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30代からの外資系転職!そのメリット・デメリットや成功のポイントとは?

仕事もある程度こなせるようになり、余裕が生まれてくる30代では外資系企業への転職を視野に入れる人も少なくありません。外資系と聞くと「ビジネスレベルの英語力が必要」「仕事ができないとクビになる」など一般的に敷居が高いイメージがありますが、30代でも転職は十分に可能です。

今回は「30代からの外資系転職」について、外資系のメリット・デメリット転職を成功させるポイントを交えて詳しくお伝えしていきます。

外資系への転職に年齢制限はある?

外資系ってなんだか華やかなイメージがあって憧れるなぁ。でもエリートが多そうだし、転職するにしても年齢制限とか厳しそう…

あら、そうかしら?年齢が上がれば転職が難しくなるって考えは日本企業ならではのものだと私は思うわ。そもそも「外資系」ってどんな企業か理解してる?

うっ…外資系は給料がいいとか残業が少ないって聞くけど、正直よくわかってないかも…

やっぱりそんなことだろうと思ったわ。じゃあまずは外資系とは何か?それから年齢制限があるのかを見ていきましょう♪

外資系にもいくつかのタイプがある

「外資」とは、海外の企業や外国人の投資家が投資した資本。「外資系企業」とは一定以上の外資が入っている日本企業です。外資系企業は大きく分けて以下の3つのタイプが存在します。

  1. 外国の企業が日本で会社を設立した場合
    ⇒ 100%外資の場合が多く、海外本社の経営方針を色濃く反映される
  2. 外国の企業が日本の企業と共同出資で会社を設立した場合
    ⇒ 出資比率が多い方に経営方針の決定権がある
  3. 外国の企業が日本の企業を買収した場合
    ⇒ 元日本企業であり、経営方針が日本主導のままという場合もある

他にも出資元の資本が米国系なのか、欧州系なのか、アジア系なのかによっても企業の社風や戦略が異なります。あくまで一例ですが、次のような違いがあります。

  1. 米国系企業
    ⇒ 利益を出すことが最優先。臨機応変にその時々で方針を変更する。
  2. 欧州系企業
    ⇒ 一度決めた方向性を地道に継続し、結果が出ればそれを検証して次の方向性を決める。
  3. アジア系企業
    ⇒ 比較的短期に結果を出す方向性が多い。無茶な指令が下りてくることもある。

一口に「外資系企業」と言っても特徴は様々。まずは自分の求める環境かどうか、企業の情報をしっかりと確認しておきましょう。

外資系への転職に年齢制限はない

外資系は実力成果主義のため仕事さえできれば年齢は関係ないと、年齢にこだわらない傾向が強いです。(アメリカなど、中には年齢を採用基準にすること自体が違法の国もあります)

即戦力を求める人材調達戦略のため、新卒採用よりも中途採用がメイン。ほとんどが中途入社の20代~50代の幅広い年齢で構成されています。実質外資系には年齢制限がないということです。

外資系と言っても色々あるんだね。でも年齢制限がないんだったら日本企業より転職しやすいんじゃないの?

確かに年齢制限はないけど、それはあくまでも仕事ができればという前提があってのことよ。たとえ転職に成功しても成果が出ないとクビ…なんてこともあり得るわ。

ク、クビ…!?やっぱり僕には外資系は無理そうだ…

そうやって結論を焦らないの!外資系ならではの魅力もいっぱいあるんだから☆

30代で外資系に転職するメリット・デメリットは?

年齢制限がなく成果に応じた高額な報酬に期待できるのが外資系企業です。その反面、成果が出ないと給料が下がり、最悪の場合はクビになるリスクもあります。

メリットだけに目がくらんで転職してしまうと、後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しかねません。まずは30代で外資系に転職するメリットとデメリットを理解し、自身の適性に合っているのか十分に検討しましょう。

実力があれば一気に成長できる

実力次第では年収が大幅アップ

日本の会社員全体の平均年収が約400万円。対して、外資系の平均年収は776万円と2倍近い給料をもらっている計算になります。これは外資系ではどれだけ成果を出せたかがそのまま給料に反映されるからです。

20代と違って経験と実績がある30代は、アピールできる強みが多いです。市場価値が高いと判断されれば面接時に非常に高い年収を提示されたり、こちらから希望額の提示が可能な場合もあるため転職による大幅な年収アップが狙えます。30代のうちに外資系に転職すれば生涯年収にも大きな差が生まれるでしょう。

実力が評価されやすく、成長機会も多い

外資系では希望に合わせたポジションへの応募ができます。業務範囲、役割が明確なことが多くキャリアプランを形成しやすいです。チームではなく個人の役割の中でどう成果を出したかが評価され、年齢や性別による差も一切ありません。実⼒に応じて正当に評価される環境と言えます。

評価されれば昇給・昇進のスピードも早く、日本企業に比べて個人に与えられる裁量権も大きいため、実力があれば30代のうちから幅広い経験を積んでスキルアップが可能です。

休暇取得に対して理解がある

外資系では「仕事は⽣活をするために必要なもの」と割り切ってプライベートを⼤切にする傾向が強いです。日本企業のように「休暇=悪」という考えはなく、休みを取ることは社員として当然の権利だと理解されています。

30代は結婚・出産などプライベートでも大きなイベントが多い年代です。特に出産に関しては、最近は女性だけでなく男性も育児休暇を取得する人が増えてきたので、休暇を取りやすい環境は男女共に嬉しいメリットでしょう。

    30代が外資系企業へ転職するメリット

  • 成果次第で大幅年収アップ
  • キャリアプランを形成しやすい
  • 年齢や性別に関係なく評価される
  • 幅広い経験が積めてスキルアップ
  • 休暇を取りやすい

生活に安定を求められない

収入が不安定

外資系では成果が収入に直結するため、成果が出ない場合はガクンと収入がダウンします。さらに、福利厚生という考え方が基本的にありません。家族手当や退職金といったものは存在せず、社員への報酬はすべて給料に含まれているという考え方です。家庭を持ち始める人も多い30代としては、不安定な収入は大きなストレスになるかもしれません。

良くも悪くも実力主義

外資系には「アップオアアウト(昇進か退職か)」という言葉があります。昇進できないのであれば会社を去りなさいといった意味で、まさに実力主義の象徴のような言葉です。この言葉の通り、外資系に入れば常に成果を出し続けなければならないプレッシャーが付いて回ります。

全ては自己責任

休暇取得に対して理解はありますが、やることをきちんとやっていることが大前提です。特に育児休暇のように長期で取得する場合、復帰したら以前の仕事がなくなっていたなんてことも普通にあり得ます。休暇中に上司やメンバーとコミュニケーションを取る、復帰後に人事と面談するなど、休暇取得に対するリスクマネジメントはあくまで自己責任という世界です。

    30代が外資系企業へ転職するデメリット

  • 成果を出せないと収入が下がる
  • 福利厚生が充実していない
  • クビになるかもしれないプレッシャーは常に存在する
  • 休暇は取りやすいがあくまで自己責任

やっぱり待遇や環境が魅力的な反面、リスクも大きいんだね…

でもこれってコインの表と裏みたいな関係だと思わない?メリットと捉えるかデメリットと捉えるかはその子次第だと思うの。

どんなリスクも捉え方次第ではメリットにもなるってことか!

だから両方の側面があることを正確に理解するの。自分にとってはどちらが上回るのかをしっかりと見極めましょ♪

30代で外資系への転職を成功させるポイントは?

英語は必須ではない

外資系だからといって、英語ができなければ全く仕事にならないとは限りません。日本語環境が整備されていてほとんど英語を使わない外資系企業も多く存在します。既に実績のある30代が今から新たに英語の勉強を始めるよりも、実績を必要としてくれる企業を探す方が転職活動はスムーズに進むでしょう。

外資系=英語が必要というイメージに惑わされず、企業や業務を徹底的にリサーチすることが成功を招きます。

実績を具体的に説明する

外資系は成果主義。これまでの「経験」ではなく「実績」が求められます。実績をわかりやすく具体的にアピールし、企業に即戦力の人材だと認めさせなければ高評価は得られません。

例えば「〇〇の業務を5年間経験しました」ではなく「〇〇の業務を5年間経験し、××の実績を上げました」と具体的な例を挙げる。外資系は数字にシビアな世界なので、過去の実績を数字で説明するとよりベターです。

同業種or転職しやすい業種を狙う

即戦力性を打ち出すには、基本的にこれまでと同業種が望ましいでしょう。ただし、中には未経験でも転職がしやすい業界も存在します。

製薬業界/MR

製薬業界のMR(Medicinal Representative:医療情報担当者)は、未経験者が採用されやすい職種です。中でも、製薬業者から販売業務を委託され、派遣社員のような形で勤務をする「コントラクトMR」という職種は、未経験者を対象とした中途採用を高い頻度で行っています

また、教育・研修や、メンター制度、フォローアップなど、社員育成に力を入れている企業も多く、経験の浅い方や自身のスキルを伸ばしたい方にとっても大きな魅力です。

生命保険業界/営業

生命保険業界の営業職は「人と信頼関係を構築する」ことが最も重要なスキルの一つであり、保険知識や業界経験が長いことよりも、人とのコミュニケーション能力の高さを重視します。生命保険業界の平均年齢も30代後半~45歳ほどと高めなので30代であれば若い部類に入り会社に馴染みやすいのもポイントでしょう。

コンサル業界/コンサルタントなど

コンサル業界は特定の商品ではなく、経営戦略や市場分析を踏まえた提案や実行支援を売る業界。業界知識や対人スキル、業務遂行能力、短時間での文書作成能力などが求められます。未経験でも前職での経験を活かしやすいため、社会人経験が10〜15年の30代の需要が高い業界です。

ただし、特に競争が激しく成果がでなければ短期間で解雇になるシビアな業界でもあります。これまでのキャリアを活かして働ける自信のある人、緊張感やプロ意識をもって働きたい人でなければ難しいかもしれません。

30代でも年齢を気にせず外資系への転職に挑戦しよう

30代で外資系に転職するなんて難しいって思ってたけど、年齢制限もないし、自分の能力が活かせる企業をしっかりと調べていけば十分に転職可能なんだね!

実績と将来性を兼ね備えた30代は転職するのにベストなタイミングだと思うわ☆

転職を成功させるためにも、まずは自分には何ができて、どんな実績があるのかを棚卸ししておく必要があるね。デメリットをどこまで享受できるのかをイメージしておくことも重要かな。

外資系は成長機会も多く、自分の頑張り次第でいくらでもキャリアアップができるステキな職場よ。気になっているのなら挑戦する価値があるわ♪


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