転職回数が多い時の履歴書はどう書く?転職回数の多さをカバーする書き方
「転職回数が多くて職歴欄に入らない」「短期間で辞めた会社を職歴から省きたい」
転職回数が多い方は、上記のような悩みを抱えるケースがあるでしょう。
基本的には転職回数が履歴書でも分かるよう明記するのがベターですが、それができない場合の対処法も存在します。
今回は転職回数が多くても履歴書に職歴を書いた方が良い理由と、書けない時の対策を解説。
転職回数の多さをなるべく不利な要素にしたくないと考えている方は要チェックです!
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目次
転職回数が多い人も履歴書に職歴を全て書くべき
一般的に、転職回数が多いと書類選考・面接などにおいて不利になる傾向があります。
正社員は会社に定着して働く意識が求められるケースが多いため、転職を繰り返す人材はマイナスイメージを持たれやすいです。
しかし、正社員としての職歴を省くのは虚偽申告になり、最悪の場合懲戒免職もありえます。
スペースが足りない履歴書の職歴を省略しても良い
どうしてもスペースが足りない場合、履歴書の職歴欄では省略して職務経歴書に詳細を記載しても問題ありません。
とはいえ、原則履歴書には職歴をすべて記載するのが望ましいです。
職歴欄のスペースが大きい履歴書を使う、学歴を一部省略してスペース調整するなど、取れる対策は取っておきましょう。
通常は履歴書に1社ごとの入社年月・退社年月を2行で記載しますが、同じ行に収めるとスペースを作れます。
転職回数が多い人が履歴書で不利にならないコツ
ポジティブな退職理由を明記
履歴書の職歴欄には、在籍した全ての会社名とそれぞれの退職理由を記載します。
「一身上の都合による退職」と定型文だけが並ぶと、転職回数の多さを印象付けてしまいかねません。
「資格取得の勉強」「結婚・出産」など、ポジティブな退職理由があれば記入しましょう。
目的を持った転職をしていると印象づければ、マイナスの印象を持たれにくくなります。
幅広い経験をアピール
転職回数が多い人には、様々な職場を経験したからこそのスキル・経験があるはずです。
職場の人間関係を円滑にするコミュニケーション能力、他人の気持ちを察せる思慮深さ、幅広い業界の知識などが挙げられるでしょう。
転職を一度も経験していない人にはない特色を把握し、自信を持って自己アピールをしてください。
長く働く意思を示す
転職回数が多い人の履歴書を読むと、採用担当者は「また辞めてしまうのでは?」と不安を持ちやすいです。
そのため、志望動機などでこの職場で長く働きたい意思や、同じ失敗を繰り返したくない決意などを示すと安心材料になるでしょう。
転職回数が多い時の職務経歴書の書き方
転職回数が多い人は、それぞれの仕事で得た経験や退職理由を採用担当者に伝える必要があります。
履歴書の職歴欄だけで全てを書ききるのは難しいため、職務経歴書で自分のスキル・経験をアピールしましょう。
業務内容・職種で職歴をまとめる
職務経歴書に職歴を記載する際、転職回数が多い方は時系列ではなく、業務内容や職種ごとにまとめるのがおすすめです。
これまでの職歴を全て整理し、近しい業務内容ごとに実績をまとめていきましょう。
業務内容を上に書き、それから在籍した企業名と在籍期間を並べていくと、時系列よりも転職回数の多さが目立ちにくくなります。
A4用紙2枚までにまとめる
転職回数が多いと枚数が多くなってしまいがちな職務経歴書ですが、多すぎても読みにくくなってしまいます。
書くべき内容を事前にまとめた上で、提出するのはA4用紙2枚までに収めましょう。
最低限業務内容と在籍期間が分かれば良いのですが、スペースが許す範囲で、仕事で工夫した点や実績、得た経験などを書くのがおすすめ。
キャリアの一貫性、転職でのステップアップやキャリアビジョン、入社後にやりたい仕事なども書き加えると好印象を与えやすいです。
転職回数が多くても履歴書の添削をしてもらえるサービス
転職回数が多い時点で書類選考落ちになってしまうケースも残念ながら存在しますが、全ての企業が転職回数で求職者の素質を測るわけではありません。
企業側に採用したいと思わせるには、履歴書・職務経歴書で自分の強みやスキルをアピールするのが大切です。
転職回数に関わらず利用できる転職エージェントで応募書類の添削を受け、選考に通過しやすい書類を作りましょう。
- 転職エージェントで利用できるサービス
- 本人だけでは見えない強みや適性へのアドバイス
- 応募書類への添削
- 模擬面接
- 面接日時の調整
まずは大手転職エージェントへの登録をしてから、自分に合った転職サービスを併用してください。
今よりもさらに高年収を求める方は、ハイクラス向けの転職サービスがおすすめです。
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登録 |
転職回数が多い人でも嘘のない履歴書が◎
転職回数が多いと、採用に不利にならないよう虚偽申告をしたくなる気持ちはわかります。
しかし、後から会社に知られると最悪の場合懲戒免職を受けてしまうかもしれません。
転職回数を偽らなくとも理由のある転職をしていると説明できれば、求職者自身の才能を見てくれる企業は存在します。
履歴書・職務経歴書で自分のスキル・経験をアピールして、転職経験をプラスの印象に変えましょう。
応募書類に不安がある方は転職サービスを活用して、万全の状態で選考に挑んでください。
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