【30代】資格なしでも転職できる?資格なし30代の転職成功に必要な行動

「30代で転職したいけど資格を持っていない」
「資格なしで転職できるか不安…」
30代で転職を考え、上記のような悩みを抱えている方は多いでしょう。
結論から言うと、30代資格なしでも転職は可能です。
本記事では、資格なしでも転職できる理由と転職で気を付けたいポイントを紹介します。
30代で転職を考えていて、特別な資格を持っていない方は要チェックです!
目次
30代で資格は本当に必要か?
30代になれば20代の時以上に仕事量が増え、資格勉強をする余裕もなくなりがち。
履歴書の資格欄に〝資格なし〟しか書けないと、不安に感じる方も多いでしょう。
30代資格なしでも転職は可能
30代の転職では資格が必須とされているわけではありません。
一般職における採用担当者は、資格の有無よりスキルや経験、職歴を重視しています。
応募時に資格が必須または資格保有者が優遇される専門職は多いですが、一般職で資格なしを理由に不採用にする企業は稀です。
HR総合研究所が採用担当向けに実施したアンケートによれば、中途採用で重視するポイントは回答の多い順に以下のとおり。
採用担当者が重視するポイント
職務経験 | 78% |
---|---|
スキル | 71% |
人柄 | 56% |
熱意 | 43% |
仕事の成果 | 27% |
「資格」は第8位(14%)でした。この結果から、30代資格なしでも採用に大きな影響がないと分かります。
資格なしの30代は意外と多い
労働政策研究・研修機構が2010年に行った資格保有に関するアンケート調査(※自動車免許は除く)によると、社会人で資格を持っていない方は意外と多いです。
資格なし | 44.3% |
---|---|
1つ所持 | 26.0% |
2つ所持 | 14.6% |
3つ以上所持 | 15.6% |
回答結果は「資格なし」と答えた方が44.3%、「1つ所持」が26.0%、「2つ保持」が14.6%、「3つ以上保持」が15.6%。
回答結果には、仕事に直接的に結びつかない資格も混じっています。
約半数の社会人は資格を持っていません。30代で資格なしの状況は珍しくないのです。

資格なしでも悲観しすぎなくていいの!自信を持って転職活動に望んでちょうだい☆
30代資格なしが避けるべき業界・職種
30代で資格なしは必ずしも転職に不利とは言えませんが、
資格が必要な職種に資格なしで採用されるのは難しいので、他の業界・職種を選ぶか、資格取得を目指すかを考えましょう。
- 【資格が求められる職種】
- ・貿易事務や通訳
・上場企業の経理
・保育士・教員などの専門職
資格が求められる業界での転職は、資格がなければ業界経験が求められる傾向が強いです。
業界未経験で資格がない方は、業界に入るための実務経験を積むか、関連資格の取得を目指す必要があるでしょう。
- 【資格が求められる業界】
- ・医療業界
・建築・不動産業界
・金融業界
30代資格なしの転職で気を付けるべきポイント
30代資格なし=不採用と直結するわけではありませんが、スキルの証明となる資格がないとアピールポイントが減るのは事実です。
30代資格なしから転職活動を有利に進めるために、気を付けるべきポイントを押さえておきましょう。
- キャリアの棚卸しを徹底
- 経験を活かせる求人を受ける
- キャリアプランを明確にする
(1)キャリアの棚卸しを徹底
30代の転職で採用担当が重視するのは、「職務経験」と「スキル」の二点。
自分の職務経験・スキルを整理するには、キャリアの棚卸しが最適です。
キャリアの棚卸しの手順
- 1.職務経歴を書き出す
- 自分の経歴や担当した実務経験を振り返り、できる限り具体的に書き出してください。
- 2.転職の軸になるポイントを決める
- 経歴や実務経験から、志望企業でのアピールポイントになりそうな部分を絞ります。
資格がない方は、仕事での経験や培ったスキルのアピールをしましょう。
30代になれば、複数の業務内容を経験した方がほとんどのはず。
キャリアの棚卸しで、自分のアピールポイントを明確にしましょう。
(2)経験を活かせる求人を受ける
30代になると未経験かつ関連資格を持っていない状態での採用は難しくなります。
30代で資格がない方は、今までの職務経験を活かせる求人を受けるのがおすすめです。
未経験の職種を選ぶなら「販売・接客業→営業職」「金融営業(融資の診断など)→一般企業の財務職」のように、経験を活かせる職種が最適でしょう。
もちろん、資格なしから未経験職種を目指すのも不可能ではありませんが、キャリアアップが困難になる点は覚えておいてください。
(3)キャリアプランを明確にする
20代までの経験や学びから基礎を充実させ、自分なりの生き方を見つけられる30代の期間。
今までの経験をもとに、これからのキャリアプランを明確にしましょう。
面接の場でも、キャリアプランについて質問される機会は多いです。
「どうありたいか、何を成し遂げたいか」自問自答し、答えを書き出してみてください。
自己分析に使える適性診断を活用
30代の転職に自己分析は欠かせませんが、自分一人の力でやるのは非効率的です。
そこでおすすめなのが、転職サイトが提供する適性診断(無料)。
1アカウントにつき一度しか利用できない診断が多いので、時間のあるタイミングで落ち着いて診断してくださいね。
資格なし30代が利用できる転職エージェント
「考えがまとまらない」「一人での転職活動が難しい」時は、転職エージェントに登録して面談を受けましょう。
一人で試行錯誤するより、転職活動のプロから手を借りた方が考えがまとまります。
資格はなくても実績・スキルがある30代の方は、職務経歴を登録するだけで利用できるハイクラス転職サービスも併用しましょう。

資格以外の転職に使えるアピールポイントを見つけてもらえるから、安心して面接に挑めるわよ♡
30代資格なしの方におすすめの転職エージェント
リクルートエージェント | LHH転職エージェント | |
---|---|---|
転職エージェント | ![]() |
|
主な年齢層 | 20代~40代 | 20代~40代 |
主なサポート対象者 | ||
支援実績 | 採用成功実績は54万人超 | 大手優良企業への紹介実績多数 |
特徴 | 業界最大手求人数No.1 面接対策が充実 |
専門分野に精通年収UP率59% IT系に強い |
簡単登録(無料) |
30代向けのスカウト型サービス
リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ | |
---|---|---|
転職エージェント | ![]() |
|
主な年齢層 | ||
主なサポート対象者 | ||
入会審査 | なし | あり |
支援実績 | 転職時の平均年収900万円 | ハイクラスから支持される転職サイトNo.1 |
特徴 | 年収800万~2000万円求人を多数保有 一流ヘッドハンター指名可 |
求人の1/3が年収1000万円超 企業からの面談確約スカウトあり |
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30代の転職は資格以外の要素が重要
- 中途採用では資格より職務経験・スキル重視
- 資格の求められる業界・職種は極力避ける
- キャリアの棚卸し・自己分析を徹底
30代資格なしの転職ではマイナスな面に目が行きがちですが、「資格なし」の状況を悲観しすぎる必要はありません。
30代は資格以外にも実務経験や培ったスキルなどアピールできるポイントが多くあります。
自分に合ったサービスを利用して自己分析を深め、転職活動を成功させましょう!

学生時代からレポ記事の代筆や口コミを作成、ビジネス書/雑学本/雑誌の編集者・ライターなどを経てWebライターに転身。延べ7年のライティング経験で得た知見とブラック企業での実体験を基に、労働環境や人間関係の改善方法を提案します。
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