福祉事務は簡単な仕事?気になる仕事内容や年収とは?

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福祉事務は福祉施設や福祉用具企業で事務を行う仕事です。大きく分けて3種類あり、福祉総務事務、福祉経理事務、福祉一般事務となっています。
この3種類は似たような仕事ですが、それぞれ担当が違うため、仕事内容はもちろん、経験やスキルなど求められるものが違いますし、適職かどうかも分かれてくるでしょう。
今回は、この福祉事務3種類について、詳しく解説していきますので、福祉事務で働きたい人は、どの部署が適しているのか、よく検討してから応募してください。
福祉事務それぞれの違い
福祉総務事務、福祉経理事務、福祉一般事務のそれぞれで、仕事内容にどんな違いがあるのかを念頭において、特徴やポイントなどを解説していきます。
福祉事務の主な仕事内容
- 福祉総務事務
- 主に福祉用具の営業などの人事管理などがメインの仕事です。勤怠管理、社会保険手続き、車両の手配や管理、社内行事の準備など、人事に関する雑務をこなします。
- 福祉経理事務
- 請求書の作成、支払い伝票の処理、経理に関するデータの入力などがメインです。決算時には多忙になり、残業も発生することもあります。
- 福祉一般事務
- 電話・来客応対や、資料作成、データ入力、営業のサポートなど幅広く雑務に対応するのが仕事です。
なかには、福祉用具をレンタルしている企業があるのですが、そういうところの福祉一般事務の場合は、レンタル品を貸し出しする業務と、返却された福祉用具を清掃するなど、デスクに座りっぱなしという事務とは違う仕事内容になることがあります。
高齢化社会において福祉事務が成すべき役割
福祉用具の会社、福祉施設、どちらも多くの人が行きかう現場です。その現場でスムーズに流れるようにサポートするのが、福祉事務の大切な役割となっています。
高齢者が気持ちよく利用できる環境、営業が一生懸命に仕事できる環境を整えてあげられるのは、福祉事務しかいません。そう考えると、福祉事務は非常に大切な役割を担っていると言えるでしょう。
福祉事務の1日を紹介!
始業開始から業務スタートとなりますが、それぞれに担当している仕事を黙々とこなしていきます。
福祉一般事務
とにかく雑務が非常に多いため、テキパキとこなさないと終わりません。電話応対、接客をしながら、データ入力などの事務作業をこなしていきます。
営業や依頼している訪問美容師のサポートもしながら雑務に追われるため、あっという間に時間が過ぎていく感じです。
福祉経理事務
たまっている伝票の処理から開始となり、ミスがないようにデータ入力や伝票整理などで一日が過ぎていきます。
福祉総務事務
社員からの依頼があると、まずはその対応に当たり、そのほかはデータ入力などの事務作業です。勤怠管理や保険関係の手続き処理に取り掛かります。
福祉事務になるためには何をするべきか?
福祉事務は誰にでもなれる職業なのか、難しいポイントはどこなのかをメインに、転職時に有利となる経験やスキル、資格などを紹介していきます。
福祉事務になるために有利になる経験
- 福祉一般事務:一般事務の経験
- 福祉経理事務や福祉総務事務:経理や総務の経験
福祉一般事務では、ほとんどが未経験可となっているので、働くのが初めてという人でも応募できるでしょう。ほかの業種で一般事務経験があるなら、有利になることもあるかもしれませんが、未経験でもやる気さえあれば問題ありません。
ただし、福祉経理事務や福祉総務事務の場合は、業種に限らずに前職で経理や総務の経験があると優遇されやすいです。
福祉事務が必須とするスキルや資格
必須ではありませんが、福祉事務はパソコンを使って作業をするため、高スキルは必要ありませんが、ある程度はパソコンが使えた方が良いです。Excelなら、簡単な表作成くらいはできた方が良いでしょう。
資格も必須なものは何もありませんが、普通免許を持っていると優遇される場合があります。
福祉事務に向いていない人の特徴
- マイペースに仕事をする人
- 忙しいのが嫌いな人
忙しいこともあるため、自分のペースでまったりと仕事をしたい人には向いていない仕事です。営業や訪問美容師のサポートもあって、いろいろな業務を同時にこなしたりと、テキパキとした動作が求められます。忙しいのが嫌いな人は止めておいた方がいいでしょう。
福祉事務は低収入か?高収入か?将来性はある?
福祉事務の報酬は、一般的な事務と比べてどうなのかというポイントと、将来性について解説していきます。
福祉事務の平均的な収入
福祉事務は、ほかの業種の一般事務や経理事務、総務事務と同等額の年収となっています。平均年収は正規雇用でだいたい250万円程度、パートやアルバイトになると、若干少なめの年収額です。
平均年収.jp
参考URL
https://heikinnenshu.jp/fukushi/index.html
福祉事務の将来性について
一般事務自体はなくならないので、事務全般のエキスパートを目指すことを考えると、その経験はどの業種でも生かせるスキルとなるでしょう。高齢化社会が続くことも考慮して、将来的に安定した仕事であるとも考えられます。

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