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30代でクビになっても転職する方法を伝授!失業手当を上手く使おう

30代で会社から解雇を言い渡され、早く次の就職先を探さなくてはと焦っている人は少なからずいるかと思います。あまりにも急なことで困りますよね。

退職理由が「クビ」なだけに様々な不安が頭をよぎるのではないでしょうか。「クビは転職に不利なのでは」「面接で退職理由をどのように伝えたらいいのか」「上手く転職する方法はあるのか」など。

会社都合で退職になった場合は以下のポイントに注意して転職活動を行いましょう。

  • 会社都合退職であることを正直に伝える
  • 年齢相応の実務経験を伝える
  • 失業手当を活用してスキルを身に付ける

30代でクビになっても絶望せず、失業手当をうまく使い、次のステージへ進みましょう。

30代の退職事情

退職には会社都合と自己都合の2種類がある

会社都合は失業保険の面で優遇される

退職には会社都合退職と自己都合退職の2種類があります。それぞれの場合によって失業保険の受給条件が異なります。会社都合の場合は本人の意に反して解雇されるので、その救済措置として失業保険の給付に関して自己都合よりも優遇されています

具体的にどういう時に会社都合退職として認められるのかな?

会社都合退職と認められる7要件

  1. 倒産・大量リストラが原因で離職
  2. 解雇により離職
  3. 勤務場所・時間・賃金・職種などが労働契約締結時に明示されていたものと著しく異なっていたことが原因で離職
  4. 賃金が大幅に減らされた又は未払いが続いたことが原因で離職
  5. 職場の上司・同僚等からいじめや嫌がらせを受けたことが原因で離職
  6. 会社からの退職勧奨により離職
  7. 期間の定めのある労働契約が更新され3年以上引き続き雇用されたときや期間の定めのある労働契約を締結した際に当該契約が更新されたことが明示されたときに、当該労働契約が更新されないこととなったことにより離職

出典:特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲と判断基準

7つ目が難しいね。分かりやすく教えて、レディー!

例えば「契約社員に契約更新の旨を伝えておきながら、実際はしてなかった」なんて場合のことよ。こんな一方的な解雇許せないわね。

30代でクビになったのは5%以下

平成 29 年雇用動向調査結果の概況によると30代で会社を会社都合退職になったのは約4.95%
会社都合で退職した人のすべてがクビとなったとは考えにくいため、さらに少ないと考えられるでしょう。

出典:平成 29 年雇用動向調査結果の概況(15頁)

クビになった人は転職に不利

会社都合による離職の場合、応募先企業から敬遠されがちです。
社内のルールに従わなかったり、能力不足、人間関係を上手く構築できなかったりなど、会社から見切りをつけられ解雇されたのではないかとマイナスイメージを持たれやすいためです。

企業としては前職で切られた人間はあまり引き取りたくないって思うのが普通だものね。

あなたに落ち度がない場合は必ずその旨を伝えて納得してもらいましょう。

クビになって貰えるお金がある

自己都合退職よりも失業手当を早く長く受給できる

上述の通り、会社都合退職の場合は失業手当の支給条件が自己都合よりも緩和されます。

失業保険の比較表

会社都合退職 自己都合退職
最短受給開始日(※) 7日後 3か月7日後
給付日数 90~330日 90~150日
最大受給額 約260万円 約118万円
国民健康保険 最大2年間軽減 通常納付

(※)受給開始日は離職票を提出した日から数える

会社都合退職の場合だと受給金額や受給日数が多くて、受給開始日がとても早いのは何でだろう?

自己都合退職は自分のタイミングで辞められるから前もって退職の準備ができるわけ。でも会社都合退職の場合は働きたくても一方的に辞めさせられるの。急にそんなことされたら準備もできなくて困るでしょ?だから自己都合よりも手厚いのよ★

失業手当の所定給付日数表

出典:基本手当の所定給付日数/ハローワークインターネットサービス

会社から解雇予告手当を受け取れる

会社都合の解雇の場合には、会社側は労働者に対して離職日の30日以上前に解雇を予告しなければなりません。もしその予告がなかった場合、労働者は会社から30日分以上の平均賃金を解雇予告手当として受け取れます

また、企業からすでに数日分の賃金をもらった場合は、30日分の給与からその日数分だけ差し引かれた金額が支給されます。

事前に何の予告もなく即日のクビを言い渡されたときには、30日分以上の給料が支給されるの。また、例えば10日後のクビを予告されたときには、10日分を差し引いた20日分以上の給料が支給されることになるのよ♡

高い退職金が支払われる

企業の就業規則にもよりますが、たいていの場合で設定されている退職金。もし規則になかったとしても以下の場合には支給されます。

  • 今までの慣行として支払われていた場合
  • 会社と個別に合意していた場合
  • 求人票に退職金ありと書かれていた場合

そして会社都合退職の場合は自己都合退職の場合よりも高い退職金が支払われます。「やむを得ない業務上の都合による解雇の場合は、会社経営上の必要性を基に、これに協力して退職する従業員にインセンティブを与えることで、余剰人員の解消等の目的達成を容易にするため」とされています。

参考:平成22年6月25日東京地方裁判所判決/不当解雇 退職金の法律相談

退職の協力要請に従う代わりに多めの退職金を貰うってこと。あなたの退職が企業にとってメリットになるんだから、自己都合より退職金を多く支払われないと釣り合わないって考え方ね☆彡

会社都合なのに退職届を書かされることがあるって聞くけど、書かなくちゃいけないのかな…?

もし会社から退職願や退職届の提出を求められても断るのよ。企業にはあくまでも自己都合退職の形にしたいって思う理屈があるのね。

会社都合退職の場合はお金を多く貰えるので、これを資金として転職活動に励みましょう。クビはつらいことですが、考え方によってはメリットにもなるのです。

30代でクビになった場合の転職方法

会社都合退職であることを正直に伝える

会社都合退職であっても自己都合退職だなどとウソの経歴を伝えるのはいけません。採用担当は面接のプロなのでウソをついているか見破られます。
だからと言ってすべてをありのままに話すのも考え物。ここで知ってほしいことは、ウソにならない範囲で経歴を工夫して答えることです。

例えば、リストラが原因で退職した場合、リストラされた理由まで正直に伝える必要はありません。例えば業務の縮小による勧奨退職に応じたなどを理由として答えると良いでしょう。

頻度は少ないが前職の調査がされることもあり、「自己都合だ」とのウソがばれた場合は個人の信用問題にかかわる。

「会社都合退職の理由」まで調査されることはまずないから安心して♪
それよりも「志望動機」や「その仕事を志す理由」を前向きに伝えることの方が大切よ☆

年齢相応の実務経験を伝える

30代として、これまで培ってきた経験を武器に求人を探しましょう。同業種や同職種の仕事であれば、働き方や考え方は同じ。自身の強みとアピールすることが一致している場合が多いため転職がしやすいです。

その際、やる気があることや目指している自分になるために必要な仕事・会社であることも伝えると印象がよくなるでしょう。

過去の経験を洗い出し、強みを見つけ出すための「キャリアの棚卸し」について以下の記事で詳しく書いているので参考にしてみてください。

失業手当を活用してスキルを身に付ける

失業手当や退職金を最大限に活用して新たなスキルを身に付けたり、自分のスキルを高めるのも一つの手です。その方法としては、例えば専門学校や職業訓練校に通うこと。資格やスキルを身に付けて転職を有利に進めましょう。

30代から学校に通うことについての詳細はこちらで詳しく解説しています。

学校や訓練校に通えば空白期間の説明にも使えるから、転職までに一度時間をおきたい人にもおススメできるわね♪

持てる手札を存分に使うこと

30代で会社をクビになると精神的に本当にしんどいと思う。立ち直るまでに時間がかかるだろうね。

だけどいつまでも悲しんではいられないわ。不利な状況を逆手にとって転職に励むのよ。
多く支給される失業手当と今まで働いてきた経験素直さそして前向きな考えっていうカードを使って前に進んで行けば必ず明るい未来が待っているわ♪一緒に頑張りましょう☆


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