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高学歴ニートって?高学歴20代なのに就職できない理由と脱出方法

高学歴ニートって?高学歴20代なのに就職できない理由と脱出方法

「高学歴であることと実社会で評価を得ることはイコールではなかった」
「入社した企業にどうしても馴染めなかった」

上記のような悩みがあり、高学歴ニートに陥ってしまったという20代も多いのではないでしょうか。

高学歴ニートのみなさんは、周囲の高い期待とプレッシャーを背負ってきました。

それゆえ、今後の進路に関しても「周囲の期待に応えないといけない」「立派な企業に勤めないと」と悩んでしまいますよね。

  • なぜ高学歴ニートに陥ってしまったのか
  • 今後この状態を脱出するにはどうしたら良いのか

ここでは今後の生き方について深く悩んでいる20代高学歴ニートの方に向けて、上記を考えていきます。

高学歴ニートってどんな状態

高学歴ニートとは、東京大学や京都大学などいわゆるエリート大学を卒業し、ニート状態に陥った人のことをさします。

高学歴ニートの中には、一度企業に就職してからニートに陥る人や一度も就職せずにニートになる人などさまざま。

周囲からみると、「高学歴なのにニートになるなんて信じられない」などと発言する方がいらっしゃいますが、むしろ高学歴だからこそニートに陥ってしまったとも言えるでしょう。

20代で高学歴ニートに陥ってしまった人たちは、このような周囲の意見とも戦いながら、過ごしているのです。

大学卒業後にニートになる人の割合は?

大学(学部)卒業者の進路状況

出典:平成30年度学校基本調査(確定値)の公表について/文部科学省

少し気になるデータが存在します。上記は、文部科学省が昭和23年度より実施している統計で「平成30年度学校基本調査(確定値)」を公表した結果です。

その中で、大学卒業後の進路状況について参考にすると、全体の77.1%が就職し、11.8%が進学、そして8.6%が「一時的に仕事に就いた者、または進学も就職もしていない者の割合」となっています。

ちなみに、前年度のデータでは9.4%でしたので、少しずつですが割合が減少していることがわかります。

今回ご紹介したデータは、高学歴というカテゴリではないため正確な値ではありませんが、それでも毎年同じ境遇に立たされている方がいらっしゃることがわかります。

また、OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development)「経済協力開発機構」が発表している「OECDニートレビュー」では、ニートになるパターンの研究についても発表されています。

これによると、日本の20代の若者の24%が4年間の間に一度は、何の職にも就かないニートを経験したことがあると掲載しています。

また、そのうち約半数は数年に渡る長期的なニートであることも判明しています。

この中には、自らニートへの道を選ぶ方もいますが、なんらかの病気にかかり仕事に就けない方、長期的な低所得者もいらっしゃるため、そのような立場の方への公共政策も今後ますます必要になるでしょう。

高学歴ニートの中にもさまざまな背景があり、一括りに扱うことはできませんし、その人にあった支援の仕方が必要。

参考:Investing in Youth:Japan OECD REVIEW ON NEETS/OECD

日本のニートは学力が高い

前章では、大学を卒業した者の8%が一度就職したことがある、またはニートに近い状態でした。さらに興味深いデータがあります。

それは、日本のニートの学習到達度です。内容は、日本の無職の若者は数学的リテラシーや読解力の成績がいずれも上位だったそうです。

では、なぜ成績が優秀であるにもかかわらずニートに陥ってしまうのでしょうか。

高学歴ニートに陥る理由について次章から詳しくみていきましょう。

また、この調査では若者の貧困率にも言及しており、日本の若者の貧困率は、20%近くあるにもかかわらず、18〜25歳の生活保護受給率はわずか約0.5%だったと報告されています。

この調査からは、日本の若者の20%が貧困に陥りながら適切な社会保障を受給できていない事実も明らかとなりました。

少し話が脱線してしまいましたが、これらの統計から高学歴ニートにも金銭的な不安など、解決すべきさまざまな課題があることが想像できます。

つまり今回の本題でもある高学歴ニートからの脱出は、それらの課題を1つ1つ解決しなければなし得ることはできません。

参考:Investing in Youth:Japan OECD REVIEW ON NEETS/OECD

20代で高学歴ニートに陥る理由とは

ここでは、高学歴の20代がニートに陥る理由を整理していきたいと思います。

なぜ今、自分がこのポジションにいるのか改めて向き合うことで、高学歴ニート脱出のヒントがつかめるかもしれません。

プライドが高い

日本のニートは高学歴で非常に優秀です。

しかし、なぜ高学歴にもかかわらずニートになる人が一定数いらっしゃるのでしょうか。

その理由の1つに高いプライドが関係しています。

高学歴であるがゆえに大企業に就職しなくてはという周囲の高い期待やプレッシャーがあり、大企業にこだわり続けてしまうという傾向があります。

また、これまで挫折を味わったことのない人は、より就職先へのこだわりが強いといえます。

高学歴だからこそ、これまで人一倍努力をしてきた誇りがあります。その誇りが時として邪魔をしてしまうのです。

会社に馴染めなかった

高学歴で大企業に就職はできたものの、会社の人間関係や雰囲気に馴染めずニートになってしまった方もいらっしゃいます。

「高学歴=コミュニケーション力が優れている」わけではありません。

高学歴だけど、人間関係の構築が苦手という方もたくさんいらっしゃいます。

これまでは学生であったため、高いコミュ力は必要なかったかもしれませんが、社会人となるとそんなことは問答無用。

上司や同僚、部下との関係性が増え社会人としてコミュ力が求められます。

組織に馴染めずに自分の持ち味を発揮できない方も多いのです。

職歴がないまたは浅い

一般的な学生の多くが、高校や大学でアルバイトを経験し、社会で働くとはどのようなことかを理解します。

しかし、20代高学歴ニートは学生生活のほとんどを勉強に割いてきました。または、勉強第一だからと親からアルバイトを禁止されていた方もいます。

その結果、高校や大学でアルバイトを経験せずに卒業を迎えるか、アルバイトをしても短期でしか働いたことがないという方も。

たかがアルバイトと思われるかもしれませんが、ビジネスマナーを覚えるなど社会人としての心がけを学べるのは大きな財産です。

このように働いた経験がないため、社会に出ることに不安を感じる方も多いのです。

失敗することを恐れている

20代で高学歴ニートに陥る人の中には、極端に失敗を恐れているという方も多いです。

これは、高学歴という高いプライドが邪魔をしていて、ここまで失敗をせずに人生を歩んできたのだから就職でも失敗をしたくないと考えてしまいます。

たとえば、複数の企業で面接を受けたけれど全て不採用だった。

これ以上、面接に応募してまた失敗を繰り返したくないと考えてしまい行動が抑制されます。

その中には、そのまま引きこもりになってしまうケースも。

特にやりたいことがない

高学歴でどの企業からもオファーがあり、いつでも就職できるとどこを選んで良いのかわからない方も多いです。

業種さえ選ばなければ、就職はできるという安心感から、ついつい自分がやりたいことはなんだろうと深く考え過ぎてしまいます。

その結果、特にやりたいことがないと、就職がそこまで重要だとは考えません。

20代高学歴ニートを脱出する方法

20代高学歴ニートこそ上記のように陥る理由があり、さまざまな悩みを抱えています。

ここでは、どのようにして高学歴ニートを脱出すれば良いのか脱出方法についてみていきましょう。

とにかく行動する

やりたいことがないからと自宅に引きこもっている高学歴ニートも多いですが、おそらく頭の中で思考を巡らせるよりも行動をした方が早い場合があります。

やりたいことがないのなら、とにかく行動をしましょう。

たとえば、介護老人福祉施設に行ってボランティアをしてみるのも良いですし、自転車で日本一周に出かけるのも良いでしょう。

何か行動をすることで、これまで凝り固まっていた思考が徐々に解放され、自分はこれがやりたかったんだと何か発見があるかもしれません。

外部とのつながりが増えることで、徐々に社会に対してのイメージが変わります。

そもそもニートだって良い

「あそこのお宅の息子さんは、自宅に引きこもって親のすねをかじっている」

高学歴ゆえに一度ニートに陥ると、周囲の反応も冷たいもの。
しかし、よく考えてみてください。

あなたの人生は周囲の期待に応えるための人生でしょうか?
違いますよね。

あなたの人生はあなただけが設計し、あなたが生きたいように行動できるあなただけのもの。

大切なことは、「死ぬときに俺は燃焼したなと納得して死ぬこと」。

これは某テレビ番組で、元大阪府知事の「橋下徹氏」が、高学歴ニートと対談したときに発していた言葉。

橋下氏は、番組の中で高額歴ニートに対して「親のすねをかじるなら全力でかじらないと。申し訳ないって思ったら、死ぬときに申し訳ないが出ちゃう」と話されています。

そして、20代の高学歴ニートには貴重な時間という財産が残っています。

親のすねをかじっても良いから、全力であなたがやりたいこと、取り組めることを見つけましょう。

何もやりたくないのなら、何もやらないことをビジネスに変えてみてはいかがですか。

あなたの人生を後悔しないように。

プライドを捨てる

高学歴ゆえに、中小企業に就職して「恥ずかしい思いをしたくない」と考えてしまう気持ちもわかります。

しかし、そのプライドをこれからも持ち続けて、いつまでも就職ができない状態でも良いのでしょうか。

この問いかけに「NO」と答えた方は、一度プライドを捨てましょう。

高いプライドや恥ずかしい気持ち、失敗への不安は一瞬です。

バンジージャンプを想像してみてください。

飛ぶまでは、恐怖や不安、死んでしまったらどうしようと考えるものですが、飛んでしまえば体験するまでわからなかった素晴らしい景色や気持ちに感動します。

あなたが考えるプライドや恥ずかしい気持ち、失敗はそんなささいなものでしかありません。

バンジージャンプのように飛んだ後は、これまで体験できなかった世界が待っているのに、あなたはいつまでも踏み台で立ち止まったままですか。

高学歴ニートが就職するには

ここでは、より具体的に高学歴ニートが就職するための方法についてご紹介します。これまでの常識や固定観念に縛られずまずは行動してみましょう。

大手企業だけではなく中小企業やアルバイトも視野に

これまでは、大手企業に入らなければいけないというプレッシャーがあったかもしれませんが、そのようなプレッシャーを捨てて中小企業やアルバイトも視野に就職活動をしてみることをおすすめします。

今やスタートアップ企業なども働き方改革などを伴って、リモートワークやフレックスタイム制を導入し柔軟な働き方を取り入れています。

また、自分にあった仕事を見つけるという意味では、アルバイトからスタートしてみるのも良いでしょう。

アルバイトをして自分にあっていないと思えば気軽に辞めることができるのもメリットです。

まずは自分が熱中できる仕事を行動しながら見つけましょう。

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職業訓練とは
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転職エージェントを活用して高額歴ニートを脱出しよう

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