第二新卒者もインターンに参加できる?参加方法や注意点も解説

新卒での就職希望者に対して企業が就業体験や業務紹介などを行う「インターン」。就業後のミスマッチを防ぐうえで、求職者だけではなく企業にとってもメリットの大きい制度です。
しかし、インターンと聞くと「新卒者だけが対象ではないのか?」「社会人経験のある第二新卒者は参加できないのではないか?」と考える方も多いのではないでしょうか。
実は近年、第二新卒者向けのインターンを実施している企業が増えていることが分かっています。そこで今回の記事では、第二新卒であってもインターンを受けてミスマッチをなくしたい方のために、第二新卒者がインターンへ参加するための方法や、その際の注意点なども詳しく解説します。
目次
第二新卒者もインターンに参加できる
多くの企業では人手不足が深刻化しており、優秀な人材を確保するためにも従来のような新卒一括採用だけではなく第二新卒も対象とした採用活動が活発化しています。それに合わせて、求職者と企業のミスマッチを防ぐためにインターンが活用されるようになりました。
実際に現場でどのような業務が行われているのか、職場の雰囲気や社風を肌で感じ取ることができ、求職者はより理想に近い企業で働けます。理想的な企業に出会えたら、「就職したもののイメージとかけ離れていてすぐに仕事をやめざるを得なかった」といった事態を未然に防げます。
また、せっかく採用した人材の辞職は企業にとっても大きな損失です。実際に現場の雰囲気を体験してもらうことで、より自社にマッチした人材を高い精度で選抜することにもつながり、企業側としても第二新卒のインターン実施は大きなメリットがあります。
第二新卒者がインターンに参加する方法
- 転職エージェントでインターン実施企業を探す
- 大学からの紹介
- 企業のホームページをチェックする
- 企業に直接問い合わせる
第二新卒者を対象としてインターンを実施している企業を探し、実際にインターンに参加するためにはどのような方法があるのでしょうか。いくつか考えられるパターンを紹介します。
転職エージェントでインターン実施企業を探す
第二新卒者をはじめとした転職者向けに採用情報を提供している転職エージェントでは、インターン実施企業の情報も提供しています。大企業から中小企業まで幅広いジャンルの企業が掲載されており、多くの選択肢の中から選べるメリットがあります。
人材派遣会社であるマンパワーグループが2015年に行った調査によると、転職活動においてはハローワークと並んでエージェントを活用する求職者が多いことが分かっています。
気になる企業を見つけたら、転職エージェントを通してそのまま申し込み手続きしましょう。
大学から紹介してもらう
大学内にある就職課は在校生だけではなくOBも利用ができます。求人情報はもちろんインターンに関する情報も多く集まり有益。
ですが、当然のことながら新卒者を対象とした情報が中心です。必ずしも全ての案件が第二新卒にマッチするとは限りませんが、情報収集という意味では有効な手段といえます。
企業のホームページをチェックする
転職したい企業が決まっている場合は、ホームページの採用情報欄にインターンの情報が掲載されていないか確認してみましょう。
特にベンチャー企業やスタートアップ企業などの場合、採用コストを抑えるためにホームページで人材募集を行っているケースもあります。
ホームページでのインターン募集は稀なケースではありますが、まずは確認してみることが重要です。
企業に直接問い合わせる
どうしても入社したいという強い熱意がある場合は、企業に対して直接問い合わせる方法もあります。
大企業では個別での対応が難しいかもしれませんが、先ほども例に挙げたベンチャー企業やスタートアップ企業であれば、経営者と直接交渉してみる価値はあるかもしれません。
第二新卒者がインターンに参加する際の注意点
第二新卒者が実際にインターンに参加する場合、以下の点に注意してください。
- 業務内容や給与の有無などの条件を確認する
- インターンの参加期間を確認する
業務内容や給与の有無などの条件を確認する
インターンは雇用契約ではありませんが、申し込む前に業務内容はしっかりと確認しておきましょう。
単に企業イメージだけで選んでしまうと、実際にインターンとして経験する業務内容が想像していたものと違っていたという事態にもなりかねません。限られた時間を有効に活用するためにも、事前にインターンの詳細は細かく確認しておく必要があります。
また、なかにはインターン参加者に対して報酬が支払われる企業もあります。稀なケースではありますが、この場合も実際の業務内容と照らし合わせて自分の希望に合っているか事前に確認しておきましょう。
インターンの参加期間を確認する
一口にインターンといっても企業によってその実施期間はさまざまです。
1日や2日で終わるインターンもあれば、1週間単位で行われるケースも珍しくありません。新卒者であれば長期のインターンでも問題ないでしょう。しかし、現在会社に勤務していて転職を検討している第二新卒者の場合、現在の仕事のスケジュールも考慮してください。
会社を退職したうえで転職活動を行っている第二新卒者でない限り、短期のインターンを中心に検討するのがおすすめ。
ちなみに「短期間のインターンでは業務内容や職場の雰囲気を把握できないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、あくまでも会社の雰囲気や社風を見ることが目的なのであり、仕事を覚えるのはさほど重要ではありません。そのため、1日単位でのインターンでも問題ないのです。
インターンへの参加で仕事への適正が見えてくる
第二新卒者のなかには「自分にはどのような仕事が合っているのか分からない」と感じている方もいるのではないでしょうか。新卒で入社したものの、転職を検討している第二新卒者のなかには働くことに対して自信をなくしている方も多いと思います。
しかし、自分自身が目指していた業界や会社で働いてみたらイメージと違っていたケースはよくあります。反対に、全く興味のなかった業界であっても、いざ入社してみたら自分の適正に合っていた場合もあります。
やりたい仕事や目指す業界を見失ってしまったとしても、さまざまな仕事や会社を知って実際に働いてみることで新たな目標が生まれるかもしれません。
第二新卒者の転職活動にインターンの活用を
- 第二新卒者もインターンに参加できる
- 第二新卒者がインターンに参加する方法
-
・転職エージェントでインターン実施企業を探す
・大学からの紹介してもらう
・企業のホームページをチェックする
・企業に直接問い合わせる - 第二新卒者がインターンに参加する際の注意点
-
・業務内容や給与の有無などの条件を確認する
・インターンの参加期間を確認する
第二新卒者向けのインターンは企業ごとにさまざまな条件が個別に設定されていることも多いため、事前に確認したうえで申し込むのが大切です。
あなたに合った仕事や業界を見つけるためにも、第二新卒として転職活動をする際にはインターンの活用を検討してみてはいかがでしょうか。今回の内容を参考にしていただき、ぜひ転職活動に役立ててください。
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