上手な質問方法を身につける
- 新卒だからこそ「質より量」をこなす
- メモを活用して独自のマニュアルを作る
- 優先順位をつけて1つに集中する
- 当事者意識を持ち主体性を発揮する
「自分は仕事ができない」「新卒なんだからできなくて当然」と固執するのではなく、常にフラットな思考を意識してください。
今までの自分を捨てて、自ら成長できる新卒者を目指して思考や行動をシフトチェンジしていきましょう。
どうしても仕事が合わないと感じるようなら、自分に合う仕事に転職するのも一つの手だと考えて下さい。