最終更新日：2024/11/12

Founder(ファウンダー)の評判は？資金調達・投資を成功させるコツ

「起業に向けて資金が必要」
「伸びしろのあるビジネスを探している」

ピッチコンテストやビジネスコンテスト以外の場で資金調達を試みたい起業家は少なくありません。

ファウンダー株式会社(代表：福田拓哉)の「Founder」は資金調達をしたい起業家と、新規ビジネスを探している投資家が出会い、契約する場を設けるマッチングサービスです。

本記事ではFounderを運営するファウンダー株式会社の概要や評判、利用時の注意点を解説。

ファウンダー株式会社の評判が気になっている方はぜひ最後までチェックしてください。

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田中文乃

学生時代からレポ記事の代筆や口コミを作成、ビジネス書/雑学本/雑誌の編集者・ライターなどを経てWebライターに転身。延べ7年のライティング経験で得た知見とブラック企業での実体験を基に、労働環境や人間関係の改善方法を提案します。

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1 【評判の前に】ファウンダー株式会社とは
2 Founder(ファウンダー)の特徴
3 Founderの良い評判
4 Founderの良くない評判
5 Founderを使うメリット
6 評判で見るFounderに向いている人
7 Founder利用時の注意点
8 Founderに関するQ&A
9 ファウンダー株式会社の評判は悪くない

【評判の前に】ファウンダー株式会社とは

ファウンダー株式会社の概要

会社名	ファウンダー株式会社
代表	福田拓哉
住所	東京都新宿区新宿一丁目３番５号新進ビル３Ｆ
公式サイト	https://found-er.com/
設立	2017年8月1日
資本金	500万円
従業員数	18名(業務委託スタッフ含む)
事業内容	ビジネスマッチング(事業パートナーの紹介)事業ウェブサイト、ウェブコンテンツ、その他インターネットを利用した各種サービス等の企画、制作、販売、運営及び管理　など

起業家と投資家をマッチングするサイト「Founder(ファウンダー)」を運営するファウンダー株式会社。

代表(福田拓哉)は、金融・美容メディアなどを運営する株式会社ユービジョンの代表取締役も兼任しています。

資金調達だけでなくユーザーへの業務提供やコンサルティング、システム開発など起業に関わるサポートのノウハウを持っている企業です。

ファウンダー株式会社代表：福田拓哉の経歴
2010年に株式会社ユービジョン、2017年にファウンダー株式会社を設立。 2015年に「資金調達プロ」をリリースし、2018年に東証一部上場企業へ売却。複数社のオーナーを務めながら中小企業への資金サポートやコンサルティングを行なう。

ファウンダー株式会社の理念

「起業できない人を減らす」「起業家をもっと増やし、日本の経済発展に貢献する」のがファウンダー株式会社の経営理念です。

資金調達サイトの運営ノウハウを持つ福田氏は、起業家と投資家の出会いをサポートするためにファウンダー株式会社を設立しました。

日本では投資家が消極的で、起業家が資金を調達する手段は間接金融(融資)が中心。

ファウンダー株式会社は投資家と起業家が出会う機会を増やし、積極的に投資する文化が日本に根付く未来を目標としています。

Founder(ファウンダー)の特徴

起業家と6000人の投資家をマッチング

Founder(ファウンダー)は資金調達をしたい起業家・経営者と投資家をマッチングする形式のサービスです。

起業家: サイトに事業計画を投稿すると、計画に関心を持った投資家からメッセージをもらえる
投資家: 事業計画へのメッセージ送付や、気になる投資家へのアピールができる

Founderには、32,104名の起業家と6,018名※の投資家が登録しています。※2023年9月時点の情報

今持っている人脈では会えないような投資家を探せるのが、マッチング型サイトの利点です。

メッセージで交流できる(有料)

Founder(ファウンダー)への会員登録と事業計画/起業家募集の投稿は無料でできます。

起業家・投資家に対してメッセージを送るには、月額課金が必要です。

有料プラン	価格
お試しプラン(1ヶ月契約)	10,780円/月
ビギナープラン(3ヶ月契約)	7,260円/月

以前のFounderは投資家がメッセージを無料で送付できたので、詐欺目的で起業家にメッセージを送るユーザーに対する良くない評判もありました。

悪質なユーザーを避けるため、現在は起業家・投資家ともに有料会員のみがメッセージを送れるようになっています。

Founder(ファウンダー)で
事業計画/起業家募集を投稿

Founderの良い評判

わかりやすい実績がある

資金調達に成功した経営者のインタビュー記事で実績がわかり、安心感があった。

資金調達までが早かった

エンジェル投資家の対応がスピーディで、数回の面談で資金調達が決定しました。

融資がダメでも望みがある

アイデアや黒字に至る計画は必要だが、銀行融資を受けられない赤字の事業でも投資を受けられるのが利点だと思う。

サイトが見やすい

UIが綺麗で、必要な情報が一目で分かります。使い方には迷わなかったです。

Founder(ファウンダー)の募集では起業家も投資家も顔が見えないので、実際に資金調達に成功した人の声が気になりますよね。

ファウンダー株式会社の公式サイトでは、Founderを利用して資金調達に成功した人へのインタビューが掲載されています。

起業して間もない企業に個人で出資する「エンジェル投資家」は、積極的にビジネスを支援する人も多いです。

2週間～数か月で資金調達が実現した起業家・経営者もいるので、投資を受けたい方は参考にしてみてください。

Founder(ファウンダー)
公式サイトをチェック

Founderの良くない評判

解約方法が分かりにくい

有料プランの解約方法が分かりにくく、契約が自動更新で不親切だと思う。

反応してもらえない

事業計画を投稿しても投資家からの反応が薄い。来たメッセージに返信をしても、結局投資は受けられなかった。

オプション価格が高い

スコアアップや優先表示のオプションに申し込むと、会員料金とは別に高額な利用料金がかかる。契約ページはよく読んだほうがいい。

Founder(ファウンダー)の良くない評判としては、有料プランの自動更新や解約手続きの分かりにくさが多く挙げられていました。

有料プランの自動更新を停止する方法は、「よくあるご質問ページ」末尾にあるリンクで確認できます。

Founderのサービスを解約したい方は「お問い合わせフォーム」から申請しましょう。

やり取りの有無にかかわらず利用料金は返金されないので、契約期間が長く残っている方はなるべくFounderを活用しておくのがおすすめ。

返信が少ない時の対処法
● 事業内容/投資情報やメールの書き方を変える
● 同じ投資家/起業家に複数回アプローチをする

投資家は黒字化に至るプランが明確で、魅力的な投稿に多く反応をします。

文章の書き方や他ユーザーへのアプローチに気を配って、試行錯誤をしてみてください。

ファウンダー株式会社は電話での問い合わせに対応していないので、疑問や要望はお問い合わせフォームから送りましょう。

Founderを使うメリット

起業家のメリット: 事業資金の調達・資金繰りができる
エンジェル投資家を探せる
無料で自社をPRできる
投資家のメリット: 将来有望な起業家・経営者が見つかる
新規事業や社長の募集も可能
ビジネスマッチングの機会が増える

Founder(ファウンダー)は業界最大級の起業家・経営者・投資家向けマッチング型サービスです。

起業したばかりでエンジェル投資家を探している方も数多く利用しています。

出資だけでなく新規事業の打診もできるので、新たなビジネスを探している投資家の方にとっても利用価値があるでしょう。

「エンジェル投資家」は実績が少ない企業の将来性を見込んで出資する個人の投資家を指します。出資に加えて企業の成長をサポートしてくれる人も多いです。

実績がなくても登録可能

起業家の実績はビジネスにおいて重視されますが、Founderでは実績で全てが決まるわけではありません。

利用登録と事業内容の公開は無料なので、初期投資を抑えながら興味を持ってくれる投資家を探せます。

Founderで無料公開できる内容

案件名/希望調達額/業種カテゴリ
事業計画・事業内容
投資の内訳・起業に必要な物
予想収益
投資家への還元方法
自己PR

インターネット環境と魅力的な事業計画・事業内容の提案さえあれば投資家を探せるのがFounderの強みです。

実際にやり取りをするには有料プランへの課金が必要ですが、事業計画への反応を探りたい方は一度無料の範囲で利用してみてはいかがでしょうか。

より信頼性を上げるための「本人確認」には、運転免許証や住民票(個人)/履歴事項全部証明書(法人)の提出が求められます。

評判で見るFounderに向いている人

Founderで資金調達できる人の特徴

ビジネスプランが明確
経歴・実績がある
コミュニケーション能力や求心力が高い

Founder(ファウンダー)は起業家と投資家が出会う場を提供するサービスです。

手に入れた機会を活かせるかどうかは、双方の能力や相性次第。

ビジネスプランが不明確で黒字化するビジョンがなかったり、人間として信頼できない振る舞いをしていたりするとなかなか投資を受けられません。

経歴・実績があれば資金調達をしやすいのはもちろんですが、魅力的な事業計画と人柄があれば投資家の支援を受けやすくなるでしょう。

DXやAIなど今後伸びる事業は◎

投資家は、将来成長する可能性があるビジネスに投資したいと考えます。

時代を問わず必要とされる医療・ヘルスケア事業や、今後需要が高まるDX事業などは投資家側の関心も高まりやすいです。

将来性の高い事業と明確なビジネスプランがあれば、Founder(ファウンダー)でも資金調達をしやすくなります。

需要の低い業界で起業をするなら、現状の課題にどう対処するか解決策を示さない限り資金を得るのは難しいです。

Founder利用時の注意点

有料プランは自動更新

Founder(ファウンダー)では有料プランに登録するまでメッセージを送れないので、資金調達に向けて積極的に動くなら月額費用の支払いは必須です。

有料プランに登録する前に利用規約を熟読し、課金の仕組みを理解しておきましょう。

Founderの有料プランは有料会員期間の最終日(AM4:00頃)に自動更新で決済されます。

利用期間内に当社指定の手続きによる自動更新の停止がない限り、自動的にお申し込みいただいた有料プランの利用期間と同一の期間、利用期間が更新されます(当該期間分の利用料金のクレジット決済手続も行われます)。
引用:Founder利用規約

Founderで解約・自動更新の停止をするには、お問い合わせフォームでの申請が必要です。

返信には3営業日程度かかるので、更新をしたくない方は早めに連絡しておきましょう。

必ず資金を得られるわけではない

投資家から反応をもらいやすい事業計画には、魅力的なビジネスプランや起業家自身の魅力が必要不可欠。

Founder(ファウンダー)に限らず、様々なサービスや業者に利用料を払っても投資を得られない方は珍しくありません。

事業の内容や実績にもよりますが、投資家と交渉して100人中1人から資金調達できれば良い方です。

事業計画をブラッシュアップする勉強代として月額費用を支払い、「理解しあえる投資家にマッチングできれば幸運だ」と考える人にはおすすめできます。

相手を信用するかは本人次第

詐欺や冷やかし目的で起業家にコンタクトを取る投資家ユーザーも皆無ではありません。

Founder(ファウンダー)では本人確認表示や有料プランによる悪質なユーザーの排除に努めていますが、契約をするかどうかは当事者にゆだねられています。

信頼できない投資家の例

● 契約書の作成代、交通費などを請求
● 投資の打診が来たが、実態は貸金業者
● 過半数に近い株式の譲渡を要求される

投資を受けるはずの起業家へ金銭の要求や融資をしようとする投資家のほとんどは悪質なユーザーです。

株式の譲渡はエンジェル投資家への見返りとして一般的ですが、譲渡する割合次第では会社の実権を握られるリスクがつきまといます。

信頼できるビジネスパートナーを探すには、やり取りを重ねて実際に会ってみるのも効果的です。

Founderに関するQ&A

有料会員になってもメッセージを送れない…: 入金後に有料プランのページから支払い報告をするまで、メッセージの送付はできません。「登録者の氏名」「振込時の名義」が異なると照合できないので、事前に連絡しましょう。
援助資金はどうやって振り込まれる？: ユーザー間の取り決めにサイト側は関与しないので、資金の受け渡し方法は投資家・起業家の希望次第です。
投資家・起業家と連絡先を交換してもいい？: 事業内容/募集内容で連絡先を記載するのは違反行為ですが、メッセージをやり取りしてから相手をよく知るために電話・Web会議ツールを利用・または直接会って話すのはOKです。
DX-PLANはFounderと併用した方が良い？: FounderもDX-PLANも福田氏が代表を務める企業のサービスですが、併用に関する規約はどちらにもありません。事業内容や用途に合わせて利用しましょう。
退会はどこでできる？: 退会の申請はお問い合わせフォームで受け付けています。退会理由を添え、退会したい日付よりも早めに連絡するのをおすすめします。