最終更新日:

福祉用具の営業って他の営業とどう違うの?年収や将来性は?

福祉用具の営業って他の営業とどう違うの?年収や将来性は?

営業は営業でも、福祉用具を専門に取り扱うのが福祉用具の営業ですが、メインは介護用のベッドや車いす、歩行補助器具などをケアマネージャーを通して営業をしていく仕事です。

特殊な営業であるとはいえ、福祉用具の説明や特徴を理解してもらい、注文を取り付けるなど一連の流れはそう変わりません。

高齢者施設で必須の福祉用具を販売する営業とは、具体的にどのような仕事をしているのか、どうすればなれるのかについて解説していきます。

福祉用具の営業はどんな仕事をする職業なのか?

福祉用具の営業がどんな仕事をしているのか、大変なポイントなどさまざまな観点から仕事内容について見ていきましょう。

福祉用具の営業が行う仕事内容

福祉用具の営業が一般的な営業と違うところは、通常『顧客と営業の1対1』という形式が、『顧客がケアマネージャー+高齢者の2対1』となるところです。通常は、顧客が承諾すればそこで契約となりますが、福祉用具の営業はケアマネージャーが承諾しても、高齢者が承諾しなければ契約になりません。当然、逆もしかりです

あとは、高齢者施設内で決められた予算があり、その予算以上の価格となると買ってもらえません。やりがいが多い仕事ではありますが、難しさや大変さもあるのが特徴です。

福祉用具営業は高齢者本人と介護の専門家であるケアマネージャーの2人に用具の魅力を伝えるのが仕事です。

福祉用具の営業の高齢化社会における役割

便利な福祉用具が発売されても、営業がいなければどんなに良い福祉用具なのかということは伝わりません。もっと早く知っておけばと思うような、すばらしい福祉用具を的確に伝えるのが、福祉用具の営業です。

これから先も、高齢化社会は続くため、高齢者だけではなくケアをする介護者側としても、便利で使いやすい福祉用具は重要になっていきます。そのためにも、福祉用具の営業は、高齢化社会でますます必要となっていく存在ではないでしょうか。

各介護現場にとって、高齢者はもちろん介護者にも優しい介護用具を提案する役割があります。

福祉用具の営業の業務フロー

  1. 社内ミーティング
  2. 各施設のケアマネージャーに要望等のヒアリング
  3. 新商品プレゼン
  4. 会社に戻り報告書作成

始業開始時から社内ミーティングから始まります。当日の予定や、目標、情報共有などを行い、施設へ向かいます。ひと通り挨拶回りしたあとは、ケアマネージャーにヒアリング開始です。

どのような要望が多いのか、不具合が起きている福祉用具はないかなど事細かに聞いてから、新しい商品のプレゼンまでしていきます。訪問が終われば社内に戻って報告書の作成と打合せをして終了です。

福祉用具の営業になるためにはどうすれば良いのか?

営業の場合、経験や資格は必須となるものはありませんが、有利になることも多いため、福祉用具の営業に転職したい人は参考にしてみてください。

福祉用具の営業に有利となる経験

  • 営業経験
  • 力仕事の経験

介護業界で未経験可としているところが多いですが、営業経験があった方が転職には有利になります。営業未経験で、しかも介護業界未経験となると、少し難しくなりますが、多少若くてやる気さえあれば応募しやすい仕事です。

直接的には関係ありませんが、福祉用具の大半は重量のあるものが多く、力仕事が多くなります。体力を必要とする仕事をしていた経験があれば、転職時に有利になることもあるでしょう。

福祉用具の営業に必要なスキルや資格

コミュニケーションスキルは多少ある程度で問題ありませんし、資格も普通免許があれば、ほかに必須となっている資格はありません

ホームヘルパー1級、介護福祉士、ケアマネージャーなどの資格は取得しているのであれば有利になりますが、入社したあとでも補助制度が整っている企業が多く、働きながら資格を取得できる可能性も高いです。

福祉用具の営業に不向きな人の特徴

人と接する事が苦手という人は、営業自体向いていませんが、とくに福祉用具の営業には最も不向きと言えるでしょう。多くの人と接しながら、良い関係を築いていけないと、うまく仕事が進みません。なかには、気難しい高齢者も多く、上手に関係を保ちながら仕事をしなければなりません。

福祉用具の営業は稼げる職業?将来性は?

営業は高収入と平均相場ではなっていますが、果たして福祉用具の営業はどうなのでしょうか?その点を踏まえて、将来性についても見てみましょう。

福祉用具の営業の収入

業種別平均年収 20代 30代 40代
介護系営業 306万円 381万円 436万円
サービス業 353万円 454万円 505万円
化学メーカー 368万円 488万円 578万円
家具インテリア 340万円 435万円 533万円
建設不動産 370万円 489万円 548万円

介護系の営業の平均年収は、20代で306万円、30代381万円、40代436万円となっています。長年勤めていると徐々に上がる感じですね。ほかの業種で20代の営業の平均年収を見てみましょう。

サービス業353万円、化学メーカー368万円、家具インテリア340万円、建設不動産370万円と、ほかの業種の営業と比べると、とても安い給与となっています。大変さは変わらないので、少し割に合わないと感じるかもしれません。

平均年収ランキング2017
「営業-福祉・介護関連xメディカルxそれぞれの年代」で検索
参考URL
https://doda.jp/guide/heikin/search/

福祉用具の営業の将来性について

高齢化社会が今後も続くことを考えると、将来性のある仕事だとも言えます。ほかの業種では、不景気になるとリストラになる可能性もありますが、福祉用具の営業は、不景気に左右されない業種であるとも言えるでしょう。

年収を考えると、少し迷うかもしれませんが、安定して長く働きたい人にとっては適している職場なのではないでしょうか?

将来性のある不景気に左右されない仕事です。

RECOMMEND

関連記事