転職回数10回以上でも再転職は可能?転職活動で失敗を繰り返さないコツ

「転職回数がもう10回を超えた……」
「転職回数が多いとどんどん不利になる?」
転職回数が多い方は、上記のような不安を抱えているケースも少なくありません。
結論から言えば、転職回数が多いと採用で不利になりやすいですが、理由付け次第で採用される可能性はあるでしょう。
本記事では、転職回数が10回以上になった時の対処法や、選考で不利にならないコツを解説。
転職回数が10回以上で、後悔をしない転職をしたい方は要チェックです!
目次
派遣・バイトでも転職回数10回以上だと不利?
派遣やアルバイトでの仕事は、職場側から期限を定められるケースもあり、転職回数が増えやすいです。
しかし、正社員以外での転職回数は10回を超えてもあまり採用に影響しないでしょう。
直接雇用の転職以外は書かなくてよい
転職回数は、正社員や契約社員など、直接雇用で働いた会社を1社とカウントします。
例えば、3社の在籍経験がある場合の転職回数は2回です。
直接雇用でもパート・アルバイトは転職回数に含まれません。
記載してはいけないわけではないので、転職に役立つ経験があれば、転職回数に含まれなくても記載しましょう。
また、派遣社員は職歴に含みますが、同じ派遣会社の中で派遣先が変わっても転職回数にカウントしないのが一般的です。
転職回数10回以上が不利になる理由
良い条件の職場や大手企業では転職回数の少ない人材が採用されやすく、転職回数が多いと不利になるのは事実です。
転職回数が10回を超えてくるとブラックな職場から内定を受ける頻度も増え、さらに転職回数が増えてしまうケースも見受けられます。
転職回数が多いと採用で不利になる大きな理由は、企業側が持つ懸念です。
転職が多い時に企業が持つ不安
- 短期離職の繰り返し
- 人間関係の構築
- 経験の浅さ
短期離職の繰り返し
長く働いてほしいと考えている企業側は、転職回数が多い人に対して「またすぐに辞めるのではないか」と不信感を感じやすいです。
10回以上転職している=今までの会社を10回辞めてきたとなると、その懸念を避けるのは難しいでしょう。
今後のキャリアプランや、どういった軸で転職をしているのかなど、転職に理由がある点を強調するとマイナス印象を緩和できます。
人間関係の構築
転職回数が10回以上だと、「この人に問題があるから転職を繰り返したのでは?」と先入観を持たれる可能性があります。
自己中心的だったり、暴力的・差別的な発言をしたりと、社会生活に支障がある行動をすると判断されると採用されにくくなるでしょう。
応募時の対応や面接でのやり取りは常に見られるので、気を引き締めて臨んでください。
経験の浅さ
中途採用の場合、多くの企業では即戦力の人材を探しています。
もちろん例外も存在しますが、スキルは長く働く中で身につくと考えるのが一般的です。
転職回数が多く、勤務年数も1年に満たない場合は経験が浅いのでは、と懸念される可能性が高いでしょう。
勤務年数が短い場合は全ての仕事で共通する経験をアピールするのがおすすめです。
転職回数が10回以上になっても採用される方法
企業側が納得する理由を説明
転職回数が多い人は「今回なぜ転職したか」「転職回数がなぜ多いのか」の二点をほとんどの面接で聞かれるでしょう。
しかし、明確な理由や今後の目標に沿った転職がされているなら、問題視しない企業も一定数存在します。
説明しやすい転職理由
- 引っ越し
- 結婚・離婚
- スキルアップ
- 家族の介護
- 療養
介護や療養が理由の場合は、現在の状況が就業に問題ない点をきちんと伝えておきましょう。
転職回数を気にしない企業を選ぶ
10回以上転職をしている場合、転職回数を重視しない企業を選ぶのも一つの手段です。
派遣会社やベンチャー企業などは、転職回数をあまり重視しないところも少なくありません。
逆に、大手企業や老舗の企業は転職回数が少ない方が有利になりやすいでしょう。
特定の職種の経験が豊富、または強い希望を持っている場合を除いて、中小企業への応募をおすすめします。
転職で得た経験をアピールする
これまで転職を繰り返してきた中で得たスキルや経験は、強みになるでしょう。
純粋な業務能力だけでなく「どんな環境でも人間関係を築ける」「相手の話に傾聴できる」などもスキルと言えます。
アピールポイントが分からない方は、転職者向けの診断サービスを利用して自分の強みを調べてみてください。
転職回数10回以上の時に知っておきたい注意点
履歴書で転職回数をごまかすとバレる
履歴書の段階で転職回数を少なく申告し、採用を受けようとするのはおすすめできません。
雇用保険の手続きや源泉徴収、年金手帳など、様々な要因で会社にバレるリスクが高いです。
会社に知られた場合、経歴詐称として最悪の場合懲戒免職や損害賠償に発展してしまいます。
特に書類として残る転職回数や学歴などは、正直に申告しておきましょう。
職務経歴書は職務内容ごとに書くべき
転職回数が多い方が時系列に職歴を記載すると、転職回数の多さが目立ってしまいます。
職務経歴書は年代順以外の方式で書いても問題ないため、業務内容ごとに整理しましょう。
10回以上の転職経験がある方は、過去の職歴や仕事で得た業務能力・実績など、一旦全て書き出してみるのをおすすめします。
転職回数10回以上でも利用できる転職サービス
転職回数が10回を超えている人は、自分の適性や希望が定まっていないケースも多いです。
自分のアピールすべき強みが分からない時は、転職者向けの診断サービスを活用しましょう。
また、20~30代前半の若手は書類選考をパスできる転職エージェントの活用もおすすめです。
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転職回数が10回以上でも再転職は可能
転職回数が10回を超えると、転職回数が少ない人材に比べて不利になる機会は多くなります。
しかし、転職回数以外の面を見る企業を選べば、再度正社員として採用されるのも不可能ではありません。
自分の強みを把握して、適切なサービスを活用しながら転職活動を進めてくださいね。

学生時代からレポ記事の代筆や口コミを作成、ビジネス書/雑学本/雑誌の編集者・ライターなどを経てWebライターに転身。延べ7年のライティング経験で得た知見とブラック企業での実体験を基に、労働環境や人間関係の改善方法を提案します。
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