20代後半女性が結婚より転職を優先すべき理由と転職成功のポイント

20代後半になってくると選択肢に入ってくるのが、結婚ですよね。でも結婚相手の望んでいる条件と、今の仕事の条件が合わないこともあります。
そのようなときに、結婚と転職、どちらを優先するべきなのでしょうか?
この記事では、20代後半女性が知っておきたい、転職と結婚の優先順位についてご紹介します。
結論をお伝えすると、結婚よりも転職を優先してください。その理由については記事内でお伝えしますが、転職を優先した方が今後の流れが良くなるはずですよ。
ぜひこの記事を参考にして、納得のいく転職を実現しましょう!
20代後半女性は結婚を機に転職を考える人が多い
20代後半の女性は、結婚を機に転職を考える人が多くなります。
その理由は、主に次の3つです。
- 労働時間の問題
- 通勤の問題
- 休日の問題

共働きでも、家事はいまだに女性がやるべきって思ってる男性っているものね。

そうそう。ホントやんなっちゃう★
「家事を優先してくれ」って相手と結婚したら、どうしたって今まで通りの働き方は難しくなるわ。
現在の労働条件と、パートナーの希望する条件が合わないことで、結婚をきっかけに転職を決意する人も少なくないようです。
結婚と転職、迷ったら転職から始めよう
20代後半女性が、結婚と転職どちらを先に進めるべきか悩んだら、転職から進めることがオススメです。
理由は以下の3つ。
- 会社から産休や育休を取るのではと思われる
- 結婚準備と仕事の両立が大変
- 入社後1年は育休が取れないことが多い
男性の場合は結婚していることで「長く働いてくれそう」という印象になりますが、女性の場合は、残念ながらそういう印象を持たれません。計画的に転職活動を進めることが大切です。
産休・育休を取るのではと思われる
結婚適齢期での転職活動は、「入社後すぐに結婚や出産で退職や休職するのでは?」という印象を持たれがちです。
第1子を産む女性の平均年齢は30.7歳となっています。初婚年齢も女性は圧倒的に20代後半が多く、ついで30代前半となっています。
20代後半~30代にかけてはこのように結婚・出産が多いため、一般的には企業からもこのように思われがちです。
年齢 | 妻の初婚数 |
---|---|
20~24歳 | 6476 |
25~29歳 | 14185 |
30~34歳 | 7810 |
参考:人口動態調査/厚生労働省
※妻の結婚生活に入ったときの年齢(5歳階級)/平成30年7月
参考:出生数 最少の94万6000人 出生率1.43、2年連続低下/日経新聞
結婚準備と仕事の両立が大変
新しい職場での業務は、慣れないことも多く大変です。そのタイミングで結婚準備が重なると、とてつもなく忙しくなります。

結婚準備って本当やる事も多くて、でも一生に一度の事だから手を抜きたくないし・・・。
新しい職場にも早くなれたいし、業務も早く覚えて貢献できるようになりたいし・・・。

どちらも人生に大事な事よね。
その時期が重なってしまったら忙しさでどちらにも不満が出てしまうかも。
また、転職後すぐに結婚すると式に呼ぶ人を選ぶのにも困ります。上司にスピーチをお願いするにしても、まだよく知らない人について語るのは辛いでしょう。中には「まだ仲が深くないのに式に呼ばれても…」と感じる人もいます。
入社後1年は育休が取れないことが多い
入社後1年は、育児休業が取得できない可能性があります。産休は義務付けられているため必ず取得できますが、育児休業が取れないとなると、産後2か月ほどで復職しなければいけません。

産後はまだデリケートな時期って聞くわ。しっかりと休んでおきたいわね。

1年未満だと、業務もまだ完璧に覚えられてるわけじゃないわ。
せっかくおめでたいことなのに祝福されない可能性もあるの・・・。
そんな残念な事にならないためにも!結婚よりも転職を先に済ませておいたほうが良いわ♬
結婚前の転職を成功させる3つのポイント
ここまで、20代後半の女性が結婚前に、転職を済ませておくべき理由をお伝えしました。
ここからは、転職を成功させるための3つのポイントについて、お伝えしていきます。ポイントとなるのは、以下の通りです。
- 出産などに理解がある会社かを確認する
- 長く続ける意志があることを伝える
- 自分の働き方を考える
出産などに理解がある会社かを確認する
転職後に後悔しないよう、出産や育児に理解のある会社かどうかを確認しておきましょう。
- 結婚や出産した女性は昇格しない
- 雑用ばかりでやりがいがなくなる
- 配慮されず休日出勤や残業が多い
上記のように企業によっては結婚や出産後の女性に対して、待遇が悪いところもあります。

せっかくタイミングを見て転職したにもかかわらず、理解のない会社だったら意味がないじゃない?

育休取得が認められてなかったり、子どもがいることを配慮してくれなくて、毎日の残業や休日出勤に悩まされたりするのも嫌だわ。
あらかじめ出産や育児に理解のある会社かどうかをチェックしておけば、このようなトラブルは避けられます。
- ◆下記を確認しておきましょう
- 女性の勤続年数
- 育休等の取得実績
- 時短社員の有無
求人で確認したり、直接採用担当者に質問したりすると良いでしょう。
長く続ける意志があることを伝える
結婚適齢期の女性を前に、採用担当者が感じることは「すぐ辞めてしまうのでは」ということです。
実際、結婚や出産を機に退職する女性は少なくないため、仕方のない反応とも言えます。しかし働く気持ちがあるのであれば、積極的にその気持ちを伝えていくことが大切です。
- 両親が近くにいるからサポートが期待できる
- 夫が共働きを希望している
- 将来バリキャリを目指している
というように、続けられる理由を“具体的に”提示すると企業側も安心することができますよ。
自分の働き方を考える
結婚のようなライフプランの転換期では、この後の自分のライフプランについて考えてみることが大切です。
- 正社員としてバリバリ働きたいのか
- 家族や子どもとの時間を大切にしたいのか
- 仕事と家庭を両立したいのか
自分の希望する働き方によっては、正社員でなくても、パートやアルバイト、派遣社員という働き方も選ぶことができます。
もちろんパートナーの意見も大切ですが、自分がどのような働き方をしていきたいのか、しっかり考えてみましょう。
まとめ
転職を考えていて、結婚と転職どちらを先にするべきか選べる状況にあるのなら、転職を先にするべきです。その時は、結婚後どのような働き方をしていきたいのか考えておく必要があります。
将来出産を希望していて、共働きを考えているのなら、結婚・出産後も働きやすい会社選びをしておかなければなりませんね。
一度、転職を考えている事、結婚後はどのような働きかたをしていけば良いのか、パートナーと相談してみて下さい。

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