派遣社員のWワークがバレるとまずい?安全な収入の増やし方を解説
「派遣社員と他の仕事を掛け持ちしていい?」
「Wワークが会社にバレないか不安」
本業以外にも仕事をして、副収入を得るWワークを選ぶ方は少なくありません。
派遣社員の場合、就業規則等を把握しておけばWワークをしてもOKなケースが多いです。
本記事では派遣社員がWワークをしても大丈夫なのか、判断基準や注意点を解説します。
収入をもっと多くしたい派遣社員の方は要チェックの一記事です。
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目次
登録型派遣なら基本的にWワークが可能
Wワークを禁止する法律は日本にありません。つまり、法的には仕事の掛け持ちが許されています。
正社員採用の場合、「十分な休息を取れず業務に支障が出る可能性がある」「同業他社への情報漏洩の可能性がある」などの理由でダブルワーク・副業を禁止する企業は多いです。
しかし、派遣社員は正社員に比べると、年収や賞与などの雇用条件に不安があるケースも多いでしょう。
派遣社員は派遣会社と雇用契約を結んでいるため、派遣会社がWワークを許容していれば、副業やWワークをしても問題ありません。
副業とWワークの違い
- 副業
- 本業の傍らにプライベートで収入を得ること
- ダブルワーク
- 複数の仕事に対し、同等の労働時間をかけて稼ぐこと
株式やFX、仮想通貨の投資や、Webサイト・ブログのアフィリエイト広告や、サイト制作など、在宅で出来る仕事もダブルワークに含まれます。
そのため、「副業が禁止」とされている会社では投資もNGになる可能性があるでしょう。
Wワークは派遣会社にバレる?
2カ所以上の会社から給与を支給されていると、前年度の所得に対する住民税の通知が自治体から会社に届きます。
住民税が会社が支払った所得よりも多いと、Wワークを隠していてもいずれ会社に知られてしまうのです。
派遣社員の登録形態でWワークの扱いが変わる
Wワークを検討する際、まず重要なのは派遣社員の雇用形態です。
派遣社員には「常用型派遣」か「登録型派遣」の2種類があります。
- 常用型派遣
- 派遣元の会社に常時雇用の正社員として雇用契約を結ぶ働き方
- 登録型派遣
- 派遣先で就労する期間限定で派遣元の会社と雇用契約を結ぶ働き方
常用型派遣
常用型派遣は派遣会社と雇用契約を交わした無期雇用の正社員です。
派遣先の会社の契約期間が終了し、次の派遣先が決まるまでの期間も給与が支払われます。
就労する場所が会社以外の場所になる以外は通常の正社員と同じ扱いなので、会社の就業規則には従わなければなりません。
もし就業規則でWワークが禁止されていれば、Wワークはできなくなります。
登録型派遣
登録型派遣で短時間勤務の場合、Wワークを禁止するケースは少ないでしょう。
フルタイムで契約している場合は制限が設けられる可能性があるので、就業規定について派遣会社に確認したほうがよいでしょう。
派遣がWワークをするメリット
収入を増やせる
毎月の収入が増えると、それだけ生活に余裕が生まれます。
生活費・趣味への出費・将来のための貯金など、好きな用途に利用できる収入が増えるのが、副業をする一番のメリットです。
違う職種を経験できる
Wワークでは本業と全く違う仕事や、好きな仕事に取り組む人も多いです。
この機会を活かして趣味や特技を活かせる仕事・やってみたかった仕事に挑むのも良い選択でしょう。
職場が二つあると、仕事でのミスや人間関係について深く考えすぎず、「いざという時は辞めても大丈夫」と思う心の支えにもなります。
派遣がWワークをするデメリット
精神的・体力的に辛くなる
退勤をしてから次の仕事があると、その分の出勤時間や労力がかかります。
生活リズムが崩れやすいので、精神的、体力的な負担となるかもしれません。
「長期的に無理をせず続けられるか」を鑑みて、Wワークの仕事を選んでください。
自分の時間がなくなる
Wワークをすると必然的に仕事に使う時間が増え、自由時間は少なくなります。
家庭や趣味など、時間を使う優先順位を自分の中で明確にしておきましょう。
派遣がWワークをする時の注意点
必ず派遣会社の就業規則を確認
仕事を掛け持ちする際は必ず、派遣会社の担当者にダブルワークの可否を確認しましょう。
法的な制限はないとはいえ、派遣会社によって規定が異なるため、Wワークに制限があるケースも考えられます。
こまめに報告・相談をすると派遣会社との関係を良好に継続しやすくなるので、確認しておいて損はありません。
労働時間の合計には注意
Wワーク・副業をする際に注意したいのは、1週間で40時間を超えて働くと発生する割増賃金です。
労働基準法38条では、別の事務所でWワークをした場合も、割増賃金の支払いが必要だと定められています。
割増賃金は後から労働契約を締結した事務所が支払うので、面接の段階で事前に労働条件について伝えましょう。
確定申告を忘れない
給料が2ヶ所以上の事業所から支給される場合、自分で税務署に確定申告をする必要があります。
なお、Wワーク先が同一会社での派遣契約であれば申告の必要がありません。
給料の支給が1ヶ所のみの場合、年末調整によって会社側でまとめてもらえるでしょう。
体調管理をする
Wワークによって本業での生産性や勤務態度が悪くなり、待遇が悪化しては本末転倒です。
遅刻や欠勤を避けられるよう、体調管理に注意する必要があるでしょう。
本業・新しい仕事の双方を両立させるために、スケジュールは計画的に立てておくのをおすすめします。
Wワークをしたい派遣社員におすすめのサービス
正社員向けがメインの転職サービスは定時がある求人が多く、副業探しには不向きです。
副業向けの求人を探す際はパート・アルバイト等にも対応した転職サイトを利用しましょう。
現在副業NGの派遣会社で務めている場合、副業を禁止していない派遣会社を選ぶのもおすすめです。
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派遣社員は基本的にWワーク・副業OK!就業規則は要チェック
副収入を得て、生活に余裕を持たせられるのがWワーク・副業のメリット。
雇用条件に不安のある派遣社員が他の収入源を持っておくと、リスク管理にもなります。
派遣社員(特に登録型派遣)の場合、Wワーク自体が禁止されているケースは稀です。
就業時間によっては制限が設けられているケースもあるので、まずは派遣会社の就業規則を確認しましょう。
自分に合った働き方を選んで、安定した生活を手に入れてくださいね。
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