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【園児の怪我】保育士を辞めたい!今後の仕事や転職を円滑に行なう対処法

保育中に子どもが怪我をしてしまい、責任感や事後対応の中で「辞めたい」と感じた経験がある方は少なくありません。

今後仕事を続けるかどうかに関わらず、まず起こった事故への対処を徹底するのが重要です。

本記事では園児が怪我をした時の対応方法や、転職する際の注意点などを解説します。

園児の怪我がきっかけで保育士を辞めたいと考えている方は、決断をする前にこの記事を読んでみて下さい。

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園児の怪我で辞めたいと思う保育士は多い

子どもは自由に動き回る上に、まだ安全・危険の区別がついていないケースも多いです。

どれだけ保育士が注意を払っても事故が発生したり、喧嘩が起こったりと子どもが怪我をする可能性は消しきれません。

保育中に園児が怪我をした場合、基本的にはクラス担任の保育士が責任を問われます

再発防止のために厳重注意を受ける機会も多く、責任を重く感じる方も少なくないでしょう。

多忙な業務や人間関係の不和などが重なると、園児の怪我がきっかけで辞めたい気持ちが固まってもおかしい話ではありません。

保育中の怪我自体は珍しくない

「令和元年教育・保育施設等における事故報告集計」(内閣府)によると、2020年の事故報告件数は1,299件でした。

内訳は負傷が1,293件、死亡が6件。負傷のうち1,011件は骨折でした。

全国の保育施設(認定こども園・幼稚園・認可保育所など)で起こった件数と考えると、少なく感じるのではないでしょうか。

しかし、これは重大な事故のみに絞った数字で、日々起こり得る怪我は含まれません

ささくれが剥けてしまった、などの些細な怪我を含めると怪我の報告が連日必要になるケースもあるでしょう。

保育士が園児に怪我をさせてしまった時の対処法

マニュアルに沿った対処をする

園児が怪我をした際は看護師が配置されている場合はそちらに、いない場合は園長などが対応にあたる可能性があります。

保育施設ごとに必要な初期対応は異なりますが、基本的にはマニュアルに沿った対処を行なうと良いでしょう。

普段からマニュアル内容を把握しておくと事故発生時も冷静でいられるので、こまめに確認しておくのをおすすめします。

一人で対応しない

事故が発生した時は、まず正確な情報共有が大切です。

1人で抱え込まず、事故が起こった経緯を上司や同僚、保護者へ誠実に伝えてください。

起こった事故の原因を報告し、予防策を講じるのが今後の子どもたちの安全に繋がります。

例えば。何もない所でつまずいて転んでしまうのと、散歩中の安全確認の不備による事故では必要な対策が異なるはずです。

自己判断を避け、自分が対処可能だった部分とそうではない部分は切り分けて考えましょう。

怪我が理由で保育士を辞めたい時の注意点

子どもの怪我に大きな責任を感じている場合、保育業界以外の仕事を選べばそういった場面に遭遇する機会は少なくなります。

ただし、保育士の資格は保育業界以外では基本的に活用できないでしょう。

もちろん、事後対応をしっかり行なった上であれば、別の保育園へ転職しても問題ありません。

同じ事故をくり返さないよう肝に銘じながら仕事を続けていれば、事故を防げる可能性は高くなります。

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怪我で辞めるか保育士を続けるかは自由

園児が怪我を負った場合、怪我への対応だけでなく保護者への説明や謝罪、園内での責任追及・再発防止策の策定など事後対応が必要になります。

とくに保育士側の過失を含む場合、後悔に加えて事後対応のストレスを受けて辞めたいと感じるのは不自然ではありません。

保育士を続けるか否かに関わらず、ひとまずは誠実な報告と事後対応に努めましょう。

今後同じ職場で働き続ける場合でも、転職する場合でも周囲の信頼を失わないように行動すれば、必ず事態は好転します。

そもそも保育士1人だけでは園児の怪我を防ぐのが不可能なケースも少なくありません。

上司や同僚と相談し、今後の再発防止策を固めていくのが子どもたちのためにもなります。

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