既卒が英語の活かせる企業に就職するには?最重要は熱意を伝える技術

英語スキルのある既卒者は「英語が活かせる仕事に就職したいな!」と考えることもありますよね。
- 留学経験がある
- 海外就職に興味がある
- TOEICでハイスコアを持っている
英語ができる既卒者からすると、スキルを活用できる仕事に興味を持つのは当然です。グローバル化が進む現在は、英語スキルのある人材が重宝されています。しかしながら、今あなたが「英語力=就職に有利」と考えているなら注意が必要です。
この記事では英語を使った仕事に就きたい既卒者に向けて
- どの程度の英語力が必要か
- 企業が求めるのはどんなことか
- 内定を勝ち取る戦略
などをお伝えします。あなたの英語力を最大限活かせる仕事を見つけるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
目次
既卒者が英語力を武器に勝負するのはリスキー
冒頭から厳しい発言になってしまいますが、英語を武器に就職活動を進めるのはリスクが高いのでおすすめできません。その根底には、企業と既卒者の間で起こる「考えの違い」が原因になっています。
ここでは
- 企業にとって英語ができるのは当たり前
- 既卒と新卒で同じ英語力なら有利になるのは新卒
- 企業が求めるTOEICスコアは700点以上
- TOEICのスコアが評価に直結するわけではない
など、既卒の就職活動で覚えておくべきポイントを解説します。
企業にとって英語ができるのは当たり前
英語力を求める企業からすると「英語ができるのは当たり前」と考えます。そのため「自分の英語を強みにしたい」と考える既卒者との間に温度差が生じるのです。例えば、海外進出に力を入れる日系企業では「英語ができること」が絶対条件になっています。
- 既卒者:自分は英語ができるから有利なのでは?
- 企業:英語スキルは最低条件
このように英語ができることは、企業にとって評価対象にはなりません。英語がアピール材料になると考えている既卒者は注意してくださいね。
既卒と新卒で同じ英語力なら有利になるのは新卒
就職市場には既卒者以外にも新卒、中途採用など様々なライバルがいます。既卒と新卒が同じレベルの英語スキルを持っていた場合、企業は新卒を採用する傾向にあるのです。
「英語スキル=希少価値」
上記のように考える方もいますが、実際は高い英語スキルを持った人材が沢山います。海外企業へ就職することを見据えて、ビジネス英語を身につけてきた新卒も少なくありません。この点からも、英語スキルが必ずしも内定獲得に役立つわけではないことが分かるでしょう。
企業が求めるTOEICスコアは700点以上
外資系や日系グローバル企業が、既卒に求める英語力はTOEICスコア700点以上と言われています。また、既卒と新卒で求められる英語力には以下のような違いがあります。
- 新卒:TOEIC600点以上
- 既卒:TOEIC700点以上
グローバル企業では、TOEICスコア800点以上が応募条件になっていることも。「TOEIC500点以上あれば評価されるはず」と下調べせずに就職活動した場合、企業から門前払いされるリスクがあるのです。
外国人と日常的にコミュニケーションを取る企業からすると、ハイレベルな英語スキルが求められるのは無理もないでしょう。
TOEICのスコアが評価に直結するわけではない
企業にとってTOEICのスコアが高いことが、必ずしも評価対象になるわけではありません。英語を活用する企業からすると「TOEICスコアが高い」ことは、最低ラインでしかないからです。
- 既卒:自分はTOEIC800点以上だ!
- 企業:TOEIC800点が最低ライン
既卒者にとってアピールポイントでも、企業にとっては評価に値しないこともあるのですね。また、TOEICのスコアが高いことと現場で活きる英語は違います。
- TOEIC:勉強次第でハイスコアが狙える
- 現場で活きる英語:経験が不可欠
企業には様々な国の人々が英語でコミュニケーションを取っています。それぞれの国でアクセントや発音も異なるため「TOEICはあくまでも目安」と考える企業が多いようです。TOEICでハイスコアだから就職できるわけではないことを覚えておきましょう。
英語が活かせる企業が既卒に求める条件は熱意
外資系やグローバル企業は、英語スキルよりも既卒者の入社に対する熱意や意欲を重視します。なぜなら、英語が少々苦手であっても熱意のある人材は迅速に成長すると企業は考えるからです。
既卒者の志望動機は企業の求める人材像と大きくズレることも
既卒者の中には漠然と「英語を活かせる仕事がしたい」や「海外で働くことも視野に入れたい」などと考えている方もいるでしょう。しかし、企業が知りたいのは「なぜこの仕事に就きたいと考えたのか」という明確な理由です。
- 既卒:英語を活用する仕事がしたい!
- 企業:なぜこの職種を選んだのか?
なぜこの職種・企業を選んだのかを知りたがっている採用担当に対して「英語が活かしたかったからです」と言っても、有効打にはなりませんね。
既卒者を採用して業務を経験した時に「やっぱこの仕事向いてないかも」と転職されたら企業にとって損失になってしまいます。単純に「英語を活かしたい」だけでは、志望動機として不十分なのです。
企業に熱意を伝えるには「企業が好きなこと」が大前提
企業に熱意や意欲を伝えるコツは、恋愛に例えて考えると分かりやすいです。恋愛対象として好きになった相手に対して、あなたはどういったアプローチをするでしょうか。
- 綺麗ですね
- 笑顔が素敵ですね
- 顔がタイプです
上記のような表面的な言葉では、相手に「好き」という想いを伝えることは難しいでしょう。
- 常に友達を優先して助けてあげる姿勢に感激しました
- 一緒に海へ行った時にあなたが見せた笑顔に一目惚れしました
- 素直に悩みを相談し合えるのはあなただけ
このように「好き」という理由には具体的なストーリーがあるはずです。採用担当は具体性のある志望動機を求めています。就職活動をする際は「何で自分はこの企業・職種を選んだのか」を明確に伝えられるようにしましょう。
既卒で英語の仕事を選ぶなら就職エージェントがおすすめ
既卒にとってはじめての就職活動は、豊富な知識と経験でサポートしてくれる就職エージェントを利用することをおすすめします。
ここでは
- 就職エージェントは既卒の想いを言語化してくれる
- 対策が難しい英語面接の戦略を教えてくれる
- 既卒に最適な就職エージェント3つ
など、就職エージェントについて解説します。
就職エージェントは既卒の想いを言語化してくれる
前述した通り、企業に対する志望動機は具体性のあるメッセージが必須です。しかし、就職活動自体がはじめての既卒にとって、採用担当の心を動かす志望動機を作るのは難しいものです。
就職エージェントを活用すれば
- どんなキーワードを盛り込むべきか
- どんな順序で話を組み立てるべきか
- NGワードは何か
などを詳しく教えてくれます。既卒者の想いを適切に言語化できるため、より採用担当に伝わりやすい文章を作ることができるでしょう。
対策が難しい英語面接の戦略を教えてくれる
外資系やグローバル企業では、英語で面接が行われます。英語面接では日常的な会話だけでなく、ビジネス英語スキルも評価対象になるのです。選考を突破するには、事前に対策を講じておかなければなりませんが、企業によって面接内容が違うため、既卒者にとって難題になります。
この点、英語面接に対するノウハウが蓄積された就職エージェントなら、事前に対策をすることが可能です。新卒や中途採用などライバルの多い市場で内定を勝ち取るためにも、就職エージェントの利用は効果的と言えるでしょう。
既卒に最適な就職エージェント3つ
既卒向けでおすすめの就職エージェントは次の3つです。
- DYM就職
- 就職shop
- 第二新卒エージェントneo
DYM就職は就職率96%を誇る実績
「DYM就職」は既卒向けの就職エージェントの中で最も高い就職率を誇ります。書類審査なしで面接選考に進めるのも、既卒にとっては大きなメリットになるはず。日系グローバル企業の非公開求人も見つかります。
全ての既卒が登録しておいて損のない就職エージェントです。
【公式】https://www.dshu.jp/
就職shopは未経験OKの求人のみ
「就職shop」は求人全てが未経験OKという、正に既卒向けの就職エージェントです。DYM就職と同様、書類審査の必要なしで面接選考に進めます。「既卒の人柄を重視してくれる」と評判で、親切に対応してくれるエージェントの質も魅力です。
既卒者の企業に対する想いを言語化する際も、心強い助っ人になってくれるでしょう。
【公式】https://www.ss-shop.jp/
第二新卒エージェントneoは職務経験なしの実績
第二新卒エージェントneoは「働く」経験がない人へのサポートが全体の半分を占める転職エージェントです。ブラック求人も排除されているので、就職初心者の既卒者にもおすすめです。
アドバイザーの多くは元既卒や元第二新卒なので、気持ちに寄り添った支援に期待できるでしょう。
【公式】https://www.daini-agent.jp/
既卒OKの英語が活かせる仕事はどんなもの?
「英語が活かせる仕事」と言っても、職種は実に様々です。外資系企業であれば、事務職からエンジニア、営業まで全ての職種の公用語が英語になっていることも珍しくありません。
「英語の仕事=限られた職業」と考える方もいますが、実際そんなことはなくどんな職種でも募集しています。英語が活かせる仕事で、なおかつ既卒でも入れる企業を探したいなら、前述した通り職種や企業から逆算しましょう。
- 職種を絞る
- 職種+英語が活かせる企業を見つける
- 未経験かどうか確認
上記の手順で探してこそ、あなたが真剣に「就職したい」と思える企業を見つけることができるのです。
「でも、はじめてのことすぎて分からない…」
もしも、こういった不安を抱えているなら、就職エージェントに相談してみましょう。初回のカウンセリングで客観的な自己分析を行い「自分は〇〇に興味があったんだ!」と納得した上で就職活動をスタートできるでしょう。
まとめ
英語が活用できる既卒向けの仕事は確実に存在します。しかし、あなた自身が「どんな職に就きたいのか」を明確にしていなければ、企業に対して想いを伝えることはできません。
英語はあくまでツールの1つ。企業や職種を通して、どんなふうになりたいかをできる限り詳細にイメージしましょう。慣れない就職活動に漠然とした不安を感じているなら、既卒向けの就職エージェントに対策方法を教えてもらうのがおすすめです。
英語ができるからと言って有利になるわけではありません。何よりも大事なのは、既卒のあなた自身が「人生初の就職先に〇〇を選んだのはなぜか?」ということです。
企業に対するあなたの想いをハッキリさせて、内定獲得の突破口を見出していきましょう。
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