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福祉施設の経営で重要な福祉コンサルタントとは?

福祉施設の経営で重要な福祉コンサルタントとは?

福祉施設には、介護施設、児童施設、障がい者施設など、さまざまな施設がありますが、その福祉施設の運営をサポートするのが福祉コンサルタントの役目です。福祉施設の経営がうまく行かないと、施設を利用する人にとって、不便が生じます。

もしも、経営がうまくいかなくて閉鎖するようなことにでもなれば、どこか別なところを探す必要も出てきますし、施設の場所が遠くなってしまい家族に不便な思いをさせてしまうことでしょう。

そうならないためにも、福祉コンサルタントの役目は重要です。福祉コンサルタントがどのような仕事をしているのか、なるためにはどうすれば良いのかをメインに解説していきます。

福祉コンサルタントはどんな仕事をする職業か?

大まかな説明ではわかりにくい、福祉コンサルタントの具体的な仕事内容について見ていきましょう。

福祉コンサルタントが日常的に行う仕事内容

主な仕事としては、福祉施設を実際に見て回り、担当者と入念な打ち合わせをしていきます。介護施設なら、高齢者に不満や不便な点はないかを聞いて回ったり、児童施設では実際に両親に話を聞いたりして、問題点や改善点の抽出です。

そのあと、チームで対応策を検討し、担当者と相談しながら、計画書を作成していきます。計画に了承が得られれば、各チームの関係者に指示を出したり、アドバイスをしながら、目標に向けて進行していくという流れです。

福祉施設に潜む経営に関する問題点の発見・改善が仕事内容です。

福祉業界における福祉コンサルタントの役割

  • 利用者が気持ちよくいられる環境作り
  • 各地に安定した環境の供給

利用する人が気持ちよくいられる空間、環境を創り出すのが主な役割です。高齢者や児童、障がい者がストレスなく、不便さや不満がない環境は、経営にプラスアルファとなります。

各地に安定した環境を供給するためにも、福祉コンサルタントの役割は非常に重要です。当事者だけではなく、家族全員が幸せに暮らせるような場を提供する役割もあります。

福祉コンサルタントの業務フロー

  1. メールチェック
  2. 会議・スケジュール確認
  3. 訪問先での見回り・打ち合わせ
  4. 帰社後に解決策等の話し合い
  5. 報告書作成

出勤してすぐにメールのチェックから開始です。そのあと、始業開始早々に会議が始まり、情報共有や当日のスケジュール確認、業務の事前チェックなどを行ったあと、訪問先へ向かいます。

訪問先ではスケジュールに沿って、担当者や各関係者、施設の見回りなどを効率よく行い、入念な打ち合わせをして帰社となることが多いです。

帰社してからは、チーム内で打ち合わせがあり、検討する事項や対応策などを話し合います。そのあと、報告書を作成し、翌日の準備が終われば、その日は終了です。

福祉コンサルタントになるためには何が必要か?

コンサルタント業務は業種に関わらず、特殊なスキルや能力が必要となります。そこで、どうすれば福祉コンサルタントになれるのか、必要なスキルや経験、資格は何かを見ていきましょう。

福祉コンサルタントの仕事に必要な経験

  • 福祉業界での経験
  • コンサルタントの経験
  • 医療・介護業界での営業経験

前提として、福祉関係の仕事に就いていたなどの経験があった方が有利になります。福祉施設の内情に詳しい方が、福祉の経営に携わるうえで、とても役立つからです。

もしくは、他業種でコンサルタント業務に就いていたなどの経験があると、顧客からの信頼も厚くなるでしょう。医療業界、もしくは介護業界で営業をしていた経験も、優遇されることが多いです。

福祉コンサルタントになるためのスキルや資格

コミュニケーションスキルやアピールする能力など、対人関係のスキルが高いことに越したことはありません。コンサルタントは営業と同様のスキルを求められることが多いです。それから資格ですが、介護関係の資格を持っておくと有利になることがあります。

最近、新しく実施されている資格があるのですが、それが一般社団法人日本介護福祉経営人材教育協会が実施している「介護福祉経営士」です。2級と1級の2つがあり、2級に受かると1級を受験できます。

求人の応募に、この資格が必須と記載している企業はありませんが、今後、この資格で有利になるケースが多く出てくるでしょう。

介護福祉経営士 受験と資格認定について
参考URL
http://www.nkfk.jp/setsumei.html

福祉コンサルタントに不向きな人の特徴

  • 気難しい人
  • 勉強が苦手な人
  • 地道な努力が嫌いな人

福祉施設ではさまざまな人と関わって仕事をするため、誰とでもうまくやっていけることが前提となります。人の好き嫌いが多い、いわゆる気難しい人には向いていない仕事です。

勉強をすることも多いため、勉強が苦手、地道な努力が嫌いな人には向いていません。

福祉コンサルタントも高収入?将来性はどうなのか?

コンサルタント業務は総じて高収入となっていますが、福祉コンサルタントについてはどうなのか、将来性についても併せて解説していきます。

福祉コンサルタントの平均的な年収

福祉業界の収入は、他業界から比べると低い層に入ります。一般的な経営コンサルタントとしては、平均年収559万円となっていますが、福祉コンサルタントの場合、1~2割低めと考えると良いかもしれません。

平均年収はおよそ450万円~500万円となります。

平均年収ランキング2017
参考URL
https://doda.jp/guide/heikin/age/
(福祉コンサルタントの平均年収を掲載するサイトはないため、一般的なコンサルト業務のサイトを参照)

福祉コンサルタントの将来性について

医療業界や福祉業界では、景気の良し悪しは影響を受けにくい業界です。実績を積み重ねていければ、将来的に安定した仕事ができるはずです。コンサルタント業務として、これからも当分は需要が増え続ける業界のため、挑戦する価値のある仕事と言えるでしょう。


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