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既卒の就職率はやっぱり悪い?2人に1人も就職できないのウソホント

既卒の就職率はやっぱり悪い?2人に1人も就職できないのウソホント

既卒は正社員で就職できる可能性が低いと聞いて不安を覚えている人も多いはずです。現実にデータ上はどうなのでしょう。

  • 既卒の就職率ってどれくらいだろう?
  • 既卒でも就職できるのか知りたい

今回は実際に公開されているデータから既卒の就職の実態について紐解いていきます。

2018年度の内定率は45%

既卒が正社員として就職できる確率は内定率で見ることができます。既卒は卒業後3年以内を対象にされることが多いので新卒よりも状況は多種多様です。単純な数字の印象だけで判断せずになぜこういう数字なのか考えることが必要です。

マイナビの「2018年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」によれば、2018年度の既卒者の正社員内定率は45%でした。2人に1人の人はだいたい就職できている計算になります。この数字はここ3年ほどはほとんど変わっていません。

一方新卒の内定率は83.4%。これはほぼ就職できると考えて良い数字です。既卒と新卒の内定率を比べた時に、確かにデータ上は大きな開きがあります。この数字だけ見ると「自分は優秀じゃないし、やっぱり就職できないかも…」と思ってしまう人もいるでしょう。

しかし、最初に述べたように既卒は状況が新卒の就活に比べてばらつきがあるため一括りにすることはできません。学校を卒業して半年の既卒と2年の既卒では就職できる可能性は当然変わりますし、受ける企業も違うでしょう。

数字はあくまで参考として、その時やらなければならないことをしっかり行うことが大切です。

在学中に内定が出ていたケース

既卒の就活市場には在学中に内定が出ていたり一旦就職をしたにも関わらず、既卒として就活を行なっている層もいます。「一度就職したが、退職もしくは在職しながら再度就職活動を行っている」のです。在学中に内定が出たにも関わらず既卒として就活する層の54%がこのようなケースです。

これは入社後や入社前に埋められないミスマッチが判明したことが原因で起こります。特に新卒の学生の場合、経験や知識がないためその場になってみないとわからないことが多いのです。

「自己分析が不十分だった」と回答した人の割合は51%に及びます。自分がやりたいことやできることがよくわかっておらず、適性のない会社へ内定・就職してしまったのです。

また、「業界研究・企業研究が不十分だった」という声も40%。積極的に興味を持ったり働きたいと思う企業、業界が見つけられず、安易な就職をしてしまった人も多いのです。

既卒にはこういった就職経験ありの就活やり直し組も多く存在します。一昔前であれば「どんなに辛くても3年は在籍しないと正社員での転職は難しくなる」のような風潮がありました。しかし、今は人手不足もあり企業側もマッチングする人材であればこだわらず採用するケースが増えています。

ですので、一口に既卒といってもその中での競争は激化しているのです。全く就労経験のない既卒と数ヶ月企業で働いた既卒を比べた時に、社会経験を積んでいるという意味で後者の方が面接でアピールできることは多い可能性があります。

既卒で企業から内定をもらえていない未内定者は就職活動時の反省点として「面接対策不足」をあげています。これは全体の42.3%です。一方、内定が出た人が振り返った際の反省点として「面接対策不足」をあげているのは31.9%です。

「内定が出てるってことは面接対策ができていたんだろうから、反省点にあげる人も減るでしょう」と考えるかもしれません。しかし、ここからわかるのは面接対策は本質ではないことです。

在学中に内定が出ていた既卒者は、自身の就活の反省点に「自己分析が不十分だった」「業界研究・企業研究が不十分だった」をあげた人が多いのを前述しました。一方未内定者に関してはこの2つは軒並み低い数値となています。

結局面接対策ができており内定をもらえたとしても、その後ミスマッチが生じてしまうのでは意味がありません。ですので、内定経験者は自分の自己分析をする、業界企業研究をするという根本の部分に目を向けるようになると言えます。

既卒でなかなか内定が出ない人は自分の働き方や人生について今一度よく考えてみることが必要です。根本が揺らいでいては浮き草のように右往左往する未来が目に見えています。

既卒の就職活動量の低下

既卒は数字だけでみると就活の行動量も期間が立つほど減少するようです。2018年度に卒業した既卒は平均してその年18.7社エントリーしているのに対して、2017年度以前に卒業した既卒者は9.1社のエントリーでした。

もちろんこの数字をそのまま「既卒者は就活のモチベーションが低い」と当てはめることはできません。社会経験の少ない卒業直後の時期は在学中と同じようにとにかく手当たり次第エントリーする方法を取っている既卒が多いでしょう。

逆に卒業後1年近くたてば、もしかすると一旦就職しているかもしれませんし、アルバイトや契約社員で社会経験を積んでいる人も増えます。それにより自分の適性ややりたいことが生まれ、かつ応募企業の選定基準もはっきりするため、厳選したエントリーになる既卒が増えていきます

既卒初期と終盤では就職活動の方式が変わっていくのが当たり前なのです。初期は質より量になりがちですし、時期が進むにつれエントリー量よりも応募内容のブラッシュアップに時間をかけるようになるでしょう。数字に表れるエントリー数だけで語ることはできません。実際、2018年度卒の既卒は面接受験社数5社、2017年度以前の既卒は面接受験社数4社と、選考過程が進むにつれてそこまで大きな差は無くなっていきます

ですので、最も注意しなければならないのは「既卒になってしばらく経つのに就活の方法が今までとほとんど変わらない」「今までとやり方を変えていないのに活動量だけ減っている」ケースです。この状態が続けば続くほど、内定をもらえる可能性はどんどん減っていきます。

「就活」で正社員になることを目指すのであれば、一旦それに集中することが必要です。日々のアルバイトが忙しくて就活をする暇がない、疲れてしまって自己分析や業界研究をする余裕がない人もいるかもしれません。しかし、それで就活に対するモチベーションや活動量が減ってしまっては本末転倒です。下手をしたらアルバイト先で正社員になった方が良い可能性もあります。

そうではなく入り口から既卒の正社員として入社したいのであれば、目的を見失ってはいけません。就活のために今はアルバイトで暮らしていることを忘れないようにしましょう。

就職エージェントの利用も視野に入れる

それでも就職活動に対するモチベーションを維持できるか不安な方もいるでしょう。そんな方におすすめなのが、就職エージェントの利用です。

就職エージェントは独自の非公開求人を持ち、書類の書き方から面接対策までをサポートをしてくれる上に、誰でも無料で利用できます。既卒に特化した就職エージェントも存在するため、自力での就職活動が不安であれば利用することをおすすめします。

既卒におすすめの就職エージェントについては以下の記事を参考にしてみてください。

数字に踊らされず内定を勝ち取ろう

既卒の内定率45%は確かにいい数字ではないかもしれません。しかし、それを自分が内定を取れない理由にしても意味がありません。

多種多様な既卒がしのぎを削る就活市場ですので、就職エージェントなどのサービスを利用しつつ、まずは自分の自己分析と業界・企業研究を徹底し、活動量を落とさないことが肝心です

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