20代でリストラ!?リストラ後にすべきことと人生を軌道修正させる方法

- 20代でリストラを受けたけど、どうしていいのかわからない
- 次の就職先を探すとき、リストラされたことを言うべき?
20代でリストラを受けた場合、余りにも突然のことで、これから何をすればいいのか分からないと思います。
失業手当がもらえると聞いたことはあるけど、手続きが分からないし、そもそも本当にもらえるのか不安な方もいるはず。就職活動中も、リストラを受けたことを言うべきなのか否か悩むところですよね。
20代でリストラされたときに何をするべきか、人材業界で10年以上勤務している筆者が注意点も含め分かりやすくまとめました。
この記事を読めば、やるべきことが明確になり、スムーズに次の会社へ就職できる糸口がつかめます。
20代でリストラされたとき先ずすべきなのはこの3つ
- リストラとは何か?を知る
- 失業手当の申請は絶対にする
- リストラされた原因究明と対策を練る
一言にリストラといっても様々。会社が倒産したことが原因であったり、自身の能力が至らないことが原因だったりもします。
その点を理解した上で、やるべき必要な手続きを見ていきましょう。
リストラとは何か?を知る
リストラには様々な意味がありますが、ここでは、いわゆる整理解雇や希望退職者を募り退職したケースを考えてみましょう。
- 整理解雇
- 会社の経営上必要とされる人員削減のために行う解雇のこと
- 希望退職者を募り退職する場合
- 企業が業績悪化により、人員削減の一環として退職する人を募集すること
リストラは、会社側の事情で会社を辞めざるを得なくなった、という意味合いが強いです。
そのため、原則としていずれのケースでも失業手当の手続きが通常と異なり手厚くなっています。
失業手当の申請は絶対にする
リストラにあったら、必ず失業手当を申請しましょう。
失業手当とは簡単に言えば、会社を退職しなければならなくなったとき、次の仕事が見つかるまでの間、国から給付される手当のこと。
リストラの場合には、「特定受給資格者」となる可能性が高くなります。
特定受給資格者とはざっくりいうと、「解雇などにより、再就職の準備をする余裕なしに離職を余儀なくされた人」をいいます。
この特定受給資格者は、一般離職者と異なり3か月の給付制限がないため、早めに失業手当がもらえるなど、手厚く扱われています。
詳細な手続きについては、窓口であるハローワークで相談しながら進めていきましょう。
リストラされた原因究明と対策を練る
リストラされた原因は、人によってそれぞれ違うはず。
社歴が浅かったからリストラ対象になったケースや、自身の能力不足からリストラ対象になったケースもあるでしょう。
この点は、あまり考えたくないかもしれませんが、リストラの原因が自分にないか確認するのはとても大切。
もし自分に原因がある場合には、次の職場で同じ失敗を繰り返さないために、しっかりと原因を究明し対策を練るようにしましょう。
落ち込んだ後はすぐに転職活動をしよう
リストラを受けた方は、もしかすると意気消沈しているかもしれません。
しかし、あまり落ち込みすぎて就職活動に身を入れられずにいると、職歴にブランクができてしまい、どんどん就職が不利になっていきます。
リストラされたことを前向きに考えると「20代という可能性が残された年齢で、リストラをするような企業を運よく離れることができた」と考えることも可能。
さらに、20代であれば、その若さと企業での実務経験によって、転職の可能性も多く残されており、より良い企業や業界、業種などへ転職するチャンスとも言えます。
リストラされた事実を変えることはできませんので、20代で受けたリストラをチャンスと捉えて、早めに気持ちを切り替えて転職活動に取り組んでいくのが大切。
そこでこの章では、転職活動をするときの方法をその特徴も含めて3つご紹介していきます。
- 転職エージェントに登録する
- 転職サイトに登録する
- 公的機関を利用する
転職エージェントに登録する
20代におすすめの転職エージェント
転職エージェントは沢山あり、どれもあまり変わらないと思っていませんか?
しかし、実際は20代に特化した転職エージェントが存在します。
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20代に特化した転職エージェントの特徴
- 未経験者を対象とした求人が多い
- 利用者のほとんどが20代
- 20代の転職市場を熟知しているプロが紹介するためミスマッチを防げる
こうした特徴を持つ20代に特化した転職エージェントとして、次の3つをおすすめします。
転職のプロに相談をしながら、希望する求人を紹介してもらいましょう。
DYM就職は第二新卒向けの転職エージェント。
求職者に寄り添う親身なサポートとマッチする求人の提案で満足度の高い転職が可能です。
書類選考をせずに面接ができるので、リストラされてしんどい時に応募書類を書く必要は一切ありません。
確実に転職したい方にはおすすめです。
dodaはうつを抱えた方の転職実績が豊富な転職エージェント。リストラを受け心に大きな穴がある、でも働かないといけない。
自身の気持ちと現実で板挟み状態の方でも徹底した配慮と柔軟な企業選びや提案をしてくれます。
転職サイトに登録する
ここでは、転職活動をするときの王道である転職サイトの利用方法や、おすすめの転職サイトを激選してご紹介します。
転職サイトとは?
求人を探す効果的な方法として、転職サイトがあります。転職サイトには多くの求人が掲載されており、無料で求人検索と応募が可能です。
転職サイトを利用するには、各サイトのページにアクセスし登録を行うだけでOK。登録が完了したら自分が希望する求人を検索し、応募してみましょう。
このように転職サイトはとても便利ですが、以下の作業を自分で行う必要があります。
- 求人検索
- 応募
- 書類の作成
- 面接の調整
数ある求人をそれぞれ詳細まで見て、自分に合った仕事を探し出し、応募して面接の日程調整をして…といった工程をすべて自身で行うので、時間と労力がかかるのは否めません。
しかし自分のペースで転職を勧めたい人には良い方法ですし、転職をするときの王道の方法なので、ひとまず転職サイトに登録して求人を探すことだけでもしておくべきでしょう。
20代におすすめの転職サイト
数ある転職サイトの中には、20代に強かったり、特化していたりする転職サイトが存在。
20代に特化した転職サイトは、未経験者歓迎の求人が多く20代にとってミスマッチの求人が少なくなるメリットがあります。
また、企業側も応募者が20代ということを理解し求人を出しているので、応募の手続きががスムーズに進む可能性が高くなります。
こうした特徴を持つ20代に特化した転職サイトとして、次の3つがおすすめ。
こうした20代に特化した転職サイトを活用して、どんどん求人を探していきましょう。
公的機関を利用する
ジョブカフェ
就職や転職を考えたときに、先ず頭に思い浮かぶのがハローワークという人も多いでしょう。もちろんハローワークで求人を探すことも可能ですが、20代の方にはジョブカフェをお勧めします。
ジョブカフェとは、若者を対象にした就職支援施設のことで、カウンセリングや、履歴書の書き方などを教えてもらえます。
地域によっては、ジョブカフェはハローワークと併設しているところもあります。自分の地域のジョブカフェについて、一度情報を確認してみましょう。
若者サポートステーション
公的な就職支援として、もう1つ「若者サポートステーション(通称サポステ)」というものもあります。
ここは、仕事について相談をしたり、各種セミナーや講座を受けたりできる場所で、各都道府県に設置されています。
ただし、サポステはあくまで就職を手助けしてくれるところであり、仕事を紹介してもらう場所ではないので注意しましょう。
リストラされたことは面接でいうべき?
「なぜ会社を辞めたのですか?」という、いわゆる退職理由は、面接官から必ず聞かれる質問の一つです。
その質問に対して、「リストラされました」と正直に答えるべきか、悩みますよね。この章では、その点を詳しく解説していきます。
言わない方がベター
会社の都合でリストラされた場合、基本的には本人に責任はありませんので、リストラされたことを申し出ても良いようにも思えます。
しかし、企業側は事実をすることはできないため以下のように能力や人物面を疑われてしまう可能性もあります。
- なぜこの人がリストラの対象になったのだろう?
- 仕事ができないからリストラされたのでは?
疑われるリスクがある以上、言わないで済むのであれば、極力言わない方がベター。
では、退職理由を面接官から聞かれたときにどのように答えればいいのでしょうか。
より前向きで、面接官が納得するような退職理由を準備する必要があります。
もし自分で準備することが難しければ、転職のノウハウを持っている転職エージェントに相談することをお勧めします。
会社の業績悪化がひどければ言ってもOK
業績悪化により大量にリストラされた人がいるなど、その事実が公知となっている場合があります。
面接官もやむを得ないと納得するはずですので、リストラの事実を言っても問題はないでしょう。
むしろ、面接官が大量のリストラの事実を知っているのであれば、作り上げた退職理由を述べるより、正直にリストラの事実を言ったほうが心証は良いはずです。
リストラを言わなくてもバレる可能性は低い
リストラを言わなくても、転職先の企業にバレる可能性は基本的にはないと考えていいでしょう。
例えば、前職の会社が発行する離職票には「離職理由コード」があります。
この離職理由コードにより、大まかにどんな理由で離職したかがわかるため、リストラされたことも分かり得るものにはなっていますが、これはハローワークに提出するだけで転職先には提出しないのでバレることはありません。
また、転職先の企業に提出する「雇用保険被保険者証」問う書類があります。この書類には離職理由に関することは一切書いていないので、リストラかどうかは分からないです。
もし転職先の採用担当者がハローワークへ問い合わせをしても、個人情報の観点から、リストラに関する情報を提供することはまずありません。
また、同業界に知り合いがいた場合も、リストラの話が伝わるおそれはあります。
ただ、こうしたケースは防ぎようがなく、可能性としても非常に低いため、考えても仕方がないことです。
SNSへの書き込みは要注意
意外に盲点なのは「SNS」です。リストラされたことによって自暴自棄になり、SNSで「リストラされた」などと投稿してしまって、それを採用担当者に見られる可能性もあります。
もしバレたくないのであれば、SNSなどに自身のリストラに関することを投稿してしまっている場合はすぐに削除してください。
それ以外では、バレる可能性は極めて低いので割り切って転職活動を進めて行った方が良いでしょう。
まとめ
20代でリストラされたときにすべきことを解説しました。
重要なことは、失業手当の申請を必ず行うことと、なるべくブランクを作らないよう気持ちを切り替えて転職活動を行うこと。
転職活動では、まずは転職サイトや転職エージェントに登録してみてください。
きっと条件の良い、希望の求人が見つかって前向きな気持ちを取り戻せることと思います。
ぜひ20代でのリストラをチャンスに変えて、新たな企業への就職を勝ち取りましょう!
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