社会人1年目の女性は転職可能?需要が高い理由と理想の転職を成功させる秘訣

「社会人1年目だけど会社をやめたい」「でも今やめたら再就職できないかも」「辛くても最低3年は続けないといけないのか」希望を胸に入社したものの、思い描いていた社会人生活と異なり転職や退社を考えている方も少なくないはずです。
結論、社会人1年目で退社しても再就職は可能です。むしろ、企業はポテンシャルのある若者を求めています。
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≪本記事のチェックポイント≫
- 社会人1年目の男女差(企業からの見られ方)
- 転職を成功させる秘訣
- 社会人1年目で転職すべきケースとおすすめしないケース
- 社会人1年目の女性が転職する際のリスクと注意点
本記事では、主に上記5点をご紹介。社会人1年目で退職を考えている人は、この記事で答えがみつかるはずです。
目次
女性が社会人1年目で退職しても、再就職できる
社会人1年目で仕事をやめても、再就職は可能です。社会人1年目の採用では、即戦力が求められる中途採用とは異なりポテンシャルが重視されます。
そのため、経験・スキルが足りない場合でも、再就職を狙えるのです。
社会人1年目で10人に1人が退職している
厚生労働省が実施した”学歴別就職後3年以内離職率の推移”の調査結果によると、平成28年3月大学卒業者の1年目の離職率は11.4%。10人に1人が、1年以内に退職している状況です。
さらに、2年目で10.6%、3年目で10.0%と推移しており、社会人3年間で32.0%の人たちが退職しています。

出典:厚生労働省 学歴別就職後3年以内離職率の推移
社会人1年目は企業からの需要が高い
マイナビ転職が行った調査では、”今後1年間で、第二新卒を積極的に採用したい”と答えた企業が多いと発表しています。
下記の調査結果から、企業からの需要が高いため第二新卒にあたる社会人1年目は転職しやすいと言えます。

出典:マイナビ転職 第二新卒って一体なに?
”経験不足”が武器になる
あえて第二新卒を求める企業も多く存在します。社会経験が短ければ短いほど1つの企業のやり方に染まっておらず、自社のやり方を早く吸収できる見込みがあるからです。
スキルや経験がなくても若さ・素直さ・謙虚さ・熱意・やる気など、社会1年目だからこそ兼ね備える魅力に、企業は惹かれます。
社会人1年目 転職での男女差
社会人1年目の女性の場合、20代半ば頃からライフステージに変化が起こりやすいため、企業側から女性はすぐにやめるのではないかと見られてしまう場合があります。
結婚や出産・育児を望む場合は、今後のライフプランを意識した企業選びが必須。産休・育休取得の意思などを伝え、企業側の不安を解消しましょう。
好印象を与えるアピール方法
しかし、企業が第二新卒を求めているとはいえ、前社を3年未満でやめていることに企業は疑問を持ちます。
自社に採用してもまたすぐに辞めてしまうのではないかと懸念しているため、社会人1年目の転職活動には下記の3点が大切です。
- 退職の原因を理解する
- 自身に反省点が無いか振り返る
- 在職中に身についたことをどう活かすか前向きに考える
上記を理解し転職活動で採用担当者に伝えることで、反省点を受け入れる素直さ・前向きに行動する力をアピールできるため、好印象を与えることができます。
社会人1年目の女性に転職をおすすめしないケース・すべきケース
転職をおすすめしないケース
社会人1年目でも再就職も可能ですが、退職をおすすめできないケースも。
仕事が嫌と漠然に思い転職
「決定的な理由はないけど何となく仕事が嫌」このタイミングでの転職はおすすめできません。嫌だと感じる原因が明確にわからなければ、転職しても問題は解決されない場合があるからです。
何に対して、どんな不満があるのかを明確にし、それらを解消できる企業に転職できなければ、同じことを繰り返しかねません。
また、転職する際には今後何がしたいか・キャリアプランを考えることも必須。目標を実現するために転職をした場合と、転職自体を目的とした場合では、前者の方が成長できる可能性が高いです。
目的をもつことで、この転職の結果は変わってきます。
この仕事にむいてないと思い転職
この仕事は向いていないと思っていても、社会人1年目で向いている・向いていないの判断をくだすのは、まだ早いです。
向いていないと感じるひとつの要因として、自分が思い通りの結果が出せないことがあります。しかし、社会人1年目の段階で、自分の思い描いた通りの仕事をして活躍できる人など、ほとんどいません。
そんな時は、思い描いていたビジョンと現状を書き出し、どこにギャップがあるのかを把握しましょう。客観的に見ることで、今できないことやこれからやるべきことが見えてきます。
自身の課題を1つずつ達成していくごとに、仕事に対する楽しさややりがいが感じられるようになるでしょう。
社会人1年目の女性が転職して良いケース
逆に、社会人1年目でも転職して良いケースもあります。
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≪転職してもいい例≫
1.セクハラやパワハラを受けている
2.サービス残業、休日出勤、給料未払いなどブラック企業に勤務している場合
3.やりたいこと、目標が明確な場合 - 企業が納得するような退職に至った理由を考える
- 前向きな姿勢を見せる
- 自身の市場価値を理解する
- 転職活動は在職中におこなう
- 転職エージェントを利用する
1、2に当てはまる場合は、転職すべき人と言えます。最低3年は続けないといけないと考え、我慢して勤務すると心身ともに疲れてしまうことも。
職場が原因のうつ病”職場うつ”が増加
厚生労働省が発表したうつ病の患者数は1996年に43.3万人だったのに対し、2008年には104万人と著しく増加しています。
また、omronが2006年に調査した結果では、218社中6割超の企業が「過去3年間で、心の病は増加傾向にある」、7割強の企業で「心の病で1カ月以上休んでいる社員が社内にいる」というデータが出ています。
仕事に対する悩みや不安がある場合は過度なストレスを抱え身体を壊す前に、休暇・転職の選択肢も視野に入れましょう。
≪出典≫
厚生労働省:みんなのメンタルヘルスomron:“職場うつ”が増えている
給与に不満がある場合
また、上記以外に給料が見合ってないと感じ転職を考えている人は、現在の経験・スキルなら本来どのくらい給与が貰えるのか”市場価値”を把握しましょう。転職すべきかどうかの判断材料になるため、診断がおすすめです。
あなたの経験・スキルでもらえる年収は、現在の年収より高い可能性があります。ミイダスなら市場価値診断で適正年収診断ができたり、適正チェックで向いている職種や基本的な性格・ストレス耐性があるかなどが診断可能。転職を考えているなら診断がおすすめです。
社会人1年目の女性が転職をするリスク・注意点
社会人1年目でも再就職は可能ですが、転職時のリスクや注意点を把握しておくことで入社後のミスマッチを防ぐことができます。
キャリアダウンを覚悟する
キャリアアップを目的として転職を考える場合、社会人1年目では経験やスキルで判断されるため必ずしも成功するとは限りません。
しかし、勤務したからこそ”やりがい・プライベート重視など”仕事に何を求めるかを理解したうえで転職するなら、年収は下がるリスクはあるものの、納得のいく職場に巡り合える可能性があります。
転職活動は在職中におこなうべき
転職活動は在職中におこない、内定取得後の退職がおすすめ。転職先を決めずに退職すると、ブランクといわれる離職期間がうまれてしまいます。
転職活動が長期化しブランクが長くなるほど、企業または企業側から仕事に対する意欲を疑われるなど、印象が悪くなり再就職が困難に。転職活動をスムーズにおこなうためにも、在職中から転職活動をはじめましょう。
社会人1年目女性の転職には転職エージェントの利用がおすすめ
社会人1年目での転職活動は、新卒時と同じようにしてしまうと失敗する恐れがあります。
転職エージェントなら、能力を活かせる企業を紹介してくれるところから履歴書添削や面接対策までサポート。転職成功へと導いてくれます。
社会人1年目の女性におすすめな転職エージェント
社会人1年目におすすめの転職エージェントをご紹介。転職エージェントは複数の登録で求人・サポートの幅が広がります。
ジェイック(JAIC)
18~39歳の第二新卒・既卒やフリーター向け転職エージェント。就職成功率80.3%と高い実績があります。
また、女性限定の就職支援サービス”女子カレッジ”というサービスを運営しており、就職講座などが受けられます。ビジネスマナーや面接に強くなりたいなら、おすすめです。
マイナビエージェント
20代~35歳の中小企業・IT業界を狙う女性におすすめな転職エージェント。20代に強い理由の一つに「20代に信頼されている転職エージェントNo.1※」を獲得するほどの実績があります。
女性求職者のサポートが手厚く、結婚・産後にも仕事を続けたいなど女性特有の悩みに理解があります。ライフスタイルに合わせた企業を見つけるなら、おすすめです。
※2018年1月:楽天リサーチ調査
第二新卒エージェントneo
「就職・転職のしやすさNo.1」「面接対策の満足度No.1」「就職・転職の満足度No.1」と3部門でNo.1を獲得※するほどの実績を持つ第二新卒エージェントneo。
職歴が浅い人でも丁寧なサポートが受けられ、初めての転職にぴったりのエージェントです。ブラック企業を完全排除しているため、満足度の高い転職が実現できます。
※日本マーケティング機構:2018年8月度サイトのイメージ調査
社会人1年目の女性は需要がある。転職にエージェントを取り入れ納得のいく転職を実現する
社会人1年目の女性が転職を成功させるポイントは、下記の5つ。
また在職中、不満に感じることや仕事に求めることを整理すれば、自ずと希望条件が見えてくるため転職成功につながります。
希望条件がはっきりしない場合は、まずは求人検索欄で求める条件すべてにチェックをいれ、徐々に窓口を広げていくことで優先順位をつけることが可能です。
転職活動に不安がある場合は、転職エージェントを利用するといいでしょう。
社会人1年目の女性におすすめな転職エージェント一覧
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