【本気なら】第二新卒が大手企業の転職成功率を上げる戦略と行動リスト

「人生後悔したくないし、大手企業への転職にチャレンジしてみたい!」
第二新卒のあなたは上記のような野望を抱いているのではないでしょうか?しかし、その反面次のような不安もあるはずです。
「第二新卒の自分を大手企業が採用するわけないよな…」
これといった実績のない第二新卒からすると、理想はあるものの転職の第一歩を躊躇してしまう方も少なくないでしょう。
ただし、昨今では大手企業が積極的に第二新卒を採用することが注目を集めています。第二新卒にしかないメリットに気づいた大手企業も多く、大きなチャンスが訪れているのです。
近年稀に見るチャンスですが、大手企業へ転職を成功させるにはどのようなポイントに気をつけるべきなのでしょうか?そこで今回は、第二新卒が大手企業へ転職する際に取るべき行動や企業が求める素質などを紹介します。
「こんな第二新卒は大手企業に向かない」というような注意点も解説するので、最後までじっくり読んでみてくださいね。
目次
第二新卒が大手企業に転職することは不可能じゃない
第二新卒への追い風が吹いている昨今では、大手企業に転職することは決して不可能なことではありません。
実際に第二新卒を募集している求人企業の例を見てみましょう。
- Yahoo!:エンジニア職
- 日本オラクル:営業職・人事
- 大和証券:総合職
- ソニー:技術職・事務職
- 日本航空:業務企画職
このように誰もが知っている大手企業でも、実際に第二新卒を募集しているのです。ただし、誰でも大手企業に転職できるかと言えばそうではありません。なぜなら大手企業は人気も高くライバルとなる志望者が沢山いるからですね。
新卒、第二新卒、中途採用など様々な社会人が入社を希望するため、倍率は高くなります。そのため、全ての大手企業が第二新卒の採用に積極的になっているわけではありません。転職を考える際は、まずどの大手企業が大新卒を積極採用しているのかを分析することが大切です。
大手企業が第二新卒に求める素質とは?
次に大手企業が第二新卒に求める素質を見ていきましょう。
- 社会人マナーが備わっているか
- 企業の色に合っている人材か
- ポータブルスキルを持っているか
- ある程度の学歴を持っているか
社会人マナーが備わっているか
新卒と第二新卒の大きな違いは、勤務経験から社会人マナーが備わっていることです。社会人マナーが備わっていれば、企業は初期の教育コストを削減することができます。
大手企業では大量の人材を採用するため、教育コストが削減できるだけでも利益率をアップできるメリットがあるのです。第二新卒の若さと基本的な作法ができる人材は、大手企業にとっても魅力と言えます。
企業の色に合っている人材か
第二新卒は勤務経験の少なさから、前職の経営方針に凝り固まっていない側面があると言われます。しかし、大人数で業務を行う大手企業では「この人はうちの色に合っているか」というポイントを厳密に判断します。
職場に馴染めない人を採用してしまい、不穏な空気が流れて仕事の生産性が落ちるのはリスクでしかないからですね。そのため、書類審査や面接では企業の色に合った人材を重視される傾向にあります。
ポータブルスキルを持っているか
「ポータブルスキル」とは、どんな業界でも通じるスキルのこと。
- 忍耐力
- コミュニケーション能力
- 集中力
など、仕事をする上で欠かすことのできない能力とも言えるでしょう。実績の少ない第二新卒ですが、ポータブルスキルは誰しもが平等に磨けるポイントでもあります。
大手企業は、第二新卒の汎用的なスキルを分析し「この人は将来的に伸びそうだな」とイメージするのです。第二新卒のアピールすべきポイントでもあります。
ある程度の学歴を持っているか
学歴は将来性や学ぶ姿勢を分析する際にチェックされます。難関大学を卒業している第二新卒であれば、過去に努力して試験に合格したことが分かるはずです。受験勉強に挫折しないで、目標を達成したという側面は大手企業の採用担当にとって、1つの評価ポイントになっています。
大手企業に転職したい第二新卒が取るべき行動リスト
大手企業が求める素質を理解したところで、ここからは第二新卒が転職活動の際に取るべき行動リストをまとめました。
- 転職エージェントの詳細データを活用する
- 転職のタイミングは4月か10月に合わせる
- 大手企業で人材が不足している部署を狙う
- 大手の子会社から転職して将来にかける
詳しく見ていきましょう。
転職エージェントの詳細データを活用する
転職に対する知識の少ない第二新卒は転職エージェントを利用することをおすすめします。転職エージェントを活用することで次のような恩恵が得られますよ。
- 大手企業が求める人材像
- 面接の質問例や回答例
- 面接官が重要視するポイント
- 非公開求人の紹介
- 転職活動のスケジュール調整
大手企業の中には、応募者が殺到するため非公開にしている求人も多いです。転職エージェントを利用しなければ募集しているかも分からない企業もあります。過去の転職データから、大手企業が面接で行う質問や好まれる回答例などのノウハウも蓄積されています。
また、在職中で忙しい第二新卒にとって大手企業との間を持ってくれる転職エージェントは、力強い助っ人になるはずです。大手企業への転職活動に不安を抱いている方は、転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
転職のタイミングは4月か10月に合わせる
大手企業へ転職を狙うなら、1年で最も求人数が多くなる4月と10月に照準を合わせましょう。4月は新年度に備えて欠員を補充する時期になります。新卒の採用はもちろん、第二新卒の採用も盛んになるタイミングです。
10月は下半期に向けて欠員を補充するため、求人も増える傾向にあります。一般的に転職活動の期間は3〜6ヶ月と言われているので、各タイミングに合わせて前持った行動計画を立てていきましょう。
大手企業で人材が不足している部署を狙う
「どうしても大手企業に入りたい!」という方は、人手が不足している部署を狙うのもポイントです。人気の部署はライバルも多いため、確率論で言えば不利になります。頻繁に求人を募集している部署であれば、その分第二新卒の採用率も高まるはずです。
「東大に合格したネームバリュー」を求めて、東大でも「入りやすい学科」を選ぶ人がいるのと同じ原理と言えますね。大手企業への転職成功率をアップさせる1つの行動とも言えるでしょう。
大手の子会社から転職して将来にかける
大手企業に入社するために、まず子会社への転職をするのも有効です。
第二新卒の事例としては
- 子会社に転職
- 実績を積んで親会社に昇進
という流れを踏んでいる方も少なくありません。また、子会社は給与面や待遇などが親会社と変わらないことも珍しくないため、1つの選択肢として考慮してみてください。
難関大学を突破する際に攻略法があるように、大手企業への転職にも対策があるのですね。より詳しい戦略については、あなたが信頼できる転職エージェントを見つけてアドバイスを受けるのが良いでしょう。
大手企業に転職したい第二新卒が注意すべき3つのポイント
沢山の第二新卒が「大手企業に転職したい!」と考えていると思います。しかし、大手企業は全てにおいて良い側面しかないわけではありません。ここでは、第二新卒が大手企業への転職を目指す上で注意するべきポイントを見ていきましょう。
- クリエイティブ志向な大手企業は多くない
- 企業文化を開拓したい人は大手企業には向かない
- 大手企業だからといって「安定」があるわけではない
クリエイティブ志向な大手企業は多くない
大手企業に対して「大企業はクリエイティブでやりがいがありそうだな!」と思っている方は注意してください。なぜなら、大手企業の中には抱える社員の膨大さ故に、仕事にクリエイティブさを求めていないことも多いからです。
ベンチャー企業のように、新しいことにすぐに飛びつける身軽さがないため、人によっては「何で見てみぬふりをするんだ!」とストレスを抱えることも。
大手企業への転職を考える際は、事前に企業研究を徹底してください。あなたが本当に「入りたい」と思えるような大手企業を見つけ出すことが、転職成功の秘訣にも繋がります。
企業文化を開拓したい人は大手企業には向かない
「大手企業に入ったら、将来は企業を開拓できるビジネスパーソンになる!」と大きなビジョンを持っている方も注意が必要です。年功序列を守り抜く大手企業も沢山あります。ここで、あなたがチャレンジ精神を向きだしにしても、社内からの反応は悪く「転職しなければ良かった…」と残念な思いをするリスクもあるのです。
革新を続けてきたからこそ上場して大手企業と呼ばれるようになった会社があるのも確か。しかし、企業文化を頑なに守り続けてきたからこそ、今に至る大手企業もあることを覚えておきましょう。
大手企業だからといって「安定」があるわけではない
第二新卒の中には「大手企業=安定」と考えている方もいるでしょう。しかし、時代の変化が激しい今、大手企業でリストラが行われることも話題に上がっています。つまり、どんなに大きな企業であっても安定を目的に転職してはいけないということです。
- 第二新卒だからこそ将来性のある企業に転職したい
- 前職よりも高い給料がほしい
- 福利厚生が充実した企業に入りたい
上記のような理想を実現したい方は、安定を求めるよりも「次の時代はどんな分野が成長するだろうか?」と考えることが大切です。少し厳しい言い方になりますが、安定を求めて大手企業に入りたいと考える第二新卒を求めている企業はほとんどありません。
本当の意味で「転職して良かった」と思えるようになるためにも、大手企業への転職を様々な視点から考えてみてくださいね。
第二新卒におすすめの転職エージェント一覧
ここでは第二新卒におすすめな転職エージェントをいくつかご紹介しますので、うまく利用して転職を成功させてください。
マイナビジョブ20’s
『マイナビジョブ20’s』は株式会社マイナビワークスの20代・第二新卒向け転職エージェントです。大手の運営ならではの豊富な実績で採用企業からの信頼も厚く、転職活動を進めるにあたっての安心感が最大の魅力となっています。
また、第二新卒特有の転職市場を熟知している専門のキャリアアドバイザーがつくので、サポート力にも定評があります。第二新卒の転職で迷ったらまずここに登録することをおすすめします。
JAIC(ジェイック)
『JAIC(ジェイック)』は通常の転職エージェントとは異なり、まず約5日間の研修に参加してビジネス基礎から面接対策まで、就職活動に必要なスキルを徹底的に学びます。
研修後は書類選考不要の集団面接会が行われるため、就職成功率は81.1%以上といった高い数字を誇っています。
転職するにあたって基礎から学び直したい方にはおすすめですが、研修は終日かけて行われるため、有給が利用できる方、もしくは既に退職している方など、時間が確保できる方のみ利用した方がいいでしょう。
リクルートエージェント
転職成功実績No.1の手厚いサポートで圧倒的な支持を集めているのが『リクルートエージェント』です。リクルートグループならではの企業との幅広いパイプがあり、求人数は群を抜いています。
第二新卒に特化した転職エージェントではないものの、その求人数の多さから第二新卒向けの求人も多数扱っているため登録しておいて損はない転職エージェントです。
まとめ
第二新卒にとって、大手企業へ転職することは夢のように感じるかもしれません。しかし、事前に戦略を立てて自身の強みを活かしていけば、光は見えてくるものです。先人が残してくれた詳細なデータを活用するためにも、転職エージェントを利用することも忘れないでくださいね。
誰しも一度は憧れを抱くであろう大手企業への転職ですが、大手企業だからこそ採用人数が多いことも確かな事実です。
- 企業の方針
- 求める人材像
- 転職成功率を高める戦略
上記の項目を考え抜いて、あなたなりの突破口を見つけてみてください。第二新卒ならではの強みを活かして、大手企業へ転身する第一歩を踏み出していきましょう。
↓キャリアアップを目指す方は以下の記事も参考にしてください↓
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