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新卒でも失敗すればクビになる?新入社員がクビになる原因と今できる対処法

新卒でもクビになるって本当?解雇される3大原因と取るべき対処法

「仕事で何度もミスをして怒られる……」
「新卒でもクビになる可能性はある?」

上記のような不安を抱える新入社員の方は少なくないでしょう。

一般的な会社員より求められる水準は高くないとはいえ、新卒でもクビになる可能性は0ではありません

本記事では新卒がクビになる原因や、クビにならないための対処法を解説

新卒入社した会社での不安な気持ちを払拭したい方はぜひ参考にしてください。

会社が新卒を簡単にクビにできない理由

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新卒の後輩が「もう自分はクビだ」って落ち込んでるけど…、新卒ってクビになるの?

新卒でもクビになる可能性はあるけど、そう簡単にクビにされる訳ではないのよ!

会社側の視点だと、新卒を簡単にクビにできない理由が存在します。

新卒をクビにしづらい会社側の理由

  1. 新卒に膨大な教育費を支払っている
  2. 明確な解雇事由が必要

新卒に膨大な教育費を支払っている

右も左も分からない新卒に社会人としてのマナーや業務の流れを一から教えるのは簡単ではありません。

企業は新卒に対して膨大な教育費をかけているため、仕事のできない新卒に対して企業側はもどかしい気持ちになるケースもあります。

しかし、多額の教育費をかけた人材をすぐクビにするのは、会社としてもためらうでしょう。

投資したリターンが得られなければ損失でしかないため、すぐにクビにする企業は稀です。

明確な解雇事由が必要

明確な解雇事由がない場合、社員をクビにするのは難しい側面もあります。

客観的に見て改善の余地がある状況では社員をクビにできない決まりがあるのです。

また、会社には試用期間中の新卒を解雇する場合、30日前までに宣告しなければいけないルールがあります。

このルールを破って即刻クビにする際は「30日分の賃金を払う」と厚生労働省で定められているのです。

教育費をかけた上に、30日分の賃金を払ってクビにする会社は多くないでしょう

新卒はクビになる前に自ら転職すべき?

新卒でもクビになる可能性はあるんだ…もし新卒でクビになったらその後の就活で不利になったりするのかな?

会社にもよるけど、不利になっちゃう場合もあるわ。もし本当に心配ならクビになる前に転職した方がいいかもね…。

新卒でクビになってしまった場合、会社の対応にもよりますが、クビになった事実が一生残ってしまうケースもあります。

次の就職活動で不利に働いてしまう可能性もあるため、クビになる可能性が高いと感じたら自ら転職した方が安全です。

新卒で転職活動をする場合、以下の流れに沿って進めるのが効率的です。

  1. 「強み」と「適性職」を知る
  2. 転職エージェントを利用する

1.「強み」と「適性職」を知る

仕事の経験が浅い新卒入社の方は、まだ自分の適性や希望が定まっていないケースも多いです。

自分の希望や強みが分からない時は、転職者向け診断サービスを活用しましょう。

サービスに登録した全員が無料で診断できるので、自己PRや仕事探しの参考に利用して損はありません。

【おすすめ診断コンテンツ】
ミイダス(MIIDAS)
リクナビNEXT
診断名称
コンピテンシー診断
バイアス診断ゲーム
グッドポイント診断
所要時間
25分
60分
30分
質問数
152問
105問
293問
内容
職務適性
上下関係適性
ストレス要因
など
先入観の強さ・意思決定の癖
慎重性
感受性
親密性
など
診断可能
回数
1回のみ
料金
無料

2.転職エージェントを利用する

学生時代の就活とは違い、新卒の転職活動では転職エージェントを利用できます。

    ■ 転職エージェントのメリット

  1. 希望に合わせた求人を紹介してくれる
  2. 求人サイトにはない非公開求人もある
  3. 利用は完全無料

新卒で転職活動をする場合、「第二新卒」扱いとなりますので、ここでは第二新卒に強い転職エージェントを紹介します。

転職エージェントを複数併用するのも有効です。

転職エージェントは基本的に誰でも無料で利用できるわ☆少しでも転職活動が不安なら迷わず登録すべきよ♡

第二新卒に強い転職エージェント

DYM就職 就職カレッジ
転職エージェント
主な年齢層 18~35歳 18~35歳
主なサポート対象 第二新卒、既卒、女性もOK 第二新卒、既卒、中退者、フリーター
支援実績 経験が浅い若年層を積極支援 入社後の定着率92.2%
特徴 優良企業を厳選
人物重視の採用
親身なサポート
正社員求人のみ
研修が無料
就職成功率8割
簡単登録
(無料)
第二新卒エージェントneo 就職Shop
転職エージェント
主な年齢層 20代 20代
主なサポート対象 第二新卒、既卒、新卒 フリーター、既卒、中卒も可
支援実績 1万人を超える採用決定実績 利用者累計13万人超
特徴 5千件の正社員限定求人あり 書類選考なし
優良企業1万社
最短7日で内定
簡単登録
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キャリアスタート
転職エージェント
主な年齢層 20代
主なサポート対象 第二新卒・既卒・フリーター
支援実績 20代がおすすめする
転職支援会社No.1
特徴 マンツーマンのサポート
コロナの影響で内定取消にあった人への特別支援あり
簡単登録
(無料)

新卒がクビになる原因は基礎力の低さ

会社からすると簡単にクビにはできない新卒。

しかしながら、クビになってしまう新卒がいるのも事実です。

新卒がクビになってしまう原因

  1. 主体性・成長意欲がない
  2. 基本的なマナーがなっていない
  3. コミュニケーションが取れない

これらに共通しているポイントは「基礎力の低さ」です。

主体性・成長意欲がない

  • 言われた仕事しかしない
  • 何度も同じミスを繰り返す
  • 分からない点を放置する

主体性のない新卒は「成長する意識がない」と判断されがちです。

自ら行動を起こせる人間は、スキルが未熟でも自然に成長していきます。

逆に、初歩的なミスを何度も繰り返す人や分からない点を質問しない人はやる気がない印象を与えるでしょう。

結果「このままでは他の新卒の迷惑になる」とクビを宣告されてしまうのです。

基本的なマナーがなっていない

  • 言葉遣いが悪い
  • 無断欠勤する
  • 常にダルそうな態度

基本的なマナーが身についていない新卒もクビの対象になりがちです。

例えば、仕事や歓迎会などを無断欠勤すれば「礼儀知らず」と判断されるでしょう。

社会人マナーを教育されたにも関わらず、学生気分が抜けないと解雇される場合もあるのです。

新卒にとって、社会人としてのマナーはスキルよりも重要になるでしょう。

コミュニケーションが取れない

  • 常に1人で行動している
  • 社内メールの返信が遅い
  • 話しかけてもそっけない返事

協調性が低い新卒もクビになりやすいです。

会社は複数の人間が協力し合って機能しているため、協調性の低さは致命的な問題になるでしょう。

その他、心身の病・怪我などによって仕事ができなくなった場合、やむを得ず解雇される場合もあります。

新卒がクビにならないための対処法

最悪の場合は転職するにしても…クビにされない対処法はないの?

もちろんあるわよ♪まずは今できる対策を取るべきね♡

クビにならないための対処法
● 根本的な原因を探す
● 目の前の作業に集中する

根本的な原因を探す

「何が間違っているのか?」「なぜ評価されないのか?」などの疑問を分析してみましょう。

一旦プライドや感情を捨てて俯瞰的に自身を見つめてください。

  1. 先輩からの指摘をメモ帳に書き出す
  2. 他の新卒と自分に違いがないか考える
  3. 原因について改善策を出してみる

自分の物差しではなく、「何が足りていないのか」客観的な視点を持つのが大切です。

原因が究明できれば改善策を見つけるのは難しくありません。

冷静に自分と対峙して心の奥にある原因を炙り出しましょう

目の前の作業に集中する

任された仕事に最大限集中すると、凡ミスを防げるようになります。

複数の仕事を任されているなら優先順位をつけて1つの業務に集中できるようにしましょう。

複数の作業を同時並行すると、集中できないだけでなくミスをする確率も高くなります。

  • 任された仕事をリストアップ
  • 各タスクに順位をつける
  • 最重要のタスクから手をつける

先輩社員や同僚に意見を聞くときは「私は〇〇が最重要だと思いますが、いかがでしょうか?」と自分の意見を交えるとよいでしょう。

相手に依存しない姿勢を見せると「この新卒は考えながら仕事をしているな」と好印象を与えやすいです。

新卒でクビになりそうなら転職も一つの手

新卒がクビになるケースは、全体で見るとそう多くありません。

しかし、社会人としての基礎力がなく成長を見込めない場合、新卒であってもクビになる可能性はあるでしょう。

新卒がクビになる要素

  1. 主体性がなく成長意欲が低い
  2. 基本的なマナーがなっていない
  3. 協調性がなくコミュニケーションが取れない

試用期間中に解雇されると、次の転職活動にも少なからず悪影響を及ぼします。

会社にとって「必要な存在」になるためにも、自ら考えて行動できる人間を目指しましょう

もちろん、解雇が避けられない場合や仕事が辛い場合は、早めに転職するのも一つの手。

自分のキャリアを見つめ直し、後悔をしない選択肢を探してくださいね。


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