働くのが辛いのは自分だけ?働くのが辛いと感じる5つの原因と対処法とは

「毎日この会社で働くのが辛い…」
「働くのが辛いと感じるのは自分だけ?」
仕事を続けていると働くのが辛いと思う瞬間があり、モチベーションが下がったり気分が落ち込む人は少なくありません。
働くのが辛いと感じる原因別に対処法があり、原因に合った対処法で乗り越えられる可能性もあります。
今回は働くのが辛い5つの原因と原因別の対処法・全ての働くのが辛い原因に効く対処法・辞めたほうが良いケースをご紹介しましょう。
目次
働くのが辛いと思う気持ちは甘え?
働くのはかなりのストレス
2015年のエン・ジャパンの調査によると、仕事でストレスを感じている人は正社員は81%・非正規は64%でした。

ストレスを感じる人が全員仕事が辛いと感じている訳ではありませんが、仕事にストレスがある状態が続くと働くのが辛いと感じてしまうのは当然です。
また、株式会社アスマークの「仕事に関するアンケート」では、86.7%の人が「会社を辞めたい」と思ったことがあると回答。
ほとんどの社会人は会社を辞めたい・仕事がストレスだと感じた経験があり、自分だけが甘えていると考える必要は全くありません。

仕事で全て順風満帆に進んでいる子なんていないわ!働くのが辛いって感じるのは甘えなんかじゃないの。
転職するのも1つの手
現在は終身雇用の概念はなくなりつつあり、「転職は人生で1度は経験する」と言われているほどです。
スキルや経験がない人でも今より納得できる、自分に合う仕事は探せばいくらでもあります。
状況によっては転職するのも1つの手段です。
働くのが辛いと感じる5つの原因と原因別対処法
働くのが辛いと感じる原因は大きく分けて5つで、原因別で転職以外の対処法があります。
自分が辛いと感じている原因は何かまずは整理しましょう。
- 会社が要因
- 人間関係が要因
- 自分が要因
- 仕事が要因
- なにが要因か分からない
会社が要因で働くのが辛い
会社の制度や環境が原因でやりがいや達成感を仕事で感じられず、働くのが辛いと感じる人は多いです。
働いた分に見合う対価が貰えない
休みが少ない
評価制度が曖昧
【対処法】
本来の能力を発揮できない・能力を評価してもらえない環境では改善しない限り自分自身の成長は見込めません。
制度面の見直しを上司に相談・提案をしてみると良いでしょう。
実際には1人で制度面の見直しを提案するのは難しいので、同期や先輩に先に相談し、申し立てをするのが効果的です。

考え方をすぐに変えるのは難しいけど、辛い中でもやりがいを見つけて続けられたって子もいるわ!
人間関係が要因で働くのが辛い
人間関係が上手くいかず、仕事自体に不満はないのに働くのが辛いと感じてしまうケースは多いです。
上司の方針が合わない
会社の雰囲気に馴染めない
苦手な人と仕事をするのが辛い
人間関係が上手くいかない職場では報連相(報告・連絡・相談)の連携が取れず、仕事でミスが起こりやすくなってしまいます。
【対処法】
人間関係は下記2点に注力すると改善する可能性が高いです。
②相手に期待しすぎない
相手は自分と全く異なる価値観を持っていると認識をするのが重要です。
自分の意志や考え方が通じないのが前提に「どうやったら伝わるか?」を考えてコミュニケーションを取るように心がけましょう。
相手に何かを伝えるときには「なるべく具体的に」と「原因・結果・結論はセットで伝える」を意識すると理解してもらいやすくなります。

自分と合わない上司・先輩・後輩・同期には「普通はこうするだろう」は通用しないわ!
自分が要因で働くのが辛い
自分自身の中で仕事に対する気持ちや成果が出ない状況が許せず、働くの自体が辛いと感じてしまう人も。
皆に迷惑をかけていると感じる
仕事ができなくて自己嫌悪
自分がいなくても仕事は回ると思う
小さな不安や失敗から自分自身を追い込み、仕事への熱意も喪失してしまいます。
【対処法】
自己嫌悪になってしまう人は自分自身が元気になれる術として下記2点の実践がおすすめです。
・周りと比較しない
漠然とした大きな目標より、達成できそうな具体的で小さな目標を毎日設定しましょう。どんな些細な目標でも構いません。
-
例)昨日より大きな声で挨拶をする
誰よりも多く電話に出る
○○時までに1つの作業を終わらせる
毎日達成できれば自分を褒めます。ポジティブな気分で1日を終わらす習慣が大切です。

小さな目標を日記として記録しておけば、気分が沈んでも見返して自信がつきそうだね。
また、知らず知らずのうちに回りの人と比較し「あの人は出来ている」と決めつけている可能性が高いです。
最初から周りと「仕事ができる」の基準は一緒でなくて構いません。
周りがどうであれ、まずは目の前の仕事を自分ができる最高水準で仕上げるように意識してみましょう。

周りの人も必ず失敗の経験はあるわ。自分のペースでスキルアップしていきましょ♪
仕事が要因で働くのが辛い
仕事自体に不満や疑問があり、働くのが辛いと感じるとの声も。
任される仕事ができない
責任が重い
仕事にやりがいを感じない
仕事量が多い
納得できない仕事を続けるのは誰でも負担に感じてしまいます。
【対処法】
仕事が円滑に進む2つのポイントを実践しましょう。
・仕事ができる人の真似をする
仕事に「やらされてる感」を感じた時に、仕事に対して不満が発生し結果的に働くのが辛いと感じるケースも。
自分の目標や何のために働いているかを明確にし、仕事が自分の成長できるきっかけだと捉えられると考え方が変わるかもしれません。
また、今の仕事が自分の実力不足でできないと感じている人は仕事ができる人の特徴を真似してみましょう。
・常にメモをする
・タスク管理をする
・レスポンスが速い
・指摘や指導は受け入れる
タスク管理の方法は業務の優先順位を決め、To Doリストを作成です。
レスポンスの速さは仕事を後回しにしないようにする対策にもなります。
どの特徴も自分の意識で改善できるので、常に意識をしながら仕事を進めてみましょう。

分からない業務があればすぐに聞くのも仕事ができる人の特徴だわ。
なにが要因か分からないが働くのが辛い
人間関係や仕事内容・環境も不満はないのに、働くのが辛いと感じるケースがあります。
何が原因が分からないけど漠然とした不安に駆られ、このまま働いていて本当にいいのか…と考えてしまい辛いなど。
【対処法】
仕事を一旦休み、休暇を取ってリフレッシュするのをおすすめします。
仕事ばかり1人で考えすぎている可能性が高いです。
物理的に仕事から自分を切り離すのが重要なので、有給などの余裕がある人はなるべく長期休暇を取って自分を休めてあげましょう。
全ての働くのが辛い原因に効果的な対処法
全ての働くのが辛い現状に効果的な対処法もあります。
上記の対処法と合わせて実践してみましょう。
働くのが辛い原因を整理・可視化
一定時間頭に思い浮かんだ内容を紙に書き出すだけで自分の感情が整理でき、ストレス軽減に繋がります。
自分の手を動かして書くのが大切です。
- 【書く際のポイント】
- ・1つのテーマについて一定時間書き続ける
・頭で考えずに手を動かす
・気がそれないプライベートな空間で行う
・脚色せず、事実や気持ちをあるがままに書く
・誤字や脱字を気にしない
引用元:NIKKEI STYLE|書く瞑想、ジャーナリング 集中力高め仕事効率を改善
書き始めが分からない人は白紙の紙の真ん中に疑問形でテーマを書き(例えば「働くが辛いのはなぜか?」「なぜ不安なのか?」など)関連する事柄や感情を周りに書いていきましょう。
感情の整理だけではなく解決策にたどり着いたり、新しい目標が見つかるケースもあります。
連想ゲームの要領で考えるとスムーズです。

1回にかける時間は5分程度で構わないわ!とにかく自分に向き合う時間を作るのが大切よ。
信頼できる人に相談
同期・先輩・上司・家族・恋人など、周りの信頼できる人に相談してみましょう。
共感やアドバイスをしてもらえるので、自分の視野も広がる可能性が高いです。
幅広いアドバイスや意見を聞くためにもなるべく2人以上の年齢層の異なる人に相談してみましょう。
仕事以外の楽しみを作る
仕事以外の時間を楽しめるように趣味や興味を広げるのもおすすめです。
仕事と私生活のメリハリが生まれるので、仕事に対するモチベーションの維持や作業効率UPに繋がります。
なにも思い浮かばない人は読書・映画鑑賞などは始めやすいので挑戦してみてください。

解決法に共通しているのは「自分からアクションをしないとなにも解決しない」ってところ。とりあえずやってみないと何も始まらないわ!
すぐに辞めた方が良いケース
働くのが辛いと感じている人の中には、すぐに休養や転職をおすすめするケースもあります。
- 【すぐに辞めた方が良いケース】
- パワハラ・モラハラ・いじめ
- 休日出勤やサービス残業の強要
- 長時間労働や過重労働
- 心身に不調が出ている
上記の状況にある人は自分自身の意識や考え方を変えても辛い状況は改善されません。
①②③に該当する人は会社が対応してくれない限り、すぐにでも転職活動を始めるのをおすすめします。
④に該当する人は病院や産業医を受診し、その後の対応と方針を定めましょう。

考えても変わらない状況を自分のせいにしちゃダメ。働くのが辛いって感じない職場はもっとあるわ!
働くのが辛い人はまずは自分の適正を知る
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働くのが辛いと感じていても自分がどんな仕事が向いているか分からない人はまずは自分の適正を把握しましょう。
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どうしても働くのが辛いなら転職も検討
働くのが辛いなら転職も視野に
今の会社がどうしても合っていないと感じるなら転職も視野に入れましょう。
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- 転職サイト
- 転職エージェント
それぞれのサービスには特徴や強みがあるので、自分の希望や状況によって使い分け・併用をしましょう。
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働くのが辛い時こそ冷静な判断を
働くのが辛いと感じるのはほとんどの社会人が経験しています。
しかし、働くのが辛いと感じているのになにも行動しなければ現状は変わりません。
まずは自分自身を見直して状況に合った対策ができるよう、冷静な行動を心がけましょう。
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【働くのが辛い時の対策まとめ】
- 紙に自分の気持ちを書き出して状況を整理・可視化
- 信頼できる人に相談をして視野を広げる
- 仕事と休日のメリハリをつける
- どうしても辛いなら転職も1つの選択肢

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