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新卒1年目でも仕事を辞めたい。新卒の辞めたい理由と乗りきるための対処法

新卒1年目で辞めたいと感じる理由は?最適な判断をするための基準と対処法

「新卒で入社した会社で頑張るぞ!」

意気込んでみたものの、理想と現実とのギャップに1年目でも辞めたいと感じてしまう新卒は少なくありません。

「新卒で辞めたいなんて甘えてるだけじゃないのか…」と自分を追い込んでしまう人も。

新卒1年目でも転職は可能ですし、早めに辞めた方が良いケースもあります。

今回は新卒が辞めたいと感じる理由や対処法辞めた方が良いケース・辞めたい時の注意点をご紹介します。

あなたにとって最適な決断が下せるように、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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新卒は10人に1人が1年以内に辞めている

新卒1年未満で退職・転職を決意する人ってやっぱり少ないのかな…?

厚生労働省の調査によると、大卒者が新卒で入社した会社を3年以内に離職している人は平成28年度は32%です。

大卒の就職後3年以内離職率の推移
1年以内で退職する人も平成30年度は11.6%で、毎年約10%の新卒は勤続年数1年以内で転職しています。

この結果から新卒1年目は10人に1人は辞めており、新卒での転職はそれほど珍しくなくなってきているのが現状です。

1つの企業で何十年も働き続ける終身雇用の形態が変わってきてるから若いうちに転職する子も増えてるのよ♪

3年は続けた方が良い?

でも、「3年は続けろ」って言われる新卒も多いみたいだよ!?辞めたらマズいんじゃ…

「とりあえず3年働く」の理論は1人前に仕事ができるようになるには3年かかると言われているからです。

しかし、自分に合わない企業や仕事で1人前になったとしてもなんのスキルにもなりません。

辞めたい理由を吟味する必要はありますが、3年を待たずに退職・転職するのは決して悪い判断ではなく選択肢の1つです。

辞めたいと感じるのが甘えなのか、限界なのか最終的には自分で判断するしかないの。その判断に3年要るか要らないかも自分次第よ。

新卒が辞めたいと思う理由

新卒が辞めたいと思う理由として6つ挙げられます。

まずは自分がどの辞めたい理由に当てはまるか整理しましょう。

  1. 人間関係が上手くいかない
  2. 給料が低い
  3. 仕事が面白くない・仕事ができない
  4. 福利厚生・労働環境が悪い
  5. 成長できない環境だと感じる
  6. 休日に仕事ばかり考えてしまい憂鬱

人間関係が上手くいかない

新卒が辞めたいと感じる原因で1番多いのが人間関係です。

具体的な例としては以下が挙げられます。

・自分とは合わない人がいる
・上司の高圧的な態度が苦手
・飲み会で上司や社長の接待がある
・同期のテンションが合わない
・会社に心を開ける人がいない

仕事中に気の抜けない時間が多く上手くリラックスできないため、仕事以外の疲れが溜まり精神的に辛くなります。

仕事でもコミュニケーションが上手く取れないので確認不足や周知不足からミスが発生やすいです。

給料が低い

入社前に聞いていた給料より実際に貰う給料の低さに驚き、辞めたいとの声も。

就活時に提示されていた給料は税金や保険料が引かれる前なので、実際の手取りの給料は3万前後低くなっています。

給料を重視して就活をしていなかったものの、いざ働くとなったら労働力に見合う給与が貰えずに辞めたいと感じてしまうようです。

基本給が低いケースと見込み残業代が固定など各種手当が低いケースがあるみたいだね。

基本給は勤続年収に応じて昇給する会社が多いけど、手当が低い会社は仕事量とのバランスが取れていないかもしれないわ。

仕事が面白くない・仕事ができない

人間関係や労働環境は悪くないけど仕事に関して悩みを持つ人も。

・希望部署ではない部署に配属された
・想像していた仕事ではなかった
・自社の商品の魅力が分からない
・教えてもらった仕事ができない
・仕事に面白さが感じられない

部署移動などがなく、簡単に仕事内容が変わらない企業に入社した場合、仕事内容に悩みや疑問を抱くと辞めたいと感じてしまいます。

仕事内容に問題がなくても仕事ができない・覚えられない自分にいら立ってしまい、「向いていないかも」と感じる人も多いです。

「仕事ができない」って思ってる子は1人で抱え込まないようにしましょ。

福利厚生・労働環境が悪い

新卒で福利厚生や労働環境が悪く辞めたいと感じる人も多いです。

・有給休暇が取れない/ない
・休日出勤がある
・残業時間が長い
・就業時間に対しての仕事量が多すぎる
・サービス残業がある

働き方改革によって残業や休暇に関して改善される企業が多くなりましたが、完全にはまだ改善されていません。

また、働き方改革で就業時間内に終わらせなければならない仕事が多くなってしまい、むしろ過重労働だと感じてしまう人もいるようです。

成長できない環境だと感じる

活気があると思って入社したものの、会社全体の指揮が低く周囲はモチベーションの低い社員ばかり。

頑張っている自分が馬鹿らしく感じてしまい、やりがいを見いだせないため辞めたいケースもあります。

上司や先輩の指示が「適当にやっといて」など具体性がない・仕事を教えてくれないケースは要注意よ!

休日に仕事ばかり考えてしまい憂鬱

休みの日まで仕事のミスや人間関係・数字へのプレッシャーなどを考えてしまい、上手くリフレッシュできない人も。

気持ちがずっと切り替わらないので、精神的負担になって辞めたいと思う新卒は多いです。

切り替えないと!って思いすぎるとよりしんどくなって…負の連鎖になったりするよね…

気持ちのコントロールが上手くいかない新卒は多いの。自分を責めすぎない気持ちも大切よ。

新卒の辞めたい気持ちを乗り越える対処法

新卒で辞めたいって気持ちを乗り切る方法はないのかな…?

諦めるのは早いわヒロミ★辞めたい気持ちを乗り切った新卒の子達が実際に行った対処法があるの!

辞めたい気持ちを見える化する

自分がどの部分で「辞めたい」と思っているのか可視化してみましょう。

辞めたい気持ちを細分化して解決の糸口を探すのは、気持ちの整理にも繋がり効果的です。

例)「仕事が面白くないから辞めたい」
  →テレアポが嫌い
  →断られるのが辛い
  →アポが取れてる人の特徴は…
   先輩のアドバイスは…
   断られるた時の辛い以外に感じたのは…

例)「人間関係が上手くいかず辞めたい」
  →直属の上司が苦手
  →苦手な原因は高圧的な態度
  →過去に言われた内容は…
   高圧的と感じる理由は…
   上司に対しての周囲の対応は…

1つの「辞めたい気持ちになった原因」に対して「なんで?」「どの部分が?」など繰り返し自分自身に質問すると分かりやすいです。

落ち着いて整理できると客観的な視点で辞めたいと感じる理由や原因を分析でき、改善策も浮かぶ場合もあります。

もし友達が悩んでたら?って他人事にしてみてもいいわ!第三者の目線に立てば解決策が浮かぶケースも多いの!

身近な人に悩みを相談する

親・友達・恋人・職場の新卒の同期・先輩社員など誰でもいいので自分が信頼できる人に悩みを素直に相談してみるのもおすすめです。

年代の異なる人2人以上に相談するのが効果的でしょう。

同年代:共感してくれる
年上:経験からアドバイスをしてくれる

複数の人に話を聞いてもらうと様々な意見も聞けるので、自分の視野が狭かった時は気づけるかもしれません。

悩みがある時は誰かに聞いてもらうのが一番なの★どうしても話せる人が周りにいない子は転職エージェントに悩みを相談しましょ!。

休日に予定を立てる

休みの日に家で何もせずぼーっとしすぎると仕事を考えてしまいがちです。

休日は予定を立てて趣味や遊びを思いっきり楽しむとリフレッシュでき、仕事とプライベートにメリハリがついて仕事がはかどるようになるケースも。

1人で閉じこもる時間をなるべくなくし、仕事以外に熱中できる趣味やリフレッシュできる時間を増やすようにしましょう。

新卒でも辞めた方が良いケース

新卒で辞めたいと悩む新卒がすぐに辞めた方が良いケースもあります。

  1. パワハラ・モラハラがある
  2. 残業や休日出勤の強要
  3. 給料・残業代が支払われない
  4. 心・身体のバランスが崩れる

上記のような場合、自分の意識や考え方を変えても状況は改善しません

①②③は上司に申し立てや相談もできない・会社が変わる様子がない場合は退職をおすすめします。

④に関しては病院や会社の産業医に相談した上で対応するようにしましょう。

自分ではどうしようもない状況で自分を責めたり、考えたりしてもなにも生まれないわ。

新卒1年目で辞めたい時の注意点

失業保険が貰えない

新卒入社1年未満で自己都合による退社をした場合、基本的に失業保険は貰えません

【失業保険が貰える条件】
①離職の日以前2年間に、雇用保険に通算して12か月以上加入している

解雇や倒産など会社都合での退職の場合は失業保険が貰える可能性も。

失業保険は状況や条件によって支給対象かどうか、支給金額・支給までの期間が異なります。

失業保険を申請したい新卒は自分が当てはまるかどうかよく確認しましょ。

短期離職は転職時に不利になる

勤続年数が1年未満の場合はどんな理由があっても、転職市場で不利になるのは否めません

【短期離職者の企業の懸念点】
・採用してもまたすぐに辞めるのでは?
・忍耐力がないのでは?
・考えが甘いのでは?

面接でも短期離職の理由は必ずと言っていいほど聞かれます

また、想像している以上に短期離職の風当たりはきついです。

「第二新卒の需要が高まっているからすぐに転職できるだろう」と考えている新卒は、本当に辞めていいのか改めて考えましょう。

新卒でどうしても辞めたいなら退職・転職を検討

新卒でどうしても辞めたい時は退職・転職を検討しましょう。

退職代行サービスや転職エージェントを利用すれば、スムーズな退職・転職が可能です。

退職代行サービス

退職を切り出しにくい状況であれば退職代行サービスの利用がおすすめです。

退職希望者の新卒に代わり、会社との退職のやり取りをすべて代行してくれるのが「弁護士法人みやびの退職代行サービス」です。

【弁護士法人みやびのメリット】
即日円満退職できる
・弁護士による安心サービス
有給消化、残業代、退職金の請求&交渉可能
LINEで24時間相談OK
・会社とのやり取りは一切不要
・退職届の提出・貸与品の返却も郵送でOK

正社員を辞めたい場合のおすすめサービス「退職代行Jobs」公式サイト

上記以外のサービスであれば「退職代行Jobs」もおすすめです。

【退職代行Jobsの特徴】
・料金は全雇用形態29,800円(期間限定)
顧問弁護士監修の安心サービス
・退職届/業務引継書はテンプレで簡単作成
・24時間365日対応
・退職できなかった場合、全額返金

会社とのやり取りが怖い・早く辞めたい新卒はまずは相談してみましょう。

新卒1年未満でも利用できる転職エージェント

新卒1年未満で辞めた場合は第二新卒向けの転職エージェントの利用がおすすめです。

第二新卒向けの転職エージェントは転職すべきかどうかから将来のビジョンまで一緒に考えてくれます

仕事への不満や不安がある人は相談だけの利用でも辞めたい気持ちが軽減される可能性が高いです。

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転職エージェント
主な年齢層 18~35歳 18~35歳
主なサポート対象者 社会人経験がない・浅い人 正社員就職・転職を目指す人
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新卒が使える大手転職エージェント

大手転職エージェントは新卒でも登録して損はないでしょう。

経験やスキルに自信がなくても、豊富な求人と書類添削や面談対策などの丁寧なサポートでスムーズに転職できる新卒は多いです。

リクルート
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エージェント
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主な年齢層 20代~35歳 20代~35歳
主なサポート対象者 全転職者に対応 20代、第二新卒、1~3回目の転職者
支援実績 採用成功実績は54万人超 20代の信頼
No.1を獲得
特徴 業界最大手
転職実績No.1
面接対策が充実
手厚いサポート
中小企業に特化
簡単登録
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自分の適正を知る

転職後にまた辞めたいと思わないよう、自分の強みや適正を的確に把握しておきましょう。

自分の適性を知っておくと自己PRや職務経歴書の内容に説得力が生まれ、新卒からの転職でも内定が出やすくなります。

自分の適性をすぐに知りたい人はリクナビNEXTのサービス「グッドポイント診断」がおすすめです。

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新卒1年目で辞める前に必ずすべき転職成功対策

辞める理由は明確にする

「現状が辛いからとりあえず辞めたい」「何となく辞めたい」と明確な理由がないまま退職すると転職してもすぐ辞めたくなります。

前職のどの部分に不満や不安を持っていたのか、辞めてどうしたいのか辞める理由を明確にして退職するようにしましょう。

新しい目標を立てるもよし、こんな企業は嫌って考え方でもOKよ。次の転職先の軸はしっかり定めましょ

転職活動をする際は在職中に始める

転職活動は退職してから始めても遅くないですが、在職中に始めた方が圧倒的に有利です。

メリット デメリット
在職中 離職期間がなく転職できる
収入の心配がない
時間がない
体力的にしんどい
退職後 転職活動に専念できる 離職期間ができる
転職先が決まらないと焦って転職してしまう

在職中のデメリットは転職エージェントの利用でカバーできますが、退職後のデメリットはカバーできません。

急いで退職しなければならない理由がない限りは在職中に次の転職先から内定を貰えるように転職活動をしましょう。

新卒で辞めたいと感じても冷静な判断を

新卒1年目は誰でも「辞めたい」と感じてしまう経験があります。

悩みの種類は様々ですが、仕事や職場を変える1つの判断方法として今の仕事が下記のどれに当てはまるか考えてみてください。

  1. 向いているしやりたい仕事
  2. 向いているかは分からないができる仕事
  3. 向いていない・できない仕事

辞めたいと考える新卒で①②に当てはまっている人はもう少し続けても良いかもしれません。

③に当てはまる新卒は出来ない理由や向いていない理由を分析してみましょう。

仕事を変えるのは人生の大きな分岐点になるので、冷静な判断を忘れず、自分が納得できる道を進むようにして下さい。

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