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新卒がベンチャー企業に就職するメリットは?新卒が後悔しない就職のコツ

新卒がベンチャー企業に就職するメリットは?新卒が後悔しない就職のコツ

「新卒の就職でベンチャー企業は狙い目?」
「ベンチャー企業に行って後悔しないか心配」

就職活動で大企業ではなくベンチャー企業の内定を狙う新卒は少なくありません。

大企業にはないフットワークの軽さや、若手でも出世しやすい環境がベンチャー企業の長所。

本記事では新卒がベンチャー企業に就職するメリット・デメリットやベンチャー就職への向き・不向きについて解説します。

ベンチャー企業に就職したいと考えている新卒の方は要チェックです!

【新卒向け】ベンチャー企業の概要

「ベンチャー企業」「スタートアップ企業」と一口に言っても、社員が数名から数百人、数千人と様々なイメージを持つ方がいるでしょう。

従業員数や事業規模などに明確な定義はありませんが、一般的には下記の条件を満たす企業を「ベンチャー企業」と呼びます。

  1. 「大企業」と比較して社員数が少ない
  2. 設立されてからの歴史が短い
  3. 売上高や総利益が毎年高いペースで伸びている

YOUTUBEやLINEを提供しているのも、短期間で急成長を遂げたベンチャー企業です。

時代を先取りするベンチャー企業に興味を持つ新卒の方は少なくないでしょう。

新卒がベンチャー就職するメリット

  1. 業務範囲や裁量の幅が広い
  2. すぐに高い給与が出る企業もある
  3. 成果があれば自由に働きやすい
  4. 起業に役立つ

業務範囲や裁量の幅が広い

多くのベンチャー企業は人手不足で、業務は常に山積みです。

新卒や若手でも結果を出せば多くの仕事を任され、すぐに昇進できるでしょう。

20代~30代前半から部長クラスを目指せるベンチャー企業も少なくありません。

仕事・キャリアの両面で成長したい新卒にとって、ベンチャー企業は良い環境と言えます。

すぐに高い給与が出る企業もある

日系の大企業には、新卒に対する給与の水準がある程度決まっています。

在籍年数や役職ごとに定められた給与が支給されるので、仕事の成果と給与が比例しない企業も多いでしょう。

ベンチャー企業ではそういった規定がなく、入社1年目の新卒にも高い給与を出す企業もあります

成果があれば自由に働きやすい

基本的にベンチャー企業では、成果を上げるのが最重要課題とされます。

成果さえ上げられるなら、個人の自主性を認める企業も多いです。

会社や他人に迷惑をかけない範囲であれば、ある程度自由に働ける風土があります。

人数が少ない企業なら、社長や役員に直談判するのも難しくありません。

起業に役立つ

起業に興味があり、ベンチャー企業で経験を積むために就職する人も多いです。

予備知識のない状態でいきなり起業をすると失敗しやすく、リスクも高いでしょう。

しかし、大手企業に入ればなかなか経営知識は身に付きません。

起業を本気で考えている新卒は、経営者との距離が近く、スキルを身につけられるベンチャー企業に就職するメリットが大きいです。

新卒がベンチャー就職するデメリット

福利厚生は充実していない

ベンチャー企業は資本を潤沢に蓄えている訳ではないので、福利厚生は整っていない所も多いです。

福利厚生については住宅手当があれば良い方と言えます。

ただし、企業として大きく利益が出れば、施策の一環として今後福利厚生が充実する展望はあるでしょう。

教育環境に期待できない

ベンチャー企業では教育やキャリア形成などの仕組みが整っていない所がほとんど。

新人教育の経験値自体が低く、初めての新卒採用で手探りの教育をする企業も多いです。

新卒がどんな仕事や教育を受けるかは、基本的に全て直属の上司に委ねられます。

人事制度や教育システム、第三者によるサポートの制度等には期待しない方が良いでしょう。

「教えてもらえない時は自分で考えて動く」意識がないと、ベンチャー企業で働くのは苦しいかもしれません。

倒産・買収などのリスクが高い

ベンチャー企業は大手企業や歴史ある企業に比べて、安定性に欠けるのが短所です。

会社が倒産する、他社から買収される、主要メンバーの入れ替わり、経営悪化によるリストラなどは突然起こりうるでしょう。

もちろん業績が悪化してリストラや倒産に至るリスクは全ての企業にありますが、大企業は潤沢な資本や基盤、労働組合などで安定性を高めています。

ベンチャー企業に入る際は、企業が深刻な状況に陥った際の動き方を考えておきましょう

【新卒】ベンチャー就職への向き・不向き

ベンチャー企業に向いている新卒

自ら発言・行動できる
ベンチャー企業ではやるべき仕事を自分で見つけ、 率先して働く人材が重宝されます。
コミュニケーション能力が高い
ベンチャー企業は社内の人数が少ないので、社内外問わずチームで動いて良好な人間関係を築ける人は活躍の場が広がるでしょう。
将来起業を視野に入れている
社員が少ない企業ほど経営陣との距離が近いので、起業に必要な能力を養えます。

ベンチャー企業に向いていない新卒

安定志向
ベンチャー企業は結果に応じて収入を得られる反面、不安定な面も強く、収入が下がる危険性もあります。
手厚い研修を受けたい
「研修制度が整っていない」「そもそも研修制度がない」ようなベンチャー企業は少なくありません。
マニュアル通りに働きたい
ベンチャー企業では体系化されたマニュアルがなく、自力で対応しなければならないような仕事も多くあります。

ベンチャー就職で新卒が後悔するポイント

なかなか成果が出せない

ベンチャー企業では、常に成長と成果を求められます

大企業に比べると使えるリソースは限られ、成果は個人の能力に依存する部分が大きいです。

周囲と比べて成果が出せないと評価も受けられず、苦しい思いをするでしょう。

給料が上がらない

全てのベンチャー企業で、入社した新卒たちの給料が伸び続けるわけではありません。

初任給が高く設定され、成果を出せば給料が上がりやすい企業が多いですが、裏を返せば「成果を出せなければ昇給はない」環境です。

会社の業績が悪い場合、社員の中で成果を上げていても給料アップは難しくなります。

残業時間が多い・激務

人員が少ない企業は基本的に多忙で、どんなに働いても業務は山積みになりがち。

社員数が多い大手企業に比べると、どうしてもベンチャー企業の社員は業務時間が長くなりやすいです。

残業時間が長くなったり、業務時間外でも成果を出す方法を考えざるを得ない企業も多いでしょう。

ベンチャー企業に入社する以上、ある程度の激務は覚悟しておくのをおすすめします。

期待通りの成長ができない

成長できる環境を理由にベンチャー企業を志す新卒は多くいます。

しかし、正確には「成果を出すために努力するといつの間にか成長している」のが正しいかもしれません。

企業側の教育や支援に期待を持っている新卒は、入社後に後悔しやすいです。

裁量権が多すぎる

裁量権の多さはベンチャー企業の魅力ですが、「若手にも裁量権を与えないと仕事が回らない」状況とも言えます。

自由度は高いですが、成果を求める姿勢は大企業以上に強いでしょう。

裁量権があっても何から着手すればいいか分からず、悩む新卒は多いです。

ベンチャー就職をしたい新卒向けサービス

就活エージェントはプロの視点から企業の紹介や書類添削、面接対策などのサポートをしてくれる、就職活動の心強い味方です。

初めての就職活動をする新卒は、新卒者としての強みを活かすためにもエージェントを活用しましょう。

どのエージェントも利用料は無料なので、自分に合ったエージェントを複数社利用してくださいね。

就活エージェント早見表

サービス名 特徴 どんな人に
おすすめ?
Meets Company 採用担当者と直接話せる合同説明会を開催。即日内定の可能性あり 就活を一気に進めたい人
キャリアパーク(新卒) 就活ノウハウメディアを提供中。最短2週間で内定可能。 就活情報を収集したい人
キャリアチケット 25卒以降全ての学生に対応。最短3日で内定可能。 早く就活を進めたい人
キャリアスタート 若手全般に強いサービス。新型コロナ特別支援あり。 幅広く相談に乗って欲しい人
キャリセン就活エージェント 首都圏・関西圏に対応。イベント・セミナーを通年で多数開催 様々なイベントに参加したい人

新卒特化の就活エージェント

Meets Company
就活エージェント
主なサポート対象
主なサポート地域 東京、札幌、仙台、名古屋、京都、大阪、広島、福岡(オンラインは全国可)
支援実績 イベント開催数1000回以上
特徴 2~8社と話せる合同説明会
即日内定の可能性あり
簡単登録
(無料)
キャリアパーク(新卒) キャリアチケット
就活エージェント
主なサポート対象 25卒 25卒
主なサポート地域 東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪 東京、神奈川、名古屋、大阪、福岡
支援実績 年間1000名以上に面談実施 就活相談実績13,000人以上
特徴 最短1週間での内定が可能
就活ノウハウメディアを提供
最短3日内定が可能
企業からのスカウト制度あり
簡単登録
(無料)
キャリアスタート キャリセン就活エージェント
就活エージェント
主なサポート対象 25卒、20代、未経験、フリーター、第二新卒 25卒
主なサポート地域 関東(オンライン面談は全国対応) 首都圏、関西圏
支援実績 1万人の就職・転職を支援 紹介社数1000社
特徴 入社後の定着率92% AI面接対策サービス「RECOMEN」を提供
簡単登録
(無料)

新卒のベンチャー就職には覚悟が必要

ベンチャー企業は、若手であっても努力次第で高い給与やキャリアを得られます。

ハードワークを覚悟して入社すれば、将来に役立つスキルを身につけられるでしょう。

反面、成果主義・実力主義の世界についていけないと感じる新卒も少なくありません。

就職で不安がある方は、新卒に強い就活エージェントを活用するのもよいでしょう。

自分に合ったサービスを活用しながらベンチャー企業の持つ強みと弱みを把握して、後悔しない選択をしてくださいね。


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