フリーランスエンジニアの不安は解消できる?安心して働くためのコツ

フリーランスエンジニアは「自由な働き方」や「収入が上がりやすい」メリットがある一方、様々なデメリットも同時に存在するために不安を感じる方は少なくありません。
そこで本記事では、フリーランスエンジニアによくある不安とその解消法をご紹介します。
フリーランスエンジニアとして働く不安を軽減したい方はぜひ最後まで目を通して下さい。
目次
フリーランスの約6割が不安を感じている
日本政策金融公庫総合研究所が行った調査によると、フリーランスとして働く人の19.1%が「大きな不安を感じている」、40.2%が「不安を感じている」と回答しています。
つまり、フリーランスの約6割が不安を感じている結果になります。
「自由なワークスタイル」や「収入が上がる」など、一見華やかなフリーランスエンジニアも、実際は多くの人が不安を抱えながら頑張っているようです。
次の章では具体的にどんな不安を感じているのかを見ていきましょう。
フリーランスエンジニアが感じる不安
フリーランスエンジニアは、日々様々な不安と闘いながら頑張っていますが、そんな中でも特に大きい不安を4つピックアップしました。
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■ フリーランスエンジニアの不安
- 仕事がなくなる不安
- 社会保険がない不安
- 税務処理に関する不安
- 健康に対する不安
それぞれ詳細を解説していきます。
仕事がなくなる不安
まず最も多い不安はこの「仕事がなくなる不安」でしょう。
フリーランスエンジニアは会社員と違って、何もしなければ何も仕事はありません。
そのため、自ら営業活動をして仕事を受注する必要がありますが、それまで営業経験がない人にとっては大きな壁となってしまいます。
また、一度仕事が受注できてもその仕事が終わればまた次の仕事を探す必要があります。
そうやって常に次の仕事を探さなければいけないプレッシャーから、いつか仕事がなくなるのではといった不安を感じる人が多いでしょう。
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■ この不安におすすめの解消法
- 1.「常駐型」の案件を獲得する⇒
- 2.エージェントサービスを利用する⇒
社会保険に対する不安
次にフリーランスエンジニアが抱える不安には「社会保険」に関するものもあります。
会社員の場合、医療保険や年金は給料から天引きされますが、フリーランスエンジニアの場合は国民健康保険や国民年金に加入して自分で支払いが必要です。
また、国民健康保険よりも企業の健康保険の方が保証は手厚く、国民年金よりも企業の厚生年金の方が将来的に貰える額は多くなります。
そのため、フリーランスになれば会社員よりも社会保険は手薄になってしまうので、将来的な不安を抱える人も少なくないでしょう。
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■ この不安におすすめの解消法
- 2.エージェントサービスを利用する⇒
- 3.小規模企業共済に加入する⇒
- 4.事業を法人化する⇒
税務処理に関する不安
会社員と違い、フリーランスエンジニアは税金周りの管理も自分で行わなければいけません。
特に多くの方が不安や面倒に感じるのが「確定申告」です。
会社員の場合は源泉徴収制度になっているため、税金は毎月の給料から天引きされて年末に会社が調整を行ってくれます。
しかしフリーランスエンジニアにはこういった制度はないため、自ら事業所得を申告してその額に応じた税金を納めなければいけません。
実際の処理はそこまで難しいものではありませんが、「税金」と聞くと、間違うと逮捕されるのでは?といった不安を抱える人も多いです。
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■ この不安におすすめの解消法
- 2.エージェントサービスを利用する⇒
仕事でミスをする不安
フリーランスエンジニアの場合、もし仕事で大きなミスをしてしまったらその責任を全て負わなければいけません。
こちらも体調と同じく、フリーランスに限らず日頃からミスを起こさない注意は必要ですが、絶対にミスを起こせない状況にプレッシャーを感じる人も多いでしょう。
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■ この不安におすすめの解消法
- 2.エージェントサービスを利用する⇒
健康に対する不安
フリーランスエンジニアは会社員と違って休業補償はありません。
つまり、万が一身体を壊したり怪我をしてしまったりで長期間仕事ができない状態になってしまうと、その間は収入が完全に途絶えてしまいます。
日頃から健康管理が大事なのはフリーランスに限った話ではありませんが、体調を崩すと収入が途絶えるといったプレッシャーを不安に感じる人は多いです。
これに関しては日頃から食事や運動に気を付けたり、定期的に健康診断に行くなどして自分で体調管理していくしかないでしょう。
フリーランスエンジニアの不安を解消する方法
フリーランスエンジニアには不安はつきものですが、少しでも和らげられるよういくつか不安の解消方法をご紹介します。
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■ フリーランスの不安を解消する方法
- 「常駐型」の案件を獲得する
- エージェントサービスを利用する
- 小規模企業共済に加入する
- 事業を法人化する
「常駐型」の案件を獲得する
「常駐型」の案件を獲得できると仕事がなくなる不安を軽減できます。
「常駐型」とはその名の通り、クライアント企業に常駐して他の社員やフリーランスと一緒に仕事をするタイプの案件です。
1ヶ月~3ヶ月など一定期間ごとに契約・更新する場合が多く、契約期間中は収入が安定する上、成果を出せばそのまま次の案件を任せられる可能性もあります。
また、チームで仕事をする所が多いので人脈も広げやすく、新たにできた人脈から次の仕事を紹介してもらえる場合もあるでしょう。
エージェントサービスを利用する
フリーランスエンジニアの不安を和らげるにはエージェントサービスの利用がおすすめです。
エージェントサービスとはフリーランスエンジニア向けに案件を紹介する仲介事業サービスで、報酬から手数料を引かれる代わりに以下のようなメリットを得られます。
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エージェント利用のメリット
- 仕事が安定する
- 福利厚生を受けられる
- 税務のサポートや相談も可能
- 万一の時の保険も充実
自分で営業をしなくても仕事を紹介してもらえるだけでなく、エージェントによっては福利厚生サービスや万一の時の賠償責任保険が付帯している所もあります。
また、税理士を格安で紹介してもらえたり、会計ソフトの無償提供など税務面のサポートも充実しています。
自分で獲得した案件と比べると手数料分の報酬が下がってしまいますが、少しでも不安を軽減したい方は利用する価値があるでしょう。
小規模企業共済に加入する
小規模企業共済とは、個人事業主や経営者が退職後の生活資金を積み立てられる制度です。
月々1,000円~70,000円まで500円単位設定でき、いつでも自由に金額を変更できます。
また、小規模企業共済で積み立てた掛け金は全額税控除の対象となるので節税対策にもなるでしょう。
事業を法人化する
フリーランスになると健康保険や年金などの社会保険の恩恵が薄くなってしまいますが、事業の「法人化」をすれば厚生年金や企業の健康保険に加入できるため、その不安はなくなるでしょう。
ただし、法人化には以下のようなデメリットもあります。
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法人化のデメリット
- 設立コストがかかる
- 赤字でも税金を支払う必要がある
- 社会保険の負担が大きくなる
- 給与を固定させる必要がある
どのデメリットも収入が安定しないうちには影響が大きいので、将来的な不安対策として頭の片隅に置いておくのがいいでしょう。
不安解消におすすめのエージェント
フリーランスエンジニアの不安を解消するのに最も効果的な方法はエージェントサービスの利用です。
報酬から手数料が引かれるデメリットはありますが、それ以外の利用料は完全無料な上、得られるメリットはそれ以上と言えます。
ここではおすすめのエージェントをいくつか紹介しますので、自分に合ったエージェントにまずは登録してみてください。
フリーランスエンジニアにおすすめのエージェント
レバテックフリーランス | |
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サービス | ![]() |
主な年齢層 | 20代~40代 |
主なサポート職種 | ITエンジニア(実務経験目安:1年以上) |
支援実績 | 取引社数5,000社以上 利用者満足度92.6% 契約更新率90%超 年間紹介数103,953件 |
対応地域 | 東京/神奈川/埼玉/千葉/大阪/兵庫/京都/愛知/福岡 |
特徴 | 案件数業界No.1 充実の福利厚生パッケージあり |
簡単登録 (無料) |
Midworks(ミッドワークス) | エミリーエンジニア | |
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サービス | ![]() |
![]() |
主な年齢層 | 20代~40代 | 25歳~50歳 |
主なサポート職種 | ITエンジニア(実務経験目安:3年以上) | IT/webエンジニア |
支援実績 | IT系フリーランス専門エージェントサービス3部門で第1位 | 利用者の5人に1人が年収1000万円以上 |
対応地域 | 東京/神奈川/埼玉/千葉/大阪/京都/兵庫/滋賀 | 東京/神奈川/埼玉/千葉 |
特徴 | 正社員並みの保障付き 給与保障あり |
充実の福利厚生 初めてのフリーランスでも安心 |
簡単登録 (無料) |
フォスターフリーランス | DYMテック | |
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サービス | ![]() |
![]() |
主な年齢層 | ||
主なサポート職種 | 実務経験のあるITエンジニア | 実務経験のあるITエンジニア・webデザイナー |
支援実績 | 20年の実績・登録者1万7000人 | 取引実績5000社以上 |
対応地域 | 東京/神奈川/埼玉/千葉/ | 東京/神奈川/埼玉/千葉 |
特徴 | 非公開案件多数 案件の半数上は直取引で高単価 |
非公開案件多数 年収アップ可能 面接同行あり |
簡単登録 (無料) |
フリーランスエンジニアは不安とうまく付き合っていこう
フリーランスエンジニアとしてある程度仕事を貰えるようになっても、不安が完全になくなる日は来ないでしょう。
しかし「終身雇用」が当たり前でなくなった現代では、たとえ会社員であっても将来が不安なのは同じです。
どうせ不安は消えないのであれば、自ら選んだフリーランスエンジニアといった生き方を存分に楽しんで、うまく不安と付き合っていきましょう。
独立直後やこれから独立を検討している方は、生活が安定するまでエージェントサービスを利用すれば不安を最低限まで抑えられるので一度検討してみて下さい。

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